▼メインイベント(第6試合)日泰国際戦 67kg契約 3分3R
×モトヤスック(治政館/ジャパンキック ウェルター級王者)
判定0-3 ※28-30、28-30、29-30
〇ジャクチャイ・ノーナクシンジム(タイ/ノーナクシン/WMCインターナショナル ウェルター級王者、元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位)
1月大会で同門の政斗と初代王座決定戦を争い、王者となったモトヤスック。今春、高校を卒業して大学生となっての王者第一戦に臨む。
1R、ジャクチャイはベルトラインのローブローすれすれの部分を狙っての前蹴り。体格的に上回るモトヤスックと果敢に打ち合う場面も見せるが、モトヤスックのフックはかわす。首相撲ではヒジを軽く当てるなどうまさを見せた。
2R、右ミドルと右ローで攻めるジャクチャイにモトヤスックが右ミドルからの右フックで反撃するが、ジャクチャイは左ヒジを合わせてカットを奪う。ドクターチェック後、試合再開。ジャクチャイはヒジでモトヤスックの傷を狙う。
3R、モトヤスックは前へ出て左フックをクリーンヒットさせ、ジャクチャイは左ヒジ狙い。ジャブと前蹴りで逃げの体勢に入るジャクチャイだが、モトヤスックは逃さず前へ出て右フックを当てに行く。ジャクチャイは右ミドルで応戦。モトヤスックの追い上げは及ばず、判定3-0でジャクチャイの上手さの勝利となった。
▼セミファイナル(第5試合)ジャパンキックvsNJKF交流戦 57.5kg契約 3分3R
〇瀧澤博人(ビクトリージム/元新日本キック バンタム級王者、ジャパンキック フェザー級1位)
TKO 2R 2分33秒 ※ヒジによるカット→ドクターストップ
×小田武司(拳之会/NJKFフェザー級1位)
瀧澤は3連勝と勢いに乗っていたが、1月大会でペッワンチャイの強打の前にTKO負け。今回が再起戦となり、NJKFのトップランカーである小田と対戦する。小田は国崇からも指導を受ける20歳の若手期待の選手。
1R、前に出る小田に左ミドルを連発する瀧澤。小田はローを蹴っていくが瀧澤のバックステップで当たりは浅い。ジャブを突いて距離を取り、接近すると組み付いてヒザを蹴る瀧澤。
2R、瀧澤のジャブ、ミドル、ヒジのけん制になかなか入り込めない小田。瀧澤は縦ヒジで眉間をカットして流血に追い込む。徹底してステップを使ってのヒット&アウェーの瀧澤。ドクターチェックが入り、ここでストップ。瀧澤がTKO勝ちで再起を飾った。