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【PFC】2020年はフライ級Tから開幕。ザ・タイガー石井がショウタと再戦、田中智也がソン・センジュと対戦。ライト級で竹内幸司が渡辺トシキと対戦=3月8日(日)札幌

2020/01/31 13:01
【PFC】2020年はフライ級Tから開幕。ザ・タイガー石井がショウタと再戦、田中智也がソン・センジュと対戦。ライト級で竹内幸司が渡辺トシキと対戦=3月8日(日)札幌

(C)PFC

2020年3月8日(日)、北海道札幌の琴似コンカリーニョにて、「PFC.23 / STONES.4」(第一部&第二部)が開催される。2020年のPFCはフライ級トーナメントから開幕。

メインイベントはフライ級王者決定トーナメント一回戦第2試合のショウタ(BIF)と初参戦で言わずとしれた大ベテランファイター、ザ・タイガー石井(とらの子レスリングクラブ)”に決定した。

両者は2018年12月の「Fighting NEXUSフライ級トーナメント前哨戦」で戦っており、“タイガー石井”がプロデビュー戦のショウタに1R、腕十字で一本勝ちしている。ショウタは今回、成長した姿を見せられるか?

当時、試合後、リング上でタイガーは「北海道のチャンピオン出てこいや! こっちから乗り込んでもいいぞ!」とマイクアピール。その後、北海道出身の棚田直樹がチャンピオンをベルトを返上し、今回PFCフライ級トーナメントの形で石井とショウタの再戦が決定した。同トーナメントに勝った選手が第二代フライ級王者となる。

2019年4月のFighting NEXUSフライ級トーナメント一回戦で優勝候補筆頭だったタイガー石井は、駒杵嵩大に判定負けでまさかの敗退。7月のGFGでは楠美貴嗣に一本勝ちしている石井にとっては、連勝で完全復活を遂げたいところ。

ショウタは、前回の石井戦後、2019年4月のPFCで黒石大資に一本負け。7月にソン・センジュに1R TKO勝ちも、9月には橋上壮馬に一本負けと黒星が先行しているため、メインで実力者・石井を食って2020年を白星発進したい。

リングネームを“ザ・タイガー石井”に変えた石井が再浮上なるか? あるいはショウタがリベンジに成功し、世代交代なるか?

セミファイナルは同じくフライ級王者決定トーナメント一回戦の第1試合、ソン・センジュ(ジャクソン道場)vs 田中智也(fit)に決定。

2014年のプロデビュー以来、6勝2敗と好戦績の田中はバンタム級から本来のフライ級に戻しての参戦。田中は2019年4月のバンタム級トーナメントに出場し、禅道会北海道の森崇純を相手にパウンドでTKO勝ちして一回戦を勝ち上がったにも関わらず、決勝戦前にヒジを故障し無念の欠場となった。その無念を晴らすが如く今回フライ級トーナメントに参戦し優勝を狙う。

対するソン・センジュは1勝1敗。2018年12月には「GRACHAN 37.5 × D-SPIRAL 22」で中場大地に判定勝ちも7月にショウタに敗れている。レスリングベースのため、柔道ベースの寝技を得意とする田中とは、レスリングvs柔道のMMAグラップリングの攻防が見られるかもしれない。

セミ前の第8試合には、2019年12月の「やれんのか 2019」で新名正啓との4度目対決を延長判定で下し、ライト級新王者となった渡辺トシキ(POD)が連続参戦。相手は、北海道格闘技を黎明期から牽引して来た98年全日本アマチュア修斗ミドル級優勝者、PANCRASE北海道でも活躍してきたプロ21年目、9勝18敗5分けのベテラン・竹内幸司(HLC)に決定した。

王者・渡辺はノンタイトル戦ながら、大ベテランとの戦いで世代交代を果たせるか? それとも竹内がベテランの強さを見せて王座戦への足がかりとするか?

同じくライト級では、「やれんのか2019」で渡辺と王座を争った現ミドル級&ウェルター級二冠王者の新名正啓(ジャクソン道場)が、再度三冠を狙ってライト級で連続参戦が決定。デッキー(覇王家龍)と激突する。デッキーは2019年7月の「PFC 21」で渡辺トシキに一本負けしており、二冠王者相手に番狂わせを起こしたい。

さらに、元PFC第二代ヘビー級王者の中畑泉(卍)がプロ化したPFCに復活を果たす。対するは、RIZINのレフェリーとしてお馴染みの高本裕和の高本道場より、大型新人の藤原レジナルドが参戦。互いにプロとしてはデビュー戦となるが、ド迫力のヘビー級対決が実現した。

※メインカード第4試合では、PFC初のプロKICKルールが行われる。ケージ内でのKICKルールとなる。

【PFC.23 メインカード】

▼メインイベント MMAルール フライ級トーナメント一回戦第2試合 フライ級5分2R延長1R
ショウタ(BIF)3位
ザ・タイガー石井(とらの子レスリングクラブ)

▼セミファイナル MMAルール フライ級トーナメント一回戦第1試合※フライ級5分2R延長1R
ソン・センジュ(ジャクソン道場)4位
田中智也(fit)

▼第8試合 MMAルール ノンタイトル戦 ライト級 5分2R延長1R
渡辺トシキ(POD)王者
竹内幸司(HLC)

▼第7試合 MMAルール ライト級 5分2R延長1R
新名正啓(ジャクソン道場)1位
デッキー(覇王家龍)5位

▼第6試合 MMAルール ヘビー級 5分2R延長1R
中畑 泉(卍)1位 デビュー戦
藤原 レジナルド(高本道場)デビュー戦

▼第5試合 MMAルール バンタム級 5分2R延長1R
ジミー西(髑髏會)2位
上荷 大夢(IXSIM)

▼第4試合 KICKルール フェザー級 3分2R延長1R
寺田 隆(卍)
大煌(K's lab)

▼第3試合 MMAルール フェザー級 5分2R延長1R
須藤秀斗(棚田道場)5位
DAIKI(POD)

▼第2試合 MMAルール バンタム級 5分2R延長1R
石田祐司(卍)
GEN(BIF)デビュー戦

▼第1試合 MMAルール フライ級 5分2R延長1R ※フライ級トーナメントリザーブマッチ
JUN(BIF)デビュー戦
亀松寛都(POD)デビュー戦

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