2019年5月12日(日)にニューピアホールで開催される『DEEP 89 IMPACT』の追加対戦カードが下記の通り発表された。
元DEEP2階級王者(バンタム級&フェザー級)の大塚隆史が、現PXCバンタム級王者トレヴィン・ジョーンズ(グアム)と対戦する。
初来日のジョーンズは、MMA11勝6敗。現在PANCRASEで活躍中で山本美憂のコーチも務めるカイル・アグオンにPXCで2勝1敗と勝ち越している強豪だ。
2016年11月のアグオン戦のスプリット判定勝利後は、韓国のTFC、ロシアのACB・ACAで戦い2勝2敗。前戦はACAでロシアのメディ・バイドュラエフを相手にギロチン・チョークで勝利している。
サウスポー構えで、PXC時代にはケージに詰めての大きな打撃・ヒジ打ち等を見せていたが、近年のACAでは対戦相手に合わせてしっかり距離を保ち、カウンターのギロチンで一本勝ちするなど、クレバーな試合運びが特徴的だ。後半にも強いスタミナを持ち、アグオンのケージレスリングにスイッチからのバック、横三角絞めを見せるなど、組み技においても切り返し技を得意としている。
12月のDEEPで赤尾セイジを相手にケージレスリングできっちり判定勝ちしている大塚にとってはワールドクラスの実力を再び示す機会となりそうだ。
また、フェザー級では2018年11月の「PANCRASE301」で近藤孝太に勝利後、2019年1月に台湾「Way Of The Dragon Championships 3」でマルシオ・セザールに判定勝利していたK-Clannの牛久絢太郎がDEEP初参戦。ジョーンズと同じグアムのザック・ベナベンテと対戦する。ベナベンテはPXCでギロチンチョークで1勝の記録が確認できるのVida BJJ所属選手だ。
さらに、RIZINで那須川天心と激闘を繰り広げた元アマチュアボクシング5冠の藤田大和(MMA1勝2敗)が2019年3月の鮎田直人戦に続き、連続参戦。前戦で藤田は鮎田に打撃の間合いを潰され、抑え込まれて判定負けを喫しており、再起戦でMMA戦績を五分に戻したい。
対するトイカツ道場の森脇公三は元自衛官。第15回アマチュア修斗関東選手権3位で、第23回全日本アマチュア修斗選手権出場者。2017年12月には中国「WLF W.A.R.S. 20」に出場し、三角絞めで一本勝ち。福岡県出身で九州柔術選手権準優勝などの実績もあり、組み技も得意とする。
【追加対戦カード】
▼DEEPバンタム級 5分3R大塚隆史(T GRIP TOKYO)トレヴィン・ジョーンズ(Vida Brazilian Jiu-Jitsu)
▼DEEPフェザー級 5分3R 牛久絢太郎(K-Clann) ザック・ベナベンテ[Zach Benavente](Vida Brazilian Jiu-Jitsu)
▼DEEPフライ級 5分2R藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)森脇公三(トイカツ道場)
【既報カード1】
▼DEEPフェザー級タイトルマッチ 弥益ドミネーター聡志(王者/team SOS) DJ.taiki(挑戦者/パンクラスイズム横浜)
▼DEEPバンタム級 5分3R水垣偉弥(Sonic Squad) 昇侍(トイカツ道場)
【既報カード2】
▼DEEPバンタム級 5分2R北田俊亮(パンクラスイズム横浜)城田和秀(NEXUSENSE)
▼DEEP KICKルール 55kg以下 3分3R堀尾竜司(TRY HARD GYM) 内藤凌太(ストライキングジムAres)
▼DEEP JEWELS 49kg以下 5分3R 古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)樋田智子(カルペディエム福岡)
▼DEEPフェザー級 5分2R神田コウヤ(パラエストラ柏) 加藤貴大(BRAVE)
▼DEEPライト級 5分2R 岸本篤史(BRAVE)我妻慎太郎(スタートゲートスポーツジム)
▼DEEPフライ級 5分2R石神保貴(EX FIGHT)曽我英将(ALLIANCE)
▼DEEPウェルター級 5分2R涌井忍(和術慧舟會HEARTS) 嶋田伊吹(Fight Holic)
▼DEEPバンタム級 5分2R成嶋りょう(夕月堂本舗)松丸息吹(パラエストラ千葉)