キックボクシング
レポート

【RISE】自称“岡山の神童”平野凌我がベテラン津田鉄平とのタフファイトを延長戦で制す

2020/09/20 15:09



▼セミファイナル(第5試合)スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
×虎二郎・FLYSKYGYM(FLY SKY GYM/RISEフェザー級11位、2019年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝)
反則 2R 1分38秒
〇小出龍哉(TEAM TEPPEN/新空手K-2 GRAND PRIX 2018中量級準優勝)


 虎二郎はムエタイベースのファイターで現在RISEフェザー級6位の門口佳佑とも引き分けている。前戦は2019年9月の大澤辰徳戦でノーコンテスト。戦績は3勝(1KO)1敗2分1無効試合。


 対する小出はアマチュア時代に数々の豪快KOを量産し、2018年11月にプロデビュー。プロに昇格後は2連敗と結果は振るわなかったが、前戦の2019年11月の『DEEP☆KICK』では得意のパンチで初回KO勝ち。プロ初勝利を飾っている。


 1R、サウスポーの小出が開始直後の左ミドルからの左ストレートでダウンを奪う。しかし、虎二郎はすぐに体勢を立て直し、左ボディストレートから前へ出てきた小出に右ストレートのカウンターでダウンを奪い返した。


 2R、左ストレートで小出がグラつかせれば、虎二郎も左フックでグラつかせる。お互いのパンチが当たる中、虎二郎は右フックでダウンさせるが、ダウンさせた後にも攻撃を加えてしまい、ダウンではなく減点に。


 ドクターチェックの後、虎次郎が2度にわたって倒れた小出に攻撃を加えたため、小出が試合続行不可能で反則勝ちとなった。
 
▼第4試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
×畠山 岬(KING BEE/2017年RISING ROOKIES CUPフェザー級準優勝)
判定0-3 ※28-30、28-29、28-30
〇山元剣心(FAITH/2018年KAMINARIMON全日本大会?60㎏級優勝・大会特別賞)


 畠山は勝ちと負けを繰り返して2勝2敗の戦績、山元は1勝1敗。


 1R、サウスポーの山元は左ミドル主体、畠山は右ミドルを蹴り返しつつ、パンチが当たると一気にまとめる。


 2Rも山元は左ミドル、前蹴り、近づいたらヒザ蹴りと徹底的に蹴り。畠山は打ち合いにもっていきたいようだが、接近しても単発に終わる。


 3Rも距離をとって戦う山元に畠山も近寄ることが出来ず、接近戦になると山元はボディへパンチを連打する。最後は山元が打ち合いに行き、畠山も左右フックをヒットさせて終了。終始ペースを握っていた山元の判定勝ちとなった。

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