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2026年7月の大阪大会、8月26日の『GRACHAN.84』後楽園ホール大会に続き、9月13日(日)アクロス福岡で『GRACHAN85』(GRACHAN放送局/YouTubeメンバーシップ配信)が開催された(※詳細は後日掲載)。
▼第10試合 バンタム級 5分2R 延長1R
〇野尻定由(マスタージャパン福岡/同級2位)
[本戦判定1-0]
[延長判定3-0]
×前田スネーク海(総合格闘技道場コブラ会 EAST)同級8位)
王者・伊藤空也への挑戦権争いを左右する重要な一戦。トップ戦線が大きく動くバンタム級で、次期挑戦者決定戦への切符を手にするのはどちらか。
手塚基伸のフェザー級挑戦、田中智也が前戦のダメージによりしばらく戦線を離脱する中、同級2位の徳弘拓馬がLemino修斗での一本勝ちを含め連勝と波に乗るバンタム級戦線。上位陣の動向が加速する中、王者・伊藤空也への挑戦権争いに名乗りを上げるため、共に絶対に落とせない一戦となる。
野尻は、25年8月の『GRACHAN76』で日沖発の愛弟子・徳弘拓馬に判定勝ち。2026年5月の修斗で奇天烈に判定3-0勝利を経て、今回がGRACHAN2戦目となる。打撃・組みともに隙がない高い総合力を誇り、局面に応じた組み立てで主導権を握り続ける。
対する前田スネーク海は、GRACHANのリングで野村玲央、鴨井田岡を連破して2連勝中。「スネーク」の異名通り、一瞬の隙も見逃さずに極め切るサブミッションのキレと勝負強さが冴え渡る。
オールラウンダーの野尻が局面を支配して完封するか、前田が隙を突いて極め切るか。1ラウンド開始直後から目が離せない。
1R、サウスポー構えの前田に野尻は右インローから。かわした前田に野尻は右オーバーハンドを突く。右外足を取る前田が圧力。左ボディ。右回りでかわして前蹴りからシングルレッグテイクダウンの野尻。立つ前でにダブルレッグからシングルレッグに切り替え尻を着かせると、前田もネルソンで横に回すが返した野尻が上に。
シングルレッグにケージに座る前田に右ヒジを突く野尻。前田の返しにバックに回りリアネイキドチョーク狙い。立つ前田をバッククリンチから崩して両足フック。横に落とした前田が鉄槌からバック狙いも腰をずらして正対トップの野尻。ケージに前田を押し込み、座る前田は立ち上がり。右で差す野尻に体を入れ替え肩パンチ、ヒジでブザー。
2R、詰める前田にワンツーの右を突く野尻。前田は右を振って組み。体を入れ替える野尻を回した前田は左で差し。右小手の野尻は内股も合わせて投げてテイクダウン。しかし左で差して立った前田はボディロックから脇潜りバックに。足をかけさせなかった野尻は背後の頭を前に落として上に。
シングルバックから背後からパンチ、さらに両足フック。リアネイキドチョーク狙い。ボディトライアングルに移行、背後からパンチ、向き直ろうとする前田だが、おたつロックで正対できず。
座る前田にリアネイキドチョーク狙い。前田は首を守って足の解除を狙い横回転もついていく野尻。本戦判定は1-0で規定数に達せず、延長Rへ。
延長R、中央に出る野尻が早々にダブルレッグで前田の尻を着かせるとケージ背に座る前田は、ギロチン狙いも、野尻は首を抱えられたまま対角に出て首を抜き、ケージに押し込み。前田が再び首を抱えると、横に寝かせてヴォンフルーチョーク。首抜きマウントの野尻はみたびバックに。
野尻のボディトライアングルに亀になった前田は横に落としてサイドからアームロック狙いも、腕を抜いた野尻がトップ。腕十字狙い。下から洗濯ハサミの前田に首を抜き、足をさばきバックに。先に腕を首に巻くが、前田は横回転。ついていく野尻がトップ。
ケージ背に座る前田を押し込む野尻。またもネルソンで返そうとする前田に残した野尻はハーフから両足束ねに。足抜く前田はアームロック狙い。上から潰す野尻がバックについてコントロール。背後から細かいパウンド。
延長R判定3-0で野尻が勝利。
野尻は試合後、「今日、しっかり極めたかったんですけど、前田選手が強くて極められませんでした。いまGRACHANで2位にいて、次、タイトル挑戦、お願いします」とマイク。岩﨑ヒロユキ代表は「ちゃんと考えてますよ、伊藤空也が豪州で試合があるので、暫定王座戦を組もうと思っています」と答えた。










