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MMA
インタビュー

【DEEP】大塚隆史とのサバイバルマッチを制した元谷友貴「これで金沢に帰れます」

2020/03/02 21:03
【DEEP】大塚隆史とのサバイバルマッチを制した元谷友貴「これで金沢に帰れます」

2020年3月1日(日)東京・後楽園ホールにて『skyticket Presents DEEP 94 IMPACT』が開催された。

第10試合のメインイベントでは、DEEPバンタム級・5分3Rとして、元谷友貴(フリー)vs大塚隆史(T GRIP TOKYO)のバンタム級実力者同士の一戦が行われた。

試合は、序盤からローキックを当てて行った元谷が、大塚のテイクダウン狙いを切り、打撃でも優勢に立って、フルマークの判定3-0(30-27×3)勝利を収めている。

DEEP2階級制覇王者の元谷は2019年は、3月にビクター・ヘンリーにスプリット判定負け、7月に扇久保博正にスプリット判定負け、大晦日「RIZIN.20」ではBellatorのパトリック・ミックスと対戦し、ギロチンチョークで一本負けを喫していた。

いずれも「みんなベルト獲るんじゃないかという強さ」の相手に連敗し、「あとがない」状況で、レスリング巧者の大塚相手に完勝。そこには、敗戦を糧にしたテイクダウン対策、1カ月以上、金沢の家族から離れて東京での出稽古に励んだ日々の成果があったという。

元谷「強気で後悔がないように頑張っていこうと」

──緊張感あふれる試合を勝利しました。

「1年ぶりの勝利なのでほんとうに嬉しいです」

──ここまで、RIZINでジャスティン・スコギンズに一本勝ち後、ビクター・ヘンリー、扇久保博正、パトリック・ミックスとキツい相手にスプリット判定が2試合あるなど苦しみました。

「ここまで3連敗であとがないので、強気で後悔がないように頑張っていこうと思っていました。そうしたら自分のペースになって、いい流れで勝ちました」

──まずは打撃戦で優位に立ちました。そのあたりのプランは?

「(大塚は)打撃してくるかと思ったんですけど、打撃戦で自分の方が落ち着いて、あまり怖くもなく冷静に出来ました。全然打撃で勝負できるなというのが最初からあったんで。それでやっていくにつれて、このまま最後まで行ければいい展開で行けると思いました」

──あの右のローキック、カーフキックが当たると思ったのは試合前からでしたか。

「試合映像を見たら、あまりローをカットしなかったんで。自分もローが入り出すと試合の流れがよくなるので、ちょっと蹴っていきました」

──元谷選手のローの距離と大塚選手のテイクダウンの距離の測り合いにもなりましたか。

「そうですね。タックルを切るイメージはしていたんですけど、いつも切れないなので、どうなのかなと思ったんですけど、やっぱり打撃でいい距離で入れたらタックルも見切れるかと思い、いい反応ができてよかったです」

──大塚選手のテイクダウンに対し、ギロチンやニンジャチョークなど首系のプレッシャーが効いていたようにも見えました。

「いつもギロチンを仕掛けて下になってしかうことがあったんですけど、ちょっと入って、下にならずにスタンドで(極める形で)プレッシャーかけたら相手が変えてくれたんでよかったです」

──DEEPはもうほぼ金網の試合になり、リングのRIZINとは異なる部分もあったと思います。

「ほんとうに自分はロープは、リングは苦手というか(苦笑)。ケージの方がステップも踏めてフェアなので、僕はケージは好きです。ただ、ロープで負けるというのもそれは実力なので言い訳とかはないですけど、ケージの方が好きという(笑)」

(※試合前に前戦のミックス戦について元谷は「あの展開に『持っていった』というより『持っていかれました』。テイクダウンしようとして、1回目グッといったら相手がロープを掴んでいて、ちょっとズレて自分が際で下になって、サブミッションしようとしたときに、相手の方が上手でした。あとは、がぶりのときの自分の対処の遅さ。そしてギロチンの精度が高かったです」と語っている)

──ここまで厳しかったですね。

「周りで応援してくれる人が多いので、その人たちに喜んでもらいたいので、負けるのは悔しかったです」

──互いに序列が決まるような厳しい戦いでした。

「そうですね……ほんとうは決着したかったですけど、もうちょっと実力を上げていきたいです」

──今後の展望は?

「とりあえず、試合が組まれたらまた頑張ります」

──バンタム級の展開が目まぐるしくて、堀口恭司選手が朝倉海選手に敗れ、海選手がマネル・ケイプ選手に敗れ、と。

「そうですね。みんなレベル高いんで、そのへんは……どうなるかちよっと分からないです(笑)。自分の敗れた相手はみんなベルト獲るんじゃないかという強さなので、そこに競り負けるのはまだまだなので、しっかりそこに勝てるようにしていきたいと思っています」

──そんななかでの大塚戦での勝利は弾みになるのではないですか。

「そうですね。昔からトップ選手で、いつか当たると思ってたんですけど、ちょっとは昔から自分は相性悪いかなと思ってたんですけど、やってみてしっかり勝てたのは良かったかなと思います。ここ最近、寝かされて負ける、下になって負けることがあったんで、そういうことをしてくるトップレスラーに勝てたのはよかったです。できるだけ下にはなりたくないので、(タックルを)切るイメージはまあまあ出来ていて、そのまま練習通りにできました」

──これで金沢にも帰れますね。

「何回か来て、今回は1カ月以上は(KRAZY BEE、パラエストラ浦安、POWER OF DREAM、FIGHTER'S FLOWなど東京で出稽古に)いたので、家族のことも心配ですし、早く帰ります!」

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