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【シュートボクシング】RENAが制服に身を包み地元で一日署長、一度だけ110番通報したエピソードも

2020/01/13 12:01
【シュートボクシング】RENAが制服に身を包み地元で一日署長、一度だけ110番通報したエピソードも

警察官の制服に身を包んだRENA。ファンからは「可愛い」と多くの反響あり

 シュートボクシング女子世界フライ級王者のRENA(シーザージム)が、2020年1月10日(金)大阪・此花区にて「一日署長」を務めた。此花区はRENAが生まれ育った地元。


「110番の日」であるこの日、RENAは此花警察署で制服に着替えて委嘱書を受け取り、イベントに登壇。「私は此花区で生まれ育ち、4年前に東京へ拠点を移して頑張っています。此花区の警察署長としてこの場に立たせていただくことを嬉しく光栄に思っています」と挨拶した。


 110番を利用したことがあるかとの質問には「1度だけあります。“そこの2人が喧嘩してる!”って」とのエピソードを披露。110番通報の適切な利用を呼び掛ける広報活動、特殊詐欺の手口を説明する寸劇などに参加した。

 また、署員を対象とした講演会も行って質問を受けたが、此花警察署の中でも屈指の肉体派でベンチプレス180kgを上げる猛者だという警官が、「ファンなので思い切りハイキックを打ち込んでもらえますか?」と突然の志願。さすがに頭部は危険とのことで“闘魂注入”のケツキックとなったが、あまりの痛さにその警官は飛び上がっていた。


 地元の有名人ということで署内にはRENAについてよく知る署員も多く、副署長などはシュートボクシングについても知っており、「僕はMMAで闘うRENAさんよりもシュートボクシングで実力を発揮して伸び伸び闘う姿を安心して見たい」とまで言うほど。


 大晦日には、幹部、現場署員はもとより当直の署員などは1日警察署長に来ることが決まっていたRENAの試合をフジテレビなどでライブ観戦していていたようで、「勝った瞬間嬉しくて泣いた」と言ってくれた人がたくさんいてあまりの歓迎ぶりにRENAも「私が生まれ育ったこの大阪の此花区でこんなにも有難い思いをさせていただいたことは感無量です。警察官の皆さんが私たちの安全を守ってくださったからこそ、今私もこうやって大人になって少しでも地元に恩返しをすることができています」と、感謝の言葉を述べていた。

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