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レポート

【Krush】ゴンナパーが善戦した横山巧を振り切りV2、K-1王座挑戦をアピール。山崎秀晃が堀井翼を1Rで粉砕

2020/01/25 18:01

▼第2試合 Krushライト級 3分3R・延長1R
×佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 3R 1分31秒 ※左フック
〇竜樹(ウィラサクレック・フェアテックス九州)
※竜樹は規定体重をクリアできず減点1


 竜樹は前日計量でパスすることができず、減点1からのスタートとファイトマネーの減額。規定では佐野が8オンス、竜樹が10オンスのグローブハンデとなるが、佐野が拒否したため両者8オンスのグローブを使用する。


 1R、圧力をかけていくのは佐野。両者ローを蹴り、竜樹は右ミドルも蹴る。ラウンド終了間際に連打からの左フックで龍樹がダウンを奪った。


 2R、ショートでの左フックを効かせて連打をまとめる竜樹。佐野は右ストレートで対抗するが、ショートの距離では竜樹の左右フックをもらってしまう。


 3R、ワンツーを当てに行く佐野だが、ショートの距離では竜樹のフックの回転力が上回る。佐野が右フックを空振りしたところへ竜樹が左フックを強振し、ワンテンポ遅れてから佐野が足をもつれさせてダウン。立ち上がることが出来ず、竜樹のKO勝ちとなった。


 竜樹はマイクを持つと「計量でオーバーしてしまって佐野選手陣営と関係者に迷惑をかけてしまいました。すいませんでした。僕は誰と対戦したいと言える立場ではないので、用意された試合をこなしていって上の舞台で戦っていける選手になります」と話した。

▼第1試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
〇三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)
※本戦の判定は30-29、29-30、29-29。


 1R、川口はガードを固める三輪のボディを徹底的に攻める。川口は強烈な右ローを徹底的に蹴るという削り合い。ガードの上からでもお構いなしにパンチを打ち、ヒザも突き上げる川口が優勢。


 2Rも三輪は徹底して右ローを蹴り続ける。川口はパンチを回転させるが、打ち終わりに右ローをもらう。川口はパンチを連打しての右ミドル。


 3R、パンチを打ちながら前へ出てくる川口はボディを攻めるが、やはり三輪に右ローを蹴られる。川口はローを蹴らせての右ストレートを打ち込み、本戦の判定は1-1でドロー。


 延長戦になってもひたすら右ローを蹴り続ける三輪に川口は右ストレート、右フックで対抗。残り15秒、時間を確認した川口はパンチの手数を増やしたが、右ローのダメージは明らかで三輪が延長Rを制した。

▼プレリミナリーファイト第3試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R

×桑田裕太(Ωmega)
KO 1R 2分18秒 ※左フック
〇希山泰樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)


 圧力をかける希山がパワフルな左ボディ、左フック打つ。右フックから左フックの返しでダウンを奪い、続けて右ボディからの左フックで桑田をマットに沈めた。

▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R
〇目黒翔大(優弥道場)
KO 1R 0分57秒 ※右フック
×鈴木一晴(キックボクシングアカデミーROOTS)


『格闘代理戦争』出身の目黒はサウスポーから三日月蹴り、左ボディを狙い撃ち。前へ出ようとした鈴木に目黒は左ボディのカウンターを入れ、続いて右フックのカウンターで仕留めた。

▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R
×片岡祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)
判定0-3 ※28-29、29-30、28-30
〇“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)


 1Rは堅さが目立ったが、2R以降はコンビネーションパンチを回転させた迅。片岡のパンチを被弾する場面も目立ったものの、前蹴りでタイミングよく突き放し、3Rには左フックをクリーンヒットさせてデビュー戦を勝利で飾った。

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