MMA
レポート

【UFC】117秒、一本勝ちで初防衛に成功したフィゲイレードが史上最短21日間隔の12.12「UFC256」でブランドン・モレノ相手に連続防衛戦へ「フライ級がエキサイトな階級だと分からせる」

2020/11/23 15:11

【プレリム】

▼ミドル級 5分3R
○ホアキン・バックリー(米国/182.5lbs/82.78kg)
[2R 0分18秒 TKO]
×ジョーダン・ライト(米国/185lbs/83.91kg)

◆ホアキン・バックリー

「幸運だと思う。ノックアウトできてとにかくうれしい。忍耐強くいって、チャンスを待った。相手が崩れたタイミングで襲いかかろうとしたんだけど、ハーブ・ディーンがすでに止めに入っていた。第2ラウンド以降は情けをかけるつもりはなかったけどね。常に攻撃性をコントロールしていた。いつも前進するんだけど、同時に考えてもいる。とにかく攻撃性をコントロールすること。それだけだ。いい気分だよ。これで数字が上がるな。宿題をやってきたら、ちゃんと研究してきたら、難しくはないってことを誰でも知っていると思う。向こうは誰のことか分かっているだろうし、1月23日で構わないなら、やろうぜ」

▼ウェルター級 5分3R
○ニコラス・ダルビー(デンマーク/170lbs/77.11kg)
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×ダニエル・ロドリゲス(米国/170.5lbs/77.34kg)

◆ニコラス・ダルビー

「今回の試合はほぼ予想していた通りにいったと思う。ダニエルは口達者な部分があって、それがベストな形で、自分の予想していた通りに展開した感じかな。ハードに追いかけてくるだろうと思っていたし、実際にそうなった。もちろん、フィニッシュしたかったけど、ケージの中で実感したのは80%の満足感。この階級ではガスタンクが大きい方だと思うから、試合を通して同じペースを維持できたと思うし、向こうが落ちてくるのは分かっていたから、実際にそれを感じたし、特に第3ラウンドはそうだった。でも、彼には脱帽だ。すごい試合だった。

 自分には間違いなくトップ15やトップ10で競争していくツールがあると思っている。ケージの中で分かったと思うけど、この半年間の環境ではトレーニングやスパーリングのための移動なんかがちょっと難しかったから、いろいろと調整しないといけない。何人か良いスパーリングパートナーがいるんだけど、もう少しだけ俺をプッシュしてくれる人が必要だ。みんな最高だったけど、ステップアップが必要だ。ただ、それがこの環境では難しいってこと。しっかりやれれば、将来に向けてワクワクすることしかないよ」

【アーリープレリム】

▼ウェルター級 5分3R
○アラン・ジョバーン(米国/170.5lbs/77.34kg)
[判定3-0] ※30-27×3
×ジャレッド・グッデン(米国/171lbs/77.56kg)

▼ミドル級 5分3R
○カイル・ドーカス(米国/185.5lbs/84.14kg)
[判定3-0] ※30-27×2, 30-26
×ダスティン・シュトルツフス(米国/184.5lbs/83.69kg)

カイル・ドーカス

「勝ちは勝ちだ。パフォーマンスはすごくなかったけど勝利した。それが一番大事なこと。相手がかなり足をロックしてくることは分かっていたし、これまでの試合を全て見てくれたら分かるように、自分はいろいろな種類のレッグロックを受けてきたように思う。レッグロックに備えた練習をしたけど、試合では一瞬の判断だ。相手が仕掛けてきて抑え込まれたけど、うまく逃げ切れたから良かった。試合がどのように進むかは、そこで決まった。来年早々に試合に出てもいい。戻ってきて、ケガをせず、常に上達したい。上達するには十分な時間が必要だ。飛び込みで直前の試合を引き受けたくない。いつでも8週間のキャンプを経て向上する。それが自分にとってはパーフェクトだ」

▼ウェルター級 5分3R
○サーシャ・パラトニコフ(香港/170.5lbs/77.34kg)
[3R 2分27秒 TKO]
ルイス・コシ(米国/170lbs/77.11kg)

◆サーシャ・パラトニコフ

「最高の気分だよ。今の気持ちを表現するのは難しい。いろいろな感情が混ざりあっているけど、ここにいることができて嬉しいし、結果が出せて本当に満足している。世界中のファンのみんなが試合を楽しんでくれていたらいいな。自分はUFCの中でも、特にこの階級では最もテクニカルなファイターの1人だと思う。この試合は2週間前にオファーを受けて、コロナ(関連の対応)を終えたところだった。2週間ずっとトレーニングせずに隔離されていたんだけど、そうしたら、電話がかかってきたから“やろうぜ”と言ったんだ。

 フルキャンプで練習できれば、トップに本気で挑めると思っている。みんなテクニックが大好きだし、自分はずっと格闘家として生きてきた。UFC以外、それを示すのに最適な場所は存在しない。これはあくまで自分のポテンシャルの一部にすぎない。自分の人生の中でずっと構想してきたプロジェクトなんだ。UFCの誰を相手にしてもやっていけると思っている。機会さえ与えてくれたら、MMAで一番のジムと言えるシンジケートMMAのオーナーで、自分のメンターでもあるジョン・ウッドをはじめ、コーチたちと一緒にがんばって、やっていけるはず。喜んで試合をするし、前進し続けたい」

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