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レポート

【Krush】ゴンナパーが善戦した横山巧を振り切りV2、K-1王座挑戦をアピール。山崎秀晃が堀井翼を1Rで粉砕

2020/01/25 18:01

▼第4試合 Krushクルーザー級 3分3R・延長1R
〇RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)
KO 1R 1分57秒 ※ヒザ蹴り
×中平卓見(北眞舘)


 RUIは2019年8月の初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント決勝戦でK-JeeにKOで敗れ、今回が再起戦。長身から繰り出すヒザ蹴りを得意とする。戦績は12勝(4KO)8敗1分。対する中平は今回がKrush初参戦で戦績は7勝(7KO)2敗。


 1R、サウスポーのRUIはじりじりと前へ出てジャブと前蹴り。中平がコーナーを背負うとヒザを繰り出す。中平は思い切りフックを振り回す。RUIはパンチ、前蹴り、ヒザでボディを攻め、ロープ際まで追い詰めると左の前蹴りをボディに突き刺し、倒れ掛かった中平の顔面へヒザを突き上げてのKO勝ち。


「福岡県北九州市出身のRUIです。残念ながら俺にローキックは効きません。松岡力の方が全然痛い。K-1福岡大会が発表されました。どんどん試合して絡んでいくので注目してください」とRUIはK-1福岡大会出場をアピールした。

▼第3試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R
〇松下大紀(K-1ジム川口)
KO 1R 1分29秒 ※右フック
×EITO(HALEO TOP TEAM)


 松下はこれまでスーパー・ライト級で戦い、2019年1月には鈴木勇人と第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦を争ったが、その試合を最後に一気に2階級上げてのスーパー・ウェルター級に転向することになった。戦績は9勝(7KO)5敗1分。


 EITOは2019年6月のKrushでプロデビュー、11月のK-1と連続KO勝利を収めており、2勝2KO無敗の戦績。

 松下はいつも通り、額と額をくっつけてのにらみ合いを仕掛ける。


 1R、コーナーへ詰めていくEITOが右ストレートをヒットさせると一気にラッシュ。これに松下も打ち合いに応じ、右をヒットさせる。さらにEITOが右ストレートで松下を吹っ飛ばすが、すぐに松下が打ち合いに出て激しい打ち合いに場内は沸く


 打ち合いの中、松下が右フックでダウンを奪うと、もはやフラフラのEITO。試合再開も棒立ちのEITOに松下が右フック3連打を浴びせてKO勝ちした。


 松下はマイクを持つと「2階級上げて70でやったんですが、EITO選手凄く強かったです。でもここを超えないとピケオーを倒せないな、と。ちょっと本気出しました。僕、70で絶対にチャンピオンになるつもりです」と、スーパー・ウェルター級で頂点を目指すと宣言した。

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