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【REBELS】ぱんちゃん璃奈、朝倉海と交わした約束「一緒にベルトを巻いてゴング格闘技の表紙を飾ろうって言って貰った」

2020/08/18 05:08

気持ちの勝負はしない。テクニックと冷静さで勝つ

 REBELS-BLACK(ヒジなしルール)女子46kg級初代王座決定戦で対戦するのは、日本トップクラスの実力者、MISAKI。ぱんちゃんの3倍の試合キャリアを誇り、イリアーナ・バレンティーナら世界の強豪選手との対戦経験もある。

「今回、MISAKI選手が挑戦者みたいになっているんですけど(苦笑)。キャリアが全然違いますし、私の方が挑戦者です。MISAKI選手に『手ごわい相手』と言われるんですけど、彼女は最近、強い選手と戦ってきているので、私が一番楽だと思うんです」


 MISAKIの発言に対して、思うところもあるという。

「MISAKI選手に『何も勝ててない』とか『グラビアアイドル』とかも言われて、あんまりいい気持ちはしないです(苦笑)。私はリング以外で勝負してるつもりはないので『リングだけでも勝たないと』と言われても、プライベートのことはどうでもいいので、私はリングでしっかりと勝ちたいです」

 MISAKI攻略の作戦はすでに出来ている。


「今までは、リーチとフィジカルで勝ってきたんですけど(鈴木秀明)会長には『それだけでは勝てない相手だよ』と言われています。
 私も、どっちかというとMISAKI選手のように気持ちで前に行っちゃうタイプなんです。もちろん気持ちは大事なんですけど『頑張るぞ!』という気持ちで前に出るとテクニックを潰してしまう。会長に『違う、違う!』と言われて、頑張ってテクニックで戦う練習をしてきました。
 MISAKI選手の気持ちは世界トップ。でも、彼女が最後の最後にイリアーナ選手や女神選手、寺山(日葵)選手に勝てないのはそこなのかな、と思うので。テクニックとか冷静さでMISAKI選手に勝って、後に続きたいです。
 本当は気持ちで行きたいんですけど。前に行って、すぐに打ちたくなるんですけど(苦笑)」


鈴木会長「気持ち対気持ちの勝負になると、幕下と大関くらいの差がありますよ。MISAKI選手はそういう勝負に巻き込んでいくインサイドワークがあるので、がむしゃらにやって勝てる相手ではないです。自分が楽しんで、MISAKI選手が焦るのが最高の筋書き。ぱんちゃんが『楽しい』と思ってやれればいいと思うし、今回はターニングポイントになる試合ですね」

 ぱんちゃん自身、大一番を前に手ごたえを感じている。

「勝てる、ってすごい自信がある日と、こんなんでいいのかな、と不安に思う日の繰り返しです。ただ、1週間ごとに動きが良くなっているので、試合でいかに会長に言われてきた動きが出来るか、です。
 もちろん、MISAKI選手がすごく強いと分かった上で、やっぱり勝ちたいし、会長に言われた通りにしっかりと動ければ勝てると思うので。いかに試合でそこまで持っていけるかどうか」

 ぱんちゃんには、ベルトを巻いてやりたいことがある。

「朝倉海選手とYouTubeの撮影をした時に『一緒にタイトルマッチで勝って、おたく(海ぴょん)とメイドでベルトを巻いてゴング格闘技の表紙を飾ろう』って言って貰ったんです。朝倉海選手がチャンピオンになったので、私も頑張ってメイドチャンピオンになります(笑)。チケットは完売してしまっているんですけど、ツイキャスの生配信があるのでリモートでの応援をよろしくお願いします」

文・撮影/茂田浩司


(写真)オタクの海ぴょんとメイドのぱんちゃんがお互いのYouTubeチャンネルでコラボした(KAI Channelより)

(プロフィール)
ぱんちゃん璃奈(りな)
1994年3月17日、大阪府豊中市出身。26歳。
STRUGGLE所属。身長164㎝。
戦績:7戦全勝(1KO)

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