【プレシミナリー】
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▼150ポンド契約→キャッチウェイト 5分3R
○アダム・ボリッチ(ハンガリー)150.2lb/68.12kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×マイク・ハメル(米国)154.6lb/70.12kg ※体重超過
2020年1月のフェザー級ワールドGP準々決勝でダリオン・コールドウェルのリアネイキドチョークに敗れ、14連勝がストップし、初黒星を喫したボリッチ。今回が再起戦となる。対するハメルはMMA7勝3敗。LFAに出場も3つの黒星を喫している。もともとキャッチウエイトの試合だったが、計量でハメルは体重超過。
1R、ジョン・クラウチを師匠に持つハメル。ヘンリー・フーフトが師匠のボリッチと組みと打撃のコントラストの両者。ともにオーソドックス構え。右ローを打つボリッチにハメルはダブルレッグテイクダウン。金網背に上半身は立てるボリッチは、ハメルが外に出した頭を右手で抱えるが、ハマルは右足をヒザ上に乗せて支点を作らせない。しかし、ボリッチも足を戻すとスタンドに。
オーソから左ローを当てるボリッチ。ハメルは再びダブルレッグテイクダウン。上半身は立てるボリッチは頭を押さえて、右腕で頭を抱えると左で差して立ち上がる。
2R、サウスポー構えにスイッチしたハメル。そこにボリッチの右ローがローブローに。インターバルから再開。同じくサウスポー構えで詰めるハメルに鋭い右ハイを打ち込むボリッチ。ガードするハメルは前に。右を振って詰めて組みに行くが、両脇を差したのはボリッチ。体を入れ替え、押し込むがハメルも突き放す。
オーソドックス構えに戻したハメル。ボリッチのストレートをかわして懐に入るが、跳ね返すボリッチ。サウスポー構えから飛び込んでの右当てるハメルは跳びヒザも。ボリッチも距離を保ち、右の蹴りを放つ。
3R、サウスポー構えのハメル。ボリッチの右の攻撃をよけながらダブルレッグに入るが、差し上げ体を入れ替えたボリッチ。体を放すと右ミドル! 効いたか詰めるハメルは組みに。差し上げるボリッチは金網背にハメルの頭を下げさせると右ヒザ! さらに右ヒジを打つ。
オーソドックス構えから互いにジャブの刺し合い。ハメルの跳びヒザを跳んで迎えうってバランスを崩したボリッチが下に。その立ち上がり際にバックを狙うハメルだが、このピンチに足をかけさせず正対するボリッチ。右フックはハメル。右ミドルはボリッチ。互いに右を打って、ゴング。
判定は2-1(29-28×2, 28-29)のスプリットでボリッチが熱戦を制した。