MMA
レポート

【Bellator】チャンドラーがBellator最終試合でベンヘンに1R KO勝ち

2020/08/08 00:08

▼ライト級 5分3R
○マイルズ・ジュリー(米国)155.6lb/70.57kg
[判定2-1] ※30-27,27-30,29-28

×ジョージ・カラキャニャン(米国)155.5lb/70.53kg

 ライト級からフェザー級、Bellatorで再びライト級に戻したジュリー。前戦でフェザー級からライト級に上げたカラキャニャン。

 1R、ともにオーソドックス構え。圧力をかけ右ローを当て、右フックを振るカラキャニャン。かわすジュリーは、左ローから左フック。右で差したカラキャニャンは金網詰めてダブルレッグへ。しかしジュリーも左で小手に巻き差し上げ突き放す。

 右ローを当てるジュリー。カラキャニャンは左右を振って再び金網まで詰めるとダブルレッグへ。しかしここも左で小手に巻き突き放したジュリーが体を入れ替え離れる。右をヒットさせて前に出るカラキャニャン。

 2R、ジュリーのパンチに右ローを合わせるカラキャニャン。じゅはサウスポー構えから左三日月蹴り! 右前蹴りも当てて左ヒジを狙う。さらに左インロー。カラキャニャンの入りに縦ヒジを狙う。左右の細かいボクシングで詰めるカラキャニャン。四つに組み、右の鉄槌をジュリーの左腿に打ち下ろす。

 サウスポー構えから詰めるジュリーは組み手争いからテンカオ! しかしカラキャニャンもシングルレッグで引き出しながら離れ際に右オーバーハンド。さらにダブルレッグからスタンドバックに。正対するジュリーは左で差して体を入れ替えると、カラキャニャンはシングルレッグからダブルレッグを仕掛ける。これを金網背に立ったまま防ぐジュリー。

 3R、前に詰めるのはカラキャニャン。前手争いから右ヒジを振るジュリー。左で差して押し込むが、体を入れ替えたカラキャニャンがダブルレッグテイクダウン! しかし抑え込むことは出来ず、立ち上がるとジュリーが打撃で前に。さらにシングルレッグも。ここにカラキャニャンはギロチンチョークへ。クローズドガードに入れるが、背中は金網。頭を抜いたジュリーが、上からパウンド。肩固め狙いは防いだカラキャニャンが金網背に立ち上がったところでゴング。

 判定は割れて、30-27,27-30,29-28のスプリットで、的確な打撃を当てたマイルズ・ジュリーが接戦を勝利した。

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