(C)ONE Championship
2020年4月18日(日本時間19日)ONE Championshipが『ONE World:Together At Home』と提携し同番組をストリーミング配信した。
ONEのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長は、今回のライブ配信についてFacebookで、「『Together At Home』は、COVID-19との戦いのための資金調達を支援し、世界中の人々に家にいて、家の中にいて、社会的な距離感を保つことを実践することを促すために、非接触コンサートとオンライン・コンテンツのシリーズです。
この取り組みの一環として、ONE Championshipは、真新しいオンライングッズストア「ONE.SHOP」の純収益の10%を世界保健機関のCOVID-Solidarity Fundに寄付し、COVID-19との戦いを支援するために、患者、医師、看護師、その他の最前線の医療従事者のための援助、PPE、重症医療、マスク、手袋、検査などの必要な物資を提供します。
世界中のみんなが今苦しんでいます。でも、忘れてはいけないのは、私たちは、みんなが一緒に戦っているのです。誰ひとり孤独ではない。いろんなカタチで、この悲劇的な経験が、人類はひとつ(”ONE”)であることを、改めて教えてくれています。私たちみんなが、愛しあい、笑い、泣き、夢を見る。私たちは常にお互いに、親切でありましょう、共感し、思いやりの心を持ちましょうう。手をとりあいましょう。家に留まりましょう。団結して立ち上がりましょう。みんなで、私たちは何でも乗り越えられるのです」とのコメントを発表。
さらに16日には、「世界を癒し、flatten the curve(※感染者表のカーブをなだらかにすること)するための重要なムーブメントの一端を担うことを誇りに思います。Global Citizenとともに仕事ができることは、常に特別に名誉なことです。特に今の世界的な状況では、私たち全員が本当に変化をもたらすことができます。ONE Championshipは世界最大の格闘技団体として、室内での生活の負担を軽減するためのお手伝いをさせていただきます。皆さんがONE Championshipのスーパースターたちと一緒に楽しい時間を過ごせることを願っています」と発表していた。
そして19日、ファイターたちからも「ONE Championship Superstars Unite For One World: Together At Home」でそれぞれのメッセージが配信された。
配信後、チャトリCEO兼会長は、今回のWHO(世界保健機関)とGlobal Citizen主催のプロジェクトにより、1億2千790万ドル(約137億5千2百万円)が集まったことを報告、ONEファイターたちへの感謝の言葉も語っている。
◆ブランドン・ヴェラ(現ONE世界ヘビー級王者)
「俺たちは一蓮托生。一丸となってみんなでやらない限りは、事態は終息もしなければFlatten the curve(※感染者表のカーブをなだらかにすること)はできないし、COVID-19を止めることもできないんだ」
◆デメトリアス・ジョンソン(ONEフライ級ワールドGP優勝、元UFC世界フライ級王者)
「一緒に頑張ろう。家族とともにリラックスして、今この動けない時間をエンジョイするんだ」
◆アンジェラ・リー(現ONE世界女子アトム級王者)
「先行きが不透明な時代だから辛いだろうけど、前向きでいましょう」
「ファンの皆さんには家にいてください。これが私たちがFlatten the curve する唯一の方法だよ」
◆マーティン・ニューイェン(ONE世界フェザー級王者)
「みんな家にいてください。家族と一緒にいてください。この状況に陥っているのはあなただけではありません。みんなで力を合わせて乗り切ろう」
◆ション・ ジンナン(ONE世界女子ストロー級王者)
「最前線で働く人たちは、私たちのために全力を尽くしてくれています。私たちが果たすべき役割は、家に留まって、安全なソーシャルディスタンスを維持すること」