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【DEEP JEWELS】川村虹花がリオンと、永尾音波はKAIと対戦

2020/03/12 00:03
【DEEP JEWELS】川村虹花がリオンと、永尾音波はKAIと対戦

連敗から脱出した川村は柔術をベースに持つ17歳のリオンと対戦

2020年5月6日(水・祝)東京・後楽園ホール『DEEP JEWELS 29』の追加対戦カードが発表された。

“戦うアイドル”川村虹花(仮面女子)がリオン(KRAZY BEE)との対決を迎える。


 川村はアイドルグループ「仮面女子」のメンバーで、ファイターとしての2019年は、DEEP JEWELSで3月の後楽園ホール大会は怪我で欠場、6月の復帰戦ではMAOに判定で敗れ、9月大会は首の怪我で再び欠場。10月の後楽園ホール大会では永尾音波に敗れ、白星無しという厳しい年に。2018年大晦日のあい戦から3連敗となったが、今年2月大会で坂本美香のパウンドでピンチに追い込まれながらも、怒涛のラッシュで逆転TKO勝ち。連敗脱出に成功した。


 対するリオンは2019年6月9日に行われた『第2回DEEP JEWELSアマチュア大会』に出場し、2試合行って綱島裕美には1R28秒でチョークによる一本勝ち、モモには判定勝ちを収めている。2019年9月に川村に勝利している永尾音波と16歳対決、パンチを出しながら前へ出てテイクダウン&下からの腕十字&三角絞めと攻め、判定2-1の僅差でプロデビュー戦勝利を飾った。今年2月大会では川西まゆとの対戦が決まっていたが負傷欠場、約8カ月ぶりのプロ2戦目となる。柔術経験8年の得意の寝技に加えて、打撃も進化中。

 打撃では川村に分がありそうだが、寝技では柔術ベースのリオンに一日の長がありそう。しかしリオンも移籍したKRAZY BEEでスタンド技術を上げている。一方の川村も組み技では腰の重さを見せている。川村が勝つにはリオンに寝技に持ち込ませたくないところ。リオンは川村の蹴りも含めた打撃を被弾せず、川村をいかにテイクダウンし抑え込んで極めるかがカギになりそうだ。


 コンスタントに試合経験を積んでいる永尾音波(AACC)はKAI(リバーサルジム 立川 ALPHA)と対戦。

 永尾はアマチュアキックボクシングでの試合を経て、2019年3月のDEEPアマチュア大会では同世代の吉川桃加を相手に打撃で上回り判定勝利、プロデビュー戦となった6月のDEEP JEWELSでは 組み技を得意とする國保小枝の組みを断ち切り判定勝利、続く9月大会では同世代のリオンと対戦し、19-19×3の同点ながら、マスト判定によりリオンに惜敗している。10月大会にも連続出場し、川村虹花からハイキックでダウンを奪い判定勝ち。しかし、今年2月にはさくらとの“JK対決”に敗れ、プロ戦績は2勝2敗となった。

 KAIは、空手をベースに2014年からDEEP JEWELSに参戦。桐生祐子(鈴木祐子)、北野きゅう、ジェット・イズミに勝利も、両ヒザの手術で戦線を離脱。1年半ぶりの復帰戦となった2019年9月の『DEEP JEWELS 25』では、キック出身のジェット・イズミ(元J-GIRLSミニフライ級王者)を相手にキックルールで判定勝ち。10月大会では古瀬美月に判定2-1(いずれもマスト判定)という僅差で涙をのんだ。

 両者ともパワフルな打撃を得意としており、激しい打撃戦が予想される。

<決定対戦カード>

▼DEEP JEWELS 49㎏以下 5分2R
川村虹花(仮面女子)
リオン(KRAZYBEE)

▼DEEP JEWELSアトム級 5分2R
KAI(リバーサルジム 立川 ALPHA)
永尾音波(AACC)

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