2020年7月21日(火)東京・後楽園ホール『Krush.115』の前日計量&記者会見が、20日(月)都内にて13:00より行われた。
第5試合の第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント準決勝で対戦する、MOE(若獅子会館)は44.4kg、チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)は44.9kgでリミットの45.0kgをパス。その後の会見に臨んだ。
17歳で最年少の“JKクラッシャー”MOEは「今回トーナメントに選んでいただいてありがとうございます。勝つので応援よろしくお願いします」、元・幼稚園の美人先生チャン・リーは「今回このようなトーナメントの一人に選ばれたことを光栄に思います。準備はしてきたので明日はそれを出すだけです」と、それぞれ挨拶。
改めてお互いの印象を聞かれると、リーは「MOE選手は格闘技としての経験も私より豊富だし、テクニックもスピードもあるなって。前にやった試合を生で見たことあるけれど気持ちの強い選手だと思っています」、MOEは「戦い方が奇麗で気持ちも強くて、ずっと打ってくるスタミナのある選手だと思っています」とそれぞれ評した。
今回の試合へ向けての練習について、リーは「この期間にできることをやってきて勝てる練習をしてきました」、MOEは「チャン・リー選手に勝つ練習、自分が今まで苦手やったことを直す練習をしてきました」と、共に相手の対策は十分な様子。
決勝で戦いたい相手を聞かれると、リーは「過去に2人ともやって負けているので、どっちが来てもリベンジマッチ。楽しみです」、MOEは「どっちがいいかは特にないけれど、どっちが来ても勝てるように練習します」と、お互いに菅原美優と優のどちらでもいいと答えた。
最後にリーは「やってきたことを全てぶつけて楽しんで、発表会って感じで披露したい。私がベルトを巻くシナリオもできています」と自信たっぷりに意気込む。対するMOEは「出場選手の中で顔では負けていると周りに言われるので、一番目立つ試合をします」と言ってみんなを笑わせた。
会見に同席した石川直生エヴァンジェリストは「今のKrushの女子に求められているのは、男子と並んでもそん色のない試合をしてくれることだと思っています。高梨knuckle美穂選手、KANA選手はそれをしっかりと示してくれている。この4人は激しい試合をしてきてくれているし、そのポテンシャルがあるからこそエントリーしている。タイトルが懸かる試合になると選手は無意識に意識が変わっていく。そういうことに向かってきてくれた4人なので勝利して存在感とそれぞれの個性を爆発させてくれることを期待しかしていません」と、トーナメントに出場する女子4選手に期待を寄せた。