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レポート

【K-1 KRUSH】レオナ・ペタスがKO防衛で武尊に宣戦布告、弟・虎於奈も牧平圭太をKO

2019/12/15 22:12

▼第6試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
〇島野浩太朗(菅原道場/第7代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者)
判定3-0 ※28-26、28-26、27-26
×SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)


 島野はMA日本キックボクシング連盟をホームリングに、2011年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。強打を武器にトップ戦線で活躍し、北井智大、レオナ・ペタスらをKOし、皇治、卜部功也、卜部弘嵩らトップファイターたちと拳を交えてきた。2018年6月に郷州征宜を破り第7代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王座に就くと、同年12月に大岩龍矢を退けて初防衛に成功。しかし、2019年3月の2度目の防衛戦で西京佑馬に敗れ、ベルトを失った。KRUSHにはそれ以来の参戦となる。戦績は22勝(13KO)13敗。


 対する成合はまだキャリア4戦ながらも、戦績は3勝(3KO)1敗でK-1 JAPAN GROUPでの3試合はいずれもKO勝ち。今回の試合は成合からの「もっと上の選手と戦いたい」とのアピールがあって元王者との対戦が実現したもの。


 1R、右のカウンターを狙ってくる成合に恐れず、前へ出て左ボディ、右ストレートを放つ島野。お互いのパンチがクリーンヒットするが、両者とも下がらずローを蹴り合う。


 2R、右を連続ヒットさせた島野がパンチで前へ出ていく。これに成合も打ち合いに応じて左フックでダウンを奪う。立ち上がった島野はさらに打ち合いに出て、ヒザ蹴り、そしてロープ際に追い詰めての右フックでダウンを奪い返す。両者の激しい打ち合いに場内は熱狂。


 3Rも打ち合う両者。成合のフック、飛びヒザ蹴りをもらっても怯まず前へ出て打ち合う島野。成合の左フックをもらって大きく後退した島野だったが、右を当てて左フックの連打でダウンを追加する。それでも成合は立ち上がり、またも打ち合う。島野の左フックで成合の頭が大きく仰け反って試合終了。


 期待通りの打ち合いは島野が判定3-0で制した。

▼第5試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級 3分3R・延長1R
〇瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/第4回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -65kg優勝)
KO 1R 2分40秒 ※右フック
×稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)


 瓦田はアグレッシブなファイトスタイルでデビューから5連勝。現在は連敗となっているが、7月の日本vs中国対抗戦では日本チームの先鋒戦に抜擢された。戦績は6勝(4KO)3敗。


 対する稲垣はAbemaTVで放映された『格闘代理戦争 4thシーズン』の卒業生で、今年9月にプロデビュー。キャリアで優る相手を左ストレートで初回KOに仕留め、幸先のいいスタートを切っている。今回が2戦目。


 1R、サウスポーの稲垣は蹴りを中心に前へ出る。瓦田は長いリーチのワンツーを放ち、稲垣の蹴りに対抗。瓦田の右ストレートと稲垣のヒザ蹴りが交錯する。


 伸びあがるように打つ瓦田の右ストレートに稲垣もパンチで対抗し、打ち合う場面も。稲垣がヒザで押し始めたかに見えたが、瓦田の右フックが炸裂。ダウンした稲垣は立ち上がることができず、10カウントを聞いた。


 瓦田はマイクを持つと「ここまで来るのにいろいろな人の支えがあって自分だけの力じゃなかったのでここは何としても勝たないといけないと思って。福岡出身選手が無茶苦茶盛り上げているので自分も福岡でやることになったら選ばれたいのでこれからも盛り上げていきたいです」と、ジムの会長や関係者にお礼を述べた。

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