本来の適正体重に近い56.0kg契約で身体がさらに絞れた那須川
2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて、15時から開催される『RIZIN.20』の前日計量が、30日(月)都内にて16:00より行われた。
第14試合で対戦する、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)は55.90kg、WKBA世界スーパーバンタム級王者&KNOCK OUT同級王者・江幡塁(伊原道場)は55.70kgでリミットの56.0kgをパスした。
気合いを入れるパフォーマンスで計量をパスした那須川は「大晦日のリベンジマッチという気持ちで戦おうかなと思っています。悪い記憶ではないんですけれど、大晦日の借りは大晦日でしか返せないというのがあるので」と、昨年大晦日のフロイド・メイウェザー・ジュニアにエキシビションマッチでKOされた一戦を払しょくしたいと話した。
近年は57~58kgで戦うことが多かった那須川だが、今回は本来の適正体重に近い56.0kg契約で行う。「減量も上手くいきました。久しぶりに56kgまで落として、久しぶりに軽い感じがして。戻しは水分とご飯でちょっとですね。スピードを意識したいので」と持ち味であるスピードを活かした戦い方をしたいとする。
また、昨日開催された『Bellator JAPAN』について「MVPは凄かったですね」とマイケル・“ヴェノム”・ペイジが印象に残るとし、「いろいろなことをやりたいなって思っています」とペイジに負けじと多彩な技を繰り出したいとする。
前日インタビューでは「今まで見せていない必殺技があるので、それをバシッと決めたいと思います。練習でやったところ、ミットを持つ人の腕がもげるぐらいの勢いがあります」と予告しており、再びその必殺技について聞くと「今まで見せたことがないのでそれがハマれば大きいかなって。相手の腕がもげる、ミットを持っている腕がもげるくらいの蹴りです。本当ですよ。その必殺技が入ればいいなって思います。狙いすぎてもよくないので、もし出せればいいかなって」と、本当に威力のある技を用意していると説明した。