◆BOM~The Battle Of MuayThai~BOM WAVE03-Get Over The COVID-19-
2020年12月6日(日)横浜・大さん橋ホール<第2部>
▼WPMF世界スーパーフライ級&BOMスーパーフライ級Wタイトルマッチ 3分5R×片島聡志 (フリー/WPMF世界スーパーフライ級王者、第3代&第6代WPMF日本スーパーフライ級王者)[判定0-3] ※47-49,48-49,46-50○石井一成(ウォーワンチャイプロモーション/BOMスーパーフライ級王者、WPMF世界フライ級王者、元True4Uフライ級王者、初代KING OF KNOCK OUTフライ級王者、Phumpanmuangミニフライ級王者)※石井がWPMF世界・BOM同級王者に
イッセイはジュニアキック出身で、アマチュアでは14冠王を達成。タイを主戦場に6連続KO勝利を飾り、2017年2月にはTrue4Uフライ級タイトルを高校生で獲得。2017年6月からは『KNOCK OUT』に参戦し、2018年12月、トーナメントを制してKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座に就いた。WPMF世界フライ級王座、BOMスーパーフライ級王座も保持し、那須川天心に対して“西の神童”と呼ばれている。
片島は26勝(4KO)16敗5分と50戦近いキャリアを持つベテラン選手。ムエタイルールを中心に活躍し、2014年5月にWPMF王座を獲得。2016年2月には藤原あらしを破っている。黒星が続くこともあったが2017年8月の『BOM』ではヒジありワンデートーナメントの「WMC日本53.00kg契約トーナメント」で優勝してベテラン健在ぶりを示した。前戦は9月の『RISE』で新鋭の酒井柚樹と引き分けた。
この対戦は当初、片島の保持するWPMF世界スーパーフライ級王座の防衛戦として行われる予定だったが、片島サイドから今年の6月28日に開催された『BOM WAVE01』にてイッセイが獲得したBOMスーパーフライ級のベルトを懸けてくれないかとの打診がBOMにあり、イッセイが承諾したためダブルタイトルマッチとして行われることが決定。
BOMプロモーターの中川夏生会長は「BOMのベルトはムエタイではかなりのレベルの高い選手が保持しています。フライ級に名高・エイワスポーツジム、スーパーフライ級にイッセイ・ウォー・ワンチャイ、ライト級に梅野源治、スーパーライト級にスアキムP.Kセンチャイ、ミドル級に柿沼慶と国内外の最高の選手が獲得してくれている事に誇りを持っています。来年にはタイはもちろん違う国からも招聘する選手が決まっています。今回、早いスパンで防衛戦をしてくれるイッセイ選手に感謝と漢気を感じました。タイの世界王者とBOMの王者が試合をしてくれる。しかもBOMのリングでこの一戦に協力して下さった事に感謝致しております」とコメントしている。
1R、ともにオーソドックス構え。左フックの飛び込みを見せる石井。片島は右ロー。石井は左ローを返しステップを踏む。右ミドルを当てる石井! ともに左奥足ローを打ち合いの中で、右フックを混ぜる石井は右ミドルも! さらに左ボディ、速いステップインで右を突く。しかし片島も巧みな防御でブロック。ジャッジ3者イーブン。
2R、左右ローを前足にこつこつ突く片島。右ローを連打で当てる石井は右フック! 片島の入りに前蹴りでこかす。右を振り左ボディと対角に攻める石井。片島は左ミドル! 左ローと左の蹴りを軸に圧力をかける。石井の左前蹴りをつかみ右で押し込む片島。ジャッジ2名イーブン、1名が石井を支持。
3R、先に圧力かける片島。その前蹴りをつかんでこかす石井も押し返し、左ローの打ち合いから右ヒジを当てる。左ボディの軌道からヒジを打つ石井。さらに右ロー、右ボディストレートと同側の攻撃。片島も右の鋭いヒジを振るが石井はかわす。片島が石井を下がらせる場面も。ジャッジ2者イーブン。1者・石井を支持。
4R、左の蹴りで牽制しながら圧力をかける片島。石井はその入りに右ストレートを当て前へ! こかしから立ち上がる片島に右ストレートを当てて、左フック! ダウンした片島はカウント8まで待って立ち上がる。さらに詰めてのラッシュで右ヒジを振る石井。クリンチ、ヒザに持ち込む片島。バチン! と音を立てて左ローは石井。後半受けに回ったところで片島の右ヒジをもらう。ダウンを奪った石井のラウンドに。
5R、左ハイの連打で詰める片島。ブロックする石井はロープ背に逃げ切り体勢。片島の蹴りの打ち終わりに右で飛び込む。片島の左右に左ミドルを返すと、最後は片島のセンチャイキックもかわしてゴング。
判定は3-0(49-47,49-48,50-46)で4Rにダウンを奪った石井が勝利。WPMF世界スーパーフライ級&BOMスーパーフライ級のベルトを手にした石井はリング上で、「BOMの王者としてこんな試合ですみません。またレベルアップしてここに来ます。次の試合も発表されると思うので、そのときはまた成長した姿を見せられるようにします」と挨拶した。
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▼WMCライト級契約 3分5R×梅野源治(PHOENIX/初代BOMライト級王者、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者、元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者、元WPMF世界スーパーフェザー級王者)[判定0-3] ※47-49, 48-49, 48-50○キヨソンセン・FLYSKYGYM(タイ/FLYSKYGYM/WMCインターコンチネンタルスーパーフェザー級王者、豪州ムエタイ2012王者)
梅野は新型コロナウイルスの影響で4月、9月と試合が中止になり、これが2020年初戦にして最後の試合となる。試合自体も昨年12月の『BOM』でシラー・Y'ZD GYM(タイ)を初回TKOに下して初代BOMライト級王者に就いて以来(梅野によれば今年4つのタイトル戦が中止になったという)。
ファン待望の試合の対戦相手は、WMCインターコンチネンタルスーパーフェザー級王者キヨソンセン・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)に決定。
タイ在住時代はラジャダムナンとルンピニースタジアムで活躍したキヨソンセンはFLYSKYGYMでトレーナーを務めながら日本の試合に出場しているが、そのほとんどの試合で勝利。しかもハイキック、右フック、ヒジ打ちなど多彩な技でのKO勝利が多い。過去9戦を見ても8勝(5KO)1分とその攻撃力の高さが分かる。
2018年10月の『KNOCK OUT』では森井洋介と3分5Rを戦い抜いてドロー。延長戦でKO負けを喫しているが(トーナメントのため公式結果はドロー)、これは森井の対戦相手の欠場を受けて急遽1週間前に出場が決まったもの。
危険なヒジ打ちを得意としており、在日タイ人選手の中では現在考え得る最強の相手だと言えるだろう。2019年6月のBOMでは元・新日本キック協会ライト級王者で現WMCインター王者の石井竜也にも勝利しているキヨソンセン。
梅野が1年間溜めた力と鬱憤を爆発させるか、それともキヨソンセンがその攻撃力で番狂わせを起こすか。注目の一戦となった。
1R、ともにオーソドックス構え。左奥足ローを当てる梅野は左ジャブも。さらに左ロー。キヨソンセンは左前蹴りで距離を取る、最初の首相撲ヒザは互角。梅野の右をかわしたキヨソンセンは右を当て、入りに左フックを当てる。梅野も左ロー。
2R、右ボディストレートは梅野。そして左ミドル! 左奥足ロー。キヨソンセンも右ハイを狙う。跳びヒザを打つ梅野にカウンターの左ヒジはキヨソンセン! 組み際の左ヒジに腰を落とす梅野!
出血で2度のドクターチェック後、再開。右パンチが大きくなる梅野に左ストレートはキヨソンセン! そこに右縦ヒジを狙う梅野。梅野の右目上にはカット以外に内出血の大きなこぶも出来る。
3R、強い左ローを当てる梅野。さらに右ローも。前手を伸ばして梅野の左右をさばこうとするキヨソンセン。クリンチに右ヒジは梅野。しかしそのジャブを傷口に当てるのはキヨソンセン。梅野は右ボディストレートから右フックも大きい。
左奥足ローを当て詰める梅野だが、ジャブの刺し合いは互角。さらに左ストレートはキヨソンセン。組んでは巧みにグローブや頭を傷口に押し付け、ヒザを突き上げる。梅野は右目上から再び多量の出血。
4R、クリンチで両脇差し、ヒザはキヨソンセン。右アッパーは梅野! しかしキヨソンセンは傷口に巧みに左ジャブを連打で当てる。前蹴り、ジャブで梅野の前進を捌くキヨソンセン。梅野は右を振るが大きい。梅野の左から右のバックフィストがかすめるが、キヨソンセンはバックステップ。
5R、詰めるのは梅野。しかしクリンチで浴びせ倒すキヨソンセン。首相撲ヒザも。梅野もヒザを返し振りほどき左ヒジ! ロープ背にジャブ、前蹴りの逃げ切り体勢のキヨソンセン。梅野は右ストレートから左ヒジで飛び込むがバックステップ、スウェイはキヨソンセン。梅野が前に詰めてきたところにスッと頭をかがめてクリンチに入ったところでゴング。
判定は3-0(49-47, 49-48, 50-48)でキヨソンセンが勝利。鬼気迫る怖さも見せた梅野だが今後のプランに暗雲が立ちこめた。
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▼IMCインターナショナル・ムエタイ フェザー級王座決定戦 3分5R○朝陽・P.K.SaenchaiMuayThaiGym(P.K.SaenchaiMuayThaiGym/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者、ルンピニースタジアムジャパン同級王者、ムエサイアム イサーン バンタム級王者、MA日本フライ級王者)[判定3-0] ※50-46, 50-47, 49-47×ジョムラウィー・REFINAS GYM(タイ/REFINAS GYM/元Thailand TV 9chバンタム級王者、元Thailandパタヤスタジアムバンタム級王者)
朝陽は名高、竜哉とともに期待されるエイワ三銃士の一人で、ムエタイスタイルの2人とは違い強打が持ち味の18歳。これまでMA日本フライ級王座、ルンピニージャパン認定スーパーバンタム級王座、ムエサイアム・イサーン・バンタム級王座を獲得。
2019年12月のBOMでIBF&WBCムエタイ世界バンタム級王座に挑戦したが、ぺットチャワリットに判定負けで世界タイトル獲得ならず。2020年2月に一階級上げ、シンウドン・ウッウドン(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級4位)に2R 右ローキックでKO勝利。WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者についた。今回はIMCインターナショナル・ムエタイ フェザー級王座に挑む。
ジョムラウィーは元タイ国9ch&パタヤスタジアム認定バンタム級王者の肩書を持ち、11月22日の『ジャパンキック』で瀧澤博人と対戦したばかり。瀧澤には判定2-0で敗れているが、拮抗した試合を演じた。
1R、ともにオーソドックス構え。ジョムラウィーの左前蹴りを掴んでこかす朝陽。右ローを軸足に効かせる。さらに左の奥足ロー。ジョムラウィーの右ローをチェックする朝陽。左ボディを突き、ジョムラウィーの右ミドルをつかみ軸足を払う。
2R、左ハイから左ボディフックは朝陽。左の奥足ローを効かすと、ジョムラウィーの右ミドルを掴んだまま右ボディストレートを3発! ジョムラウィーの左前蹴りに右を合わせて尻餅をつかせる。ジャッジ2名が朝陽、1名イーブン。
3R、前足に左右ローを集める朝陽。ジョムラウィーの左ジャブには左ミドル。近づけば速い右と出入り。ジョムラウィーは左前蹴りを腹に突く。その前進をいなしてこかすのは朝陽! さらに右ローからワンツーの右でダウンを奪う! 3者10-8で朝陽。
4R、詰めて来たジョムラウィーをこかす朝陽。さらに左ローを奥足に、右ローを前足に強い音を立ててヒットさせる。ジョムラウィーは組んでヒザ。離れる朝陽は右ローを前足に連打! ジョムラウィーの左ヒジを見切るが右ミドルは届く。
5R、行くしかないジョムラウィーは詰めてみせるが、朝陽はさばきながら左ミドル、前蹴りで突き放す。ジョムラウィーの右ミドルを腰を切って威力を殺して掴み右を狙う朝陽。最終ラウンドの逃げ切り体勢のなか、ジョムラウィーも追い切れず。
判定は3-0(50-46, 50-47, 49-47)で朝陽が勝利、IMCインターナショナル・ムエタイ フェザー級王座を腰に巻いた。
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▼BOM 50.00kg契約 3分5R○竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者、WPMF世界同級王者、IBFムエタイ世界105ポンド(47.6kg)級王者、WMC世界ピン級王者、ムエサイアム イサーン ミニフライ級王者、WMO 47kg王者)[1R 1分55秒 KO] ※右ハイ×阿部秀虎(鷹虎ジム)
竜哉は現在ラジャダムナンスタジアムの同階級王者。2019年12月には一階級上のWPMF世界ライトフライ級王座決定戦でペッシラー・MTMアカデミーに敗れ、2020年2月にまさに背水の陣で臨んだウドンノーイ戦で4R 左フックでKO勝ちしている。
阿部はミドルキックを得意とする21歳。戦績は5勝9敗だが5勝のうち4勝がKO勝ち。前回10月のBOMで名高と対戦し、2Rに3度のダウンを奪われてKO負けを喫している。
1R、ともにオーソドックス構え。左ローから入る竜哉は、阿部をロープに詰めると阿部の左にカウンターの右ハイキック! 115秒KO勝ちを決めた。
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▼IMCインターコンチネンタル ミドル級王座決定戦 3分5R×柿沼 慶(ポゴナクラブ/BOMスーパーウェルター級王者、WMCインターコンチネンタルウェルター級王者、WMC日本同級王者)[4R 0分52秒 TKO] ※レフェリーストップ○CRISTIAN JOSEPH(尚武会)
柿沼はスーパーウェルター級らしい強打を武器とする選手で、2018年12月にWMC日本同級王座を獲得すると、翌2019年4月には同インターコンチネンタル王座も獲得。
同年12月には初回KO勝ちでBOM スーパーウェルター級初代王座に就き、2月に念願のIBFムエタイ世界スーパーウェルター級王者決定戦に臨んだが、古豪レック・エイワスポーツジムにTKOで敗れ世界王座奪取ならず。10月のBOMではムエサイアムミドル級王座決定戦をプーパンレックと争ったが、ドローとなった。
対する「CJ」ことクリスチャン・ジョセフはアメリカ人で、現在日本の米軍基地に勤務。アメリカ、韓国で試合経験があるという。
1R、ともにオーソドックス構え。組む柿沼に右ヒジを叩き込む“CJ”は先に圧力をかける。ジャッジ10-10イーブン。1者CJ。
2R、前に出るCJに組む柿沼は首相撲ヒザ。コーナーから出たCJは右ミドル連打! 左の相打ち狙いの柿沼! アゴが上がるも前進を止めないCJはガード固める柿沼に右ヒジ。ワンツー、左ジャブダブル! 出血した柿沼は左を狙うが、右ストレートを当てたCJは右ヒジを突く。3者10-9CJ。
3R、ジャブ&ローで前に出るCJ。柿沼はカウンターの左を当てると大きな左右から左でダウンを奪う! しかし立ち上がるCJは左縦ヒジを下から突き上げダウンを奪い返す! さらに立ち上がった柿沼に左ヒザ! なおも立ち上がる柿沼も大きな左右で応戦もゴング。ジャッジ3者CJに。
4R、出血した柿沼と序盤からスタミナ使ったCJ。勝負のラウンド。右のトリプルから右ヒジ、さらに左ヒジを突くCJ。さらに右ストレートのダブルにガードを固める柿沼は動けず。レフェリーが間に入った。CJが新王者に輝いた。
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▼WMC日本女子ピン級 2分5R○伊藤紗弥(尚武会/第3代WBCムエタイ世界女子ミニフライ級王座、WMC世界女子同級王座、WPMF世界女子ピン級王座、WPMF日本女子同級王座、ワンソンンチャイ・ミニマム級王座)[判定3-0] ※49-48, 49-47,49-47×祥子・JSK(治政舘)
伊藤はジュニアキックで数々のタイトルを獲得。ほぼ男子選手を相手に勝利を収め、あの那須川天心とも対戦している。2012年12月には中学2年生にしてタイでWPMF女子世界ピン級暫定王者を獲得。2014年4月に国内で正式にプロデビューを果たすと、国内外の強敵を相手に快進撃を続けWPMF・WMC・WBCムエタイと女子世界ミニフライ級王座の三冠を制覇。
2018年12月の『KNOCK OUT』で小林愛三に判定負けを喫し、以後はリングから遠ざかっていたが2019年12月の『BOM』で復活。奥脇奈々から大差の判定勝ちを収めた。しかし、2020年2月の『RISE』初参戦ではAyakaに生涯初のダウン&KO負けを喫してしまい、今回は本来のムエタイルールで再起戦に臨む。戦績は17勝(4KO)4敗2分。
祥子はアマチュアで試合を重ね、2012年6月にプロデビュー。出産から約6年間のブランクを経て、2019年1月にリングに復帰した。現在は2人の子どもを育てながら選手として活動するとともに、所属ジムとフィットネススタジオを代表として切り盛り。平岡琴やぱんちゃん璃奈、Ayakaといった強豪たちと拳を交え、タイトルマッチ経験も3度ある。
キャリア的にはベテランだがまだ21歳と若い伊藤が女王復活ののろしをあげるのか、それとも祥子がAyakaに続いて大物食いを果たすのか。
1R、ともにオーソドックス構え。右ローの連打から入る伊藤。祥子も右のローで伊藤のバランスを崩す。2R、ギアを上げた伊藤。祥子の右ローをすかすと右ミドルを当てる。3R、祥子のワンツーに蹴りの距離の伊藤は右ミドルを続けてヒット。近づけば右ヒジ、左テンカオを打ち込む。
4R、早々に右から左のミドルを当てる伊藤。さらに右ストレート、祥子もそこに左を狙う。左の前蹴りは祥子もそこにすぐに右の蹴り返しは伊藤! 祥子のワンツーにサイドに回る。
5R、最後まで動きを止めず詰める祥子に下がりながら蹴り返し、左右ミドルは伊藤。祥子もジャブで伊藤の鼻を赤くさせるが、祥子の入りに伊藤はカウンターの右ヒジも。
判定は3-0で上下に的確に攻撃を当てた伊藤が勝利した。
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▼WMCインターコンチネンタル ミドル級王座決定戦 3分5R○J(TSK japan/初代・第3代WMC日本スーパーウェルター級王者、ルンピニーJapanスーパーウェルター級王者)[1R 1分40秒 KO] ※3ダウン×鈴木清照(ドージョー☆シャカリキ)※松島勲也の欠場により鈴木が急遽出場
1Rに右フックでダウンを奪ったJが、勝機を逃さず左右ラッシュで2ダウンを追加。100秒KOを決めた。
▼BOMバンタム級契約 3分5R○大崎孔稀(OISHI GYM/第2代WMC日本スーパーフライ級王者、J-NETWORK同級王者)[判定2-1] 50-48,48-49,49-48×サンチャイ TEPPEN GYM(TEPPEN GYM/S-1 One Championship 102 Pond、Raja Champion 105 Pond)
ロープを背に前蹴り、ヒジを狙うサンチャイに対し、大崎は詰めて左ボディ、右ミドルをヒット。
▼WMC日本ライト級王者決定戦 3分5R○川原龍弥(北流会君津ジム/WMCスーパーフェザー級 3位)[判定3-0] ※50-48×2、49-48×加藤雅也(TSK japan/WMCライト級6位)※川原が新王者に
WMC日本ライト級王者決定戦3分5Rでは、WMCスーパーフェザー級3位・川原龍弥(北流会君津ジム)とWMCライト級6位・加藤雅也(TSK japan)が対戦。
川原は2018年のJ-NETWORKライト級新人王トーナメントで優勝、8戦無敗の18歳として2019年4月に佐野貴信とWMC日本フェザー級王座決定戦を争ったが、判定で敗れ初黒星。階級を上げて再度タイトル獲りに挑む。加藤は『MuayThaiOpen』や『Bigbang』などに出場してきた。
ともに5R、動きを止めないなか、川原は右ミドルを強打、加藤も左インローをヒットさせるが、川原のミドルが上回り、判定3-0で川原がWMC日本ライト級王者となった。
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<第1部>
▼BOM スーパーフェザー級 3分5R○渡辺優太(P.K.ムエタイジム/元WPMF日本スーパーバンタム級王者、初代WMC日本同級王者、元MuayThaiOpen同級王者、元J-NETWORK同級王者、第3代MA日本同級王者)KO 3R 2分58秒×堀口貴博(WSR三ノ輪/J-NETWORKスーパーフェザー級王者、WMCスーパーフェザー級9位)
▼WMCインターコンチネンタル バンタム級王座決定戦 3分5R○國本正義(命武会/WMC日本バンタム級1位)判定3-0 ※50-46、50-48×2×稔之晟(TSK japan/第5代WMC日本バンタム級王者、MuayThaiOpenスーパーバンタム級王者)※國本が新王座に就く。
▼WMC日本ミドル級王座決定戦 3分5R△大輝・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/WMC日本ミドル級1位)ドロー 判定1-1 ※49-48、49-49、48-49△ブハリ亜輝留(WSR幕張)※王座は主催者預かり
▼WMC日本フライ級王者決定戦 3分5R×天馬(WRS西川口)KO 3R 3分00秒○士門 P.K.SaenchaiMuayThaiGym(P.K.SaenchaiMuayThaiGym)※士門が王座に就く。
▼WMC日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R×梅沢武彦(東京町田金子ジム/第3代WMC日本スーパーフェザー級王者)判定0-3 ※48-49×3○優吾・FLYSKYGYM (FLYSKYGYM/2015年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝、RISEスーパーバンタム級3位)※優吾が新王座に就く。
▼WMCインターコンチネンタル ウェルター級王者決定トーナメント1回戦 3分3R○誠(レンジャージム/第3代WMC日本ウェルター級王者)判定2-0 ※29-28、28-28、29-27×ピィラポン・ストライキングジムアレス(タイ/ストライキングジムアレス)
▼WMCインターコンチネンタル ウェルター級王者決定トーナメント1回戦 3分3R○滝口幸成(チーム滝口)判定3-0 ※30-29、29-28×2×YOUTA(WSR西川口)
▼WMC日本49.00kg契約 3分3R○中野伊織(ウォーワンチャイプロモーション)判定2-0 ※28-28、29-28×2×吏亜夢(ZERO)
▼WMC 日本 フェザー級 3分3R○大翔(WSR荒川)判定3-0 ※30-27×3×Gang-G(ゴリラジム
▼WMC日本56.30kg契約 3分3R○聡之晟(TSK japan)判定3-0 ※30-28×2、30-29×古山和樹(北流会君津ジム)