キックボクシング
レポート

【ビッグバン】城戸が判定勝ちで「10周年記念興行」を締める、駿太防衛、谷山俊樹が明戸下す<第2部>

2020/11/08 17:11

▼第7試合 セミファイナル 64kg契約 3分3R
○谷山俊樹(谷山ジム/WKA世界スーパーライト級王者)
[判定2-0] ※30-29×2,30-30

×明戸仁志(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

 谷山は学生キックを経て、2008年3月にプロデビュー。Bigbang以外にもK-1やKRUSHで活躍し、これまでWBKF王座のほか、WKA世界スーパー・ライト級、初代Bigbangスーパー・ライト級、ISKAインターコンチネンタル63kgなどの王座も獲得。戦績は31勝(9KO)10敗2分のベテランだ。

 明戸は空手仕込みのハイキックや後ろ廻し蹴りを武器に、平塚大士、剣闘士“俊”、島野浩太朗に勝利するも、その後はまさかの5連敗。2018年8月に剣闘士“俊”との再戦に延長戦で勝利したが、2018年11月に“バズーカ”巧樹に敗れ、2019年5月の林将多戦では延長戦の末に判定勝ち。戦績は10勝(4KO)11敗。

 1R、左ミドルと前蹴りを蹴り分け自身の距離にする谷山。明戸はワンツーから左ミドルも谷山の蹴り足を掴んでの攻撃にイエローカードが出される。

 2R、右跳びヒザから詰める谷山に、明戸はワンツーから右ボディーに繋ぐ。谷山の左右は防御もヒザに下がる場面が多くなる。明戸の左に右をかぶせる谷山! 押し込む場面が多くなる両者。

 3R、詰める谷山は左右からヒザ蹴りと明戸の距離を作らせない。ロープまで詰める谷山は左右連打。ロープを背になる明戸は左目尻から出血。離れ際に左ハイもブロックされる。接戦の判定は前に出て手数を出した谷山が勝利。

 試合後、谷山は「しょっぱい試合ですみませんでした。しっかり仕上げてきたんですけど明戸選手気持ちが強くて、格闘技は難しいなと思いました。また頑張ります。応援、よろしくお願いします」と挨拶した。

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