コーカー代表「バンタム級は最も手強い階級の一つになった」
Bellatorのスコット・コーカー代表は、CBSスポーツに「マゴメドフとの契約を非常に楽しみにしている。私のチームと私はトップの新進気鋭のファイターを探し続けており、マゴメドフはこのスポーツの世界チャンピオンになる可能性を秘めている。バンタム級は最も手強い階級の一つになった。マゴメドフは最近、バンタム級で新たに契約したブレット・ジョンーズ(元UFC)、ジャレッド・スコギンズ(元LFA)、ジェイロン・ベイツ(9戦無敗)らとともに、今後何年にもわたって非常に素晴らしい試合をするだろう」と期待を語っている。
Bellatorバンタム級は、堀口恭司(ATT)が返上したベルトを巡り、9月の王座決定戦でパトリック・ミックスに判定勝利したフアン・アーチュレッタ(米国)が新王者となり、リッキー・バンデハスを下したセルジオ・ペティスが次期挑戦権を得ている。さらにジェームズ・ギャラガー、レアンドロ・イーゴ、エドゥアウド・ダンタスら強豪がひしめいている。
また、新王者を巡り、大晦日に対戦予定の堀口と朝倉海(トライフォース赤坂)がともに対戦を呼び掛け、アーチュレッタもそれに応じるなど、日本勢にとっても「世界」と繋がる階級だ。海外報道では、コーカー代表は、「堀口もしくは朝倉海と戦わせるために、日本にファン・アーチュレッタを送り込んでもいい」と発言しているという。
群雄割拠のバンタム級で、UFCでは10月に当時1位のマルロン・モラエスと、4位のコリー・サンドヘイゲンが対戦し、サンドヘイゲンが右後ろ廻し蹴りでモラエスを2R TKOに下すなど、苛烈な戦いが繰り広げられており、コーディ・ガーブラント、ショーン・オマリーといったタレントも揃っている。
そして、現在の1位には佐々木憂流迦と同門のアルジャメイン・スターリングがランクし、12月12日の「UFC 256」でピョートル・ヤンとのタイトルマッチが決定している。