自分のスタイルはどんな相手にとっても相性の悪いスタイル

――前回の日本での試合の際には、鎧を着用されて入場されたと思うんですけども、今回も何か考えていることがあれば、もしお教えいただけるのなら教えてください。
「前回みたいに15万ドルもかかるような衣装ではないけれども、ストリートウェアと格闘技の文化の両方に取り入れたような、カスタムな衣装を用意してきたよ。その中にキャラが楽しかったり、マスクをしたりとか、そういったものが組み込まれているものになる」
――日本の格闘技ファンが勝敗予想したところ、約7割がシェイドゥラエフ選手の勝利を予想しました。この結果を聞いて率直にどう感じますか?
「それは試合結果を見て判断するしかないね。日本のファンはラジャブアリの試合をたくさん見る機会が多いので、そういうふうになるのは理解できる。でも、なぜラジャブアリにばかり注目してはいけないのか、改めて彼らに思い出させてあげようと思う」
――RIZINの密着動画の中で、かなり自信満々な言葉が並んでたと思うんですけども、改めてシェイドライフ選手との相性について教えていただけますか?
「自分のスタイルはどんな相手にとっても、どんなスタイルにとっても相性の悪いスタイルだと思う。自分は相手がどんなスタイルだろうが、弱い部分を必ず発見して、そこを突いていくスタイルなので、どんな相手にとっても相性は良くないだろうね。
このマッチアップに関しては興味深く、お互いレスリングが凄く強い。シェイドゥラエフのグラップリングはまだ未知数。あと、分かる範囲ではパウンドがすごく強いと思う。スタイルの面では、私たちが組み合い始め、グラウンドで攻防を繰り広げ始めた時に、彼は驚かされることになるだろう。状況は少し厄介なものになるはずだよ。しかし、彼にはテイクダウンを決めて私をグラウンドに持ち込む能力も必要になる。それ自体が、すでに一苦労になるだろうね」
――ちょっとフランクな質問をさせてください。前回日本に来た際に、日本のお菓子を好んでいたように見えて。計量後や試合後に食べてみたい日本のお菓子とかあれば教えてください。
「100%間違いなく、お菓子は持って帰る(笑)。お菓子を持って帰るための空のスーツケースを本当に持ってきているので、試合が終わったらスーツケースがパンパンになるまで日本のお菓子を入れて帰りたい。今もすでに買い集めているので、試合後は100%やりたい思う。日本のキットカットもたくさん買って帰ろうかなと。全部食べた後はきっとライト級の試合になるよ(笑)」
――日本とアメリカで戦うことに対する環境の違い、歓声の違いはどうでしょうか?
「比べようがない。会場全体の空気だったり、お客さんの歓声、声援を送るタイミングとか盛り上がるタイミングとかは、日本のファンは格闘家をリスペクトしてるんだなと心から感じる。これはアメリカでは全く経験できないようなことだ。アメリカだとどっちが上になって、どっちがKOしてといった単純な部分でしか気にしてないと感じるけれども、日本のファンはテイクダウンひとつで沸くし、テイクダウンディフェンスひとつでも沸くし、ブーイングもない。そういった意味で日本のファンは格闘家をリスペクトしていることが分かる。あれだけの大人数の前で試合をする、そしてパフォーマンスもちゃんとやらなければいけないっていうのは、簡単ではないと理解してくれているのだと思う。
中にはすごく簡単そうに見せるファイターもいるけれども、実際はそんなことはない。自分の家でテレビで自分の試合を見てくれてる人たちもいるし、自分を応援してくれる街の人たちもいる。すべての人たちの期待がこの瞬間に全部集約されているのでプレッシャーはあるけれども、その中で試合をしなければいけないっていう大変な部分をとても理解してもらえているんじゃないかなと思う」
――対戦相手は100%のフィニッシュ率でいまだに3Rを知りません。そういった部分は逆に自分自身のアドバンテージになると思いますか?逆に弱点をさらけ出すことができると思いますか?
「間違いなくそうです。自分の前回の対戦相手と似ていて、前回の対戦相手も2R以降は経験したことがなかった。そういった対戦相手を深海まで引きずり込んでいく、経験したことのないところに引きずり込んでいって、そこから彼がどれだけ勝利を欲しがっているのか、どういった真価を見せるのか。未経験の部分を経験させてやることによって、その選手の真価が見られると思うので、そこに連れていくことは一つのアドバンテージになると思うよ」




