2026年9月12日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催された『K-1 WORLD MAX 2026』の「K-1 WORLD MAX 2026 -70kg世界最強決定トーナメント開幕戦」を勝ち上がった8選手による「決勝トーナメント組み合わせ抽選会」が、13日(日)都内にて行われた。
12月29日(火)横浜BUNTAIにて行われる決勝トーナメントの組み合わせは、抽選の結果、以下のように決定した。
▼1回戦第1試合ロレンツォ・ディ・ヴァラ(イタリア)カスペル・ムシンスキ(ポーランド)
▼1回戦第2試合ローン・パンハ(カンボジア)ザック・パンクハースト(オーストラリア)
▼1回戦第3試合ジョニス・コリセウ(ブラジル)ウラジーミル・トゥラエフ(ロシア)
▼1回戦第4試合ジョナス・サルシチャ(ブラジル)ジェイジェイ・モーリス(オランダ)
▼準決勝第1試合ヴァラvs.ムシンスキの勝者パンハvs.パンクハーストの勝者
▼準決勝第2試合コリセウvs.トゥラエフの勝者サルシチャvs.モーリスの勝者
▼決勝戦準決勝第1試合の勝者準決勝第2試合の勝者
まずは、前日に行われた開幕戦の感想を各選手が述べた。
コリセウ「今回の戦いに参加することができてとっても嬉しいですし、KOができたことは、なおさら嬉しいと思っています。本当に嬉しいです」
パンクハースト「自分の相手はギリシャ人の選手だったんですけども、必ず倒せるというつもりで戦って、今ここにいます。次の相手ですけども、自分のコーチ、自分自身も信じてますので、それを信じて楽しみにしたいと思います」
パンハ「本当にK-1に参加できてとっても嬉しいです。これからの戦いも頑張っていきたいと思ってます」
モーリス「とてもいい大会だったと思ってますし、今回は自分の想定通りの試合運びができたので、それも嬉しく思ってます。自分のレベルはもっともっとこれ以上のものを見せられると思うので、次回12月の大会ではさらに自分の素晴らしいパフォーマンスをお見せしたいと思います」
トゥラエフ「昨日のトーナメントは非常に面白い戦いになったと思います。様々な選手の皆さんが様々なテクニックを見せることができて、熱い闘志を持った戦いを見せられたかなと思っています。自分はベスト8に勝ち進むことができて非常に嬉しく思っています。12月の本戦ではもっともっとレベルの高い試合を見せて、全力を出して戦い抜きたいと思います」
ムシンスキ「今回の自分の対戦相手は変わったファイトスタイルだったので、そこにまず自分を合わせていく必要があったんですけども、自分のパフォーマンス、思っている動きができて今回勝つことができたので、次12月の決勝に向けてまた挑戦していきたいと思います」
ヴァラ「今回の自分の相手は最初から攻撃的にアグレッシブに来る選手だということは分かっていたので、そこに自分はどう調整していくかということを注意して、試合に挑みました。今回、自分のやるべきことができたので、次は決勝トーナメントですね。そこでも自分のやるべきことをやりたいと思います」
サルシチャ「昨日はとてもいい大会だったと思ってます。会場の雰囲気もとても良くて、本当に良かったと思っています。ファイナルラウンドに向けて準備していきたいと思ってます」
抽選会は、ボックスの中に1~8までの数字が入った封筒を引き(より早い時間でKO勝利した選手→判定勝ちは3-0、2-0、2-1の順で次に大きなポイント差をつけた順番)その順番にA~Hの枠を選ぶという方式。
トゥラエフ、コリセウ、モーリス、サルシチャ、ヴァラ、パンハ、パンクハースト、ムシンスキの順となり、1番はヴァラでA、2番はコリセウでE、3番はパンハでC、4番はパンクハーストでD、5番はムシンスキでB、6番はトゥラエフでF、7番はサルシチャでG、8番はモーリスとなった。
なぜ、その枠を選んだのか。各選手が理由を語った。
ヴァラ「ここを選んだのは自分が1番だったから空いてるAを選びました。この試合に関しては、まず1試合目ということで思いっきり盛り上げようと思います」
ムシンスキ「この試合に関しては最初の試合なので盛り上げたいと思ってます。いつも思うんですけども、やはり試合をするとしたら、相手が変なことをしないような、頭のいい戦い方をする選手と試合したいと思っていたので、今回ここを選びました」
パンハ「3が好きだから3番で選びました。次の戦いも先生から習ったことを精一杯頑張っていきたいと思ってます」
パンクハースト「Dが好きだからここを選びました…というのは冗談なんですけども、彼を選んだ理由は、昨日の試合を見たんですけども、試合を見ていた中で勝てる自分の中のイメージができたので、次のラウンドに進むためにもここを選びました」
コリセウ「2番という順番だったので、(1番の)山を避けてどういう風に選ばれるかなという様子見でEを選びました。そういう状態でロシア人の選手に当たったので、ものすごい厳しいというか、すごい激しい戦いになるんだなと思っています」
トゥラエフ「この場所を選んだのは、ブラジル人対決を避けたいということがありました。自分がここに入ることでブラジル人対決を避けられて、またその上に勝ち上がっていけるからということで、ここを選びました。昨日の試合を見てたんですけれども、彼は非常に熱いファイターで、素晴らしい試合を見せていたので、彼と対戦したいと思ってここを選びました。僕たちはとても素晴らしい試合を見せられると思うので、また12月にお会いしましょう」
サルシチャ「GとHしか残ってなかったので、Gにしました。今回の大会については、去年の選手があまり残っていなくて、それだけレベルの高い選手たちが勝ち残っていて、すごい戦いになるんだなと思っています。モーリスはすごく動きが速くて、とても攻撃のいいスタイルをしている選手なので、いろいろと研究してちゃんと勝ち続けられるように頑張ります」
モーリス「今回の試合はすごい素晴らしい試合になることは間違いないと思います。彼はとても強いですし、そしてチャンピオン。ただし、倒し方はもうすでに自分の中でもイメージできてますし、もともと一番強い選手と戦いたいと思っていたので、もし選択するのであれば、その時でもサルシチャを選んだと思います。自分の中ではもうすでに倒し方のイメージはできてますので、素晴らしい戦いを楽しみにしてほしいと思います」
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決勝戦では誰と戦いたいか?
――決勝戦では誰と戦いたいか、その理由もお願いします。
ヴァラ「サルシチャと戦いたい。自分は必ず2試合勝って決勝に進むと思ってますし、反対側はサルシチャが勝って決勝に上がってくると感じてるからです」
ムシンスキ「トーナメントですので、運も味方についてどういう風に進むかというのは分からないんですけども、もちろん強い選手が決勝に上がってくるんですし、今回は新しい顔ぶれも揃ってますので、その中で誰が決勝に来るのかを楽しみにしたいと思います」
パンハ「誰と戦いたいとかはないんですけど、みんな強そうなので、誰と当たっても次は頑張っていきたいと思ってます」
パンクハースト「ジェイジェイと当たりたいと思ってます。というのも、昨日試合を見たところ、すごくスタイルがお互い噛み合うと思ってますので、この2人で戦うと凄く面白い試合になるんじゃないかなと思ってます。ただ、誰が相手でも戦う準備はできてますので、誰が決勝に上がってきても問題ないと思います」
コリセウ「決勝というよりは、自分の山に爆弾が2人いるので、むしろそっちを気にした方がいいかなと思っています(笑)。どうしてもって言うのであれば、Dの選手(パンクハースト)がすごくいい人で、楽しくいろいろと会話もできたので、彼と決勝で当たれればいいなと思いました」
トゥラエフ「みんなすごく強いファイターが揃っているので、その中から一人を選ぶっていうのはとても難しいんですけれども、あえて選ぶとするとA(ヴァラ)とB(ムシンスキ)の勝者と戦うことができたら非常に面白い試合になるんじゃないかなと思います。その日の最高レベルの面白い戦いになると思います」
サルシチャ「ジョニスが言った通りに、こっちの僕の山は非常に爆弾揃いなので、最初の試合から集中して勝っていくのが大事だなと思っています。判定側についてはディ・ヴァラからご指名いただいたので、ぜひイタリア人の選手と戦いたいと思っています」
モーリス「自分が予想するには、まずはサルシチャを倒して、準決勝でロシアの選手、そして決勝ではザックと戦いたいと思ってます。ザックとはファイトスタイルが噛み合うと思ってますし、見た感じ彼が向こうの山では勝ち上がってくるだろうと思ってます。それで彼と決勝で会いたいと思いました」
――おそらく爆弾2人だと思うんですけど、サルシチャ選手とトゥラエフ選手、お互い横に並んだ時の心境を伺いたいんですけども。
サルシチャ「正直言うと、こっちの山でブラジル人同士で戦うのは嫌だったっていうのが正直な気持ちです。ただ、こういう状態なので、ジョニスもすごくいい選手ですし、パワーがあって、スピードもあって何でもできる戦い方をするので、ぜひ戦ってもらって準決勝で戦えたらなって思っています。ベストを出したいと思うので、ぜひ期待していてください」
トゥラエフ「もしかして席替えしてもいいですか? 席替えしましょう(笑)。冗談はさておき、サルシチャの隣に座ることができてとても嬉しく思っています。しかもここに今チャンピオンベルトが輝いているので、このチャンピオンベルトを獲ってやろうというモチベーションがさらに高まっています。本当に頑張りたいと思います」
――須藤プロデューサー、ファイナルは誰と誰が戦いそうですか?
須藤P「難しいところですけれども、本命は言ってしまえばサルシチャだとは思うんですけれど、でもトゥラエフの昨日のフックを見て、ストーヤンを倒した姿を見るとトゥラエフが上がってくるんじゃないかなっていうのが。そこでまた勢力が変わるところを、プロデューサーとしてはMAXの構造が変わるっていうところはちょっと期待してる部分もあります。前半の山はムシンスキがここでもう一回決勝で戦うところを見たいなっていうところがあります」
――パンクハースト選手にお聞きしたいんですけども、モーリス選手からのご指名を受けたご気分はいかがでしょう。
パンクハースト「JJと自分が、おそらくこのトーナメントの中で一番若手なんじゃないかなと思う。やはり次世代を担う2人という意味でも楽しみたいですし、彼の試合とはすごく噛み合うと思うので、ファンの皆さんにとっても楽しめるいい試合になるんじゃないかなと思います」
――ヴァラ選手もサルスチャ選手と両思いになりましましたけども、どう思ったでしょうか。
ヴァラ「いつでも準備はできてますし、今回こうして彼と戦ってきたライバルでもある選手に勝ってここにいますので、この2人が決勝で会った時にどういう試合になるかというのは楽しみでもあります」
――サルシチャ選手、昨日連覇できる自信は100%と仰ってましたけど、改めてこのトーナメントの組み合わせが決まって、連覇の自信は何%ありますでしょうか。
サルシチャ「みんな対戦相手が決まりまして。自分のチームの練習なり分析なりを信じてますし、自分の練習もちゃんと積み上げて準備していきますので、先日インタビューで言った通り、100%です。連覇できると思ってます」
――ムシンスキ選手にお聞きしたいんですけども、1回目の大会から出てる唯一の選手になりましたけれど、顔ぶれが大きく変わったということに関してと、優勝への思いはより強いと思うんですが、いかがでしょうか。
ムシンスキ「こうして今まで戦ったことがない相手と戦えることはすごく嬉しいですし、とても光栄に思ってます。チャンピオンに対しての思いですけども、やはり自分は戦っているのは家族のためでもありますし、自分の人生を通してやってきたこのスポーツを証明する集大成にもなるので、そういう意味では必ず勝ちたい思ってます」
――サルシチャ選手に伺いたいんですけども、12月の大会はどんなアニメの主人公で来るんでしょうか。
サルシチャ「そうですね。今回はワンピースで、本当は帽子があったはずなんですけれども忘れてしまってちょっと欠けてしまったんですけれども、次のキャラクターも有名なすごく人気のアニメなので。でも今言ってしまうと面白くないので、楽しみにしててください」
――ヒントをお願いします。
サルシチャ「日本中で本当にすごい大ヒットしてる、世界でも大ヒットしてるアニメです」
――昨日は40歳のトファネリが最年長で、アダムチャックの36歳などはいたんですが、このメンバーの中で一番最年長になるのが実はサルシチャで32歳、30歳がヴァラ、そして他が全員20代ということになりました。この年齢構成を見ていかがでしょうか。
須藤P「重量級になればなるほど、意外と年齢が上にいっても戦えたりするのが基本なんですけれども、32歳っていったら脂ものって技術もあって経験値もある中で、勢いっていう意味では20代の方があるので、そこら辺のところの戦いになるのかなと思います」