2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて、15時から開催される『RIZIN.20』の出場全選手個別インタビューが、28日(土)都内にて行われた。
第2試合のRIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級(71kg)トーナメント準決勝でルイス・グスタボ(ブラジル)と対戦するパトリッキー・“ピッドブル”・フレイレ(ブラジル)がインタビューに応えた。
パトリッキーはBellatorで2階級を同時制覇したパトリシオ“ピットブル”フレイレの実兄で、Bellatorで5連勝中と波に乗っている強打者。RIZIN初参戦となった10月の川尻達也戦では1RTKO勝ちした。
――試合を直前に控えて現在の心境は?
「100%準備できて自信があります。MMA発祥の地でチャンピオンになりたいと思っているので、ケガもぜすこのまま順調にタイトルを獲りたいと思います」
――相手の印象は?
「とても優れたアグレッシブな選手ですが、自分はピットブルです。自分よりもいい選手はいません。自分はチャンピオンになるために、相手をボコボコにするために産まれてきました」
――どういう試合展開をイメージしてますか?
「対戦相手を下して自分がチャンピオンになるだけ。今は私の時代なので絶対に勝ちます。私を倒せる選手はいません」
――対戦相手は同じブラジル人で10歳も年下の選手になったことはどう思いますか?
「1歳年上だと思っていました。残念ながら彼は間違った時代に産まれてきましたね。今の時代は私が支配しますので、相手を倒して絶対にチャンピオンになります」
――反対ブロックの選手についてはどのような印象がありますか。
「アグレッシブでタフな選手で面白い試合になると思いますが、私は相手を選ばないのでどちらが勝ち上がっても全く気にしていません。とりあえず今、自分は最初の相手のことしか集中していません」
――今回の2試合を勝ち抜くために必要なものは?
「何が必要かはわかりませんが、ただ相手のことを倒すことが必要。自分が倒すのでレフェリーには任せません。判定になったら相手はひどいことになるでしょう。大けがをするかもしれませんね」
――6連勝しているが、これからも連勝は続く?
「もちろんこのまま続けます」
――ワンデートーナメントは初のこと?
「初めてですが、子供の頃からPRIDEを見ていたので自分にこういうチャンスが回ってくると信じていました。優勝する自信はあります」
――今回も川尻戦と同じスタイルで戦いますか?
「自分のスタイルはアグレッシブ。話をしていてもそうだと思われるかもしれませんね。私はチャンピオンになるために練習しています。自分の練習でもヒートアップして自分の練習相手にも激しく言いますが、自分はベストを目指しているからそうなってしまいます」
――今回チャンピオンになれば、2020年はどういうキャリアを積みますか? ベラトールとRIZINでの戦いを両立させる?
「日本でもチャンピオンになるチャンスがあり、アメリカでもチャンスがあり、二つの国でチャンピオンになります。それを実現するためにより頑張っていかないといけないのでこれからも取り組んでいきます」
――前回は大阪を満喫していたが、今回は東京を満喫した?
「大阪は少し散策したが、日本の文化は素晴らしいのでもっと訪ねてみたい。あと、日本はサムライスピリットがあるので素晴らしい国。教育も素晴らしいので凄く尊敬しています」