匡志YAMATO(右)が左ミドルで鮮やかなTKO勝ちでメインを飾った (C)ホーストカップ
「HOOST CUP KINGS OSAKA 5」DAY FIGHT
2020年10月18日(日)エディオンアリーナ大阪第2競技場
▼ダブルメインイベント(第8試合)HOOST CUP 72kg契約 3分3R延長1R
〇匡志YAMATO(大和ジム/NJKFスーパーウェルター級王者/HOOST CUP日本EXミドル級王者)
TKO 1R 2分26秒 ※左ミドルキック
×剛王(TEAM GHO/GLADIATOR武士道ミドル級初代王者)
昨年名古屋大会で難攻不落の王者チューチャイを破り、NJKFタイトルに続き2冠王となった匡志YAMATOが、ベテラン選手の剛王と対戦。
1R開始早々、左ミドルを強打する匡志に対し、剛王は空手スタイルの構えで強打のストレートの機会をうかがう。ロー、ミドルを放ち、頭を振って剛王の狙うワンツーをよける匡志YAMATO。
途中、剛王のワンツーと匡志の蹴りが激しく交差するが、匡志のテンカオがクリーンヒットしダウンコール。再開するが匡志のワンツー、左ミドルにまたも剛王がダウンしてレフェリーストップ、匡志YAMATOのTKO勝利となった。
▼ダブルメインイベント(第7試合)NJKFウェルター級(66,68Kg)王座決定戦 3分5R
〇洋輔YAMATO(大和ジム/NJKFウェルター級1位)
判定3-0 ※50-46、50-45、49-46
×佐野克海(拳之会/NJKFウェルター級2位)
※佐野は体重超過(1.8kg)により減点1、グローブハンディでのスタート
老舗団体NJKFのタイトルマッチがHOOST CUPにて行われた。
佐野克海が前日計量にて契約体重を超過し(1.8kg)グローブハンディ10オンス、1点減点からのスタートとなる。
長身サウスポーの佐野に対し、洋輔はしっかりガードしながら、右ロー、右ミドル、右ストレートを狙う。洋輔の左フックをかわし佐野がカウンターの右フックをクリーンヒットしグラつかせるが、立て直し首相撲の展開になると洋輔のペース。スタミナをもぎとる。
佐野も一発を狙って長身からのパンチを振るい、ヒヤッとさせるが洋輔がうまくクリンチし首相撲でスタミナを奪う。
3R以降、スタミナの切れた感のある佐野を洋輔のパンチからのローが襲うが、クリンチの展開で封じるとまたも洋輔の首相撲が勝る展開が続く。
最終Rに入ると洋輔の攻撃がヒートアップし、パンチの打ち合いでも勝りはじめる。構えているのがやっとという状態の佐野に洋輔の攻撃が容赦なく続き、フルマークの判定勝利で洋輔YAMATOがNJKFウェルター級新王者となった。