撮影/安村発
NJKF×CHALLENGER 14
2026年9月6日(日)東京・後楽園ホール
※U-NEXTにてLIVE配信
▼メインイベント(第9試合)NJKFスーパーウェルター級王座決定戦 3分5R延長1R
×岩本光太郎 (誠至会/同級1位)
判定0-3 ※43-50×2、42-50
〇基康 (TAKEDA GYM/RISEミドル級王者/同級2位)
※基康が新王座に就く。

岩本は、デビュー当初はライト級で戦っていたが階級を上げて躍進。2025年9月のホーストカップでウェズリー・ペレイラ(ブラジル)に判定勝ち、2026年3月に磯谷幸喜を1Rわずか43秒でKO。念願の王座決定戦に臨む。

基康(旧リングネームはモトヤスック)は2020年1月、治政館の同門・政斗と初代王座決定戦を争いジャパンキックボクシング協会ウェルター級王座に就いた。2021年8月に当時のミドル級トップクラスの緑川創に挑むも完敗。強烈な右ストレートと左フックを武器に、2022年9月にはWMOインターナショナル・スーパーウェルター級王座も獲得。

2023年3月には初参戦のRISEでトップランカーの憂也を延長戦で破り、10月にはRISEで元ラジャダムナン王者のT-98にも勝利と連勝街道を驀進していたが、2024年4月の『RWS』でサジャド・ヴェナムムエタイにTKO負けで連勝はストップ。さらに7月のジェット・ペッマニー戦、10月のサモ・ペティ戦と外国人に3連敗を喫し、2025年5月に髙木覚清にも敗れた。心機一転、TAKEDA GYMに移籍して2026年2月、NJKFに参戦してクンタップにTKO勝ち。4月には高橋幸光からも勝利を収めると、6月に憂也との再戦を制して第6代RISEミドル級(-70kg)王座に就いた。戦績は21勝(11KO)9敗1分。

マスト判定は無し。1R、さっそくローを蹴っていく基康に岩本は飛び込んでの左ヒジを何度も繰り出す。基康が右ローを連打すれば、岩本はガードしたまま突っ込んでヒジを当てようとする。岩本は手を広げて“もっと打ってこい”と挑発。基康はジャブから右ストレート、左フック。

基康がジャブから右ロー、岩本はバックハンドブローを繰り出すが、かわした基康が右ロー。さらに左インロー。ジャブで突き放すが岩本は左フックとヒジで何度も飛び込んでくる。基康が右ローを蹴って初回終了。

2R、基康はジャブから右ロー、岩本が右フックを振ってくると左インロー。岩本のパンチ、ヒジをブロックして右ローを蹴り、右ストレートから組み倒す。ジャブから右ローに飛び込んでのヒジを繰り返す岩本。基康の右ローに岩本の足が流れ始める。
岩本の攻撃をかわすとすかさず右ローを蹴る基康。さらにジャブ。右アッパーも決まり、すぐに右ロー。互いに右ストレートからの左フック、しかし基康はその後に右ローをしっかりフォローする。基康の右ローが決まるたびに場内からは歓声が沸き起こる。

3Rも右ローを蹴っていく基康は左ミドルも混ぜる。思い切って右フックを振る岩本。基康の左ボディ。ワンツーから左ボディを打った基康は右ロー。ジャブから右ボディストレートには岩本が左フックを合わせる。蹴り合いになると徹底して右ローを蹴る基康。
岩本の右フックに基康は右ストレート、左フックから右ロー。右フックと右ヒジを叩きつける岩本に基康はブロックしながらの右ロー、そして右ヒジをヒット。今度は左フックで襲い掛かる岩本。基康は右ストレート、左フック、ジャブ。基康のワンツー・左ボディに岩本は縦ヒジを立てながらまるで体当たりのように突っ込んでくる。オープンスコアは30-28、30-27でいずれも基康。

4R、左右のヒジを打つ岩本を基康はプッシュして倒す。右ローを蹴っていく基康に岩本は組みを多用。基康の右ローについに足を上げる岩本。そこへまた右ロー。基康は右アッパーからの左フック、組んでくる岩本に右ヒジも打つ。
ジャブから左右ボディ、そして右ロー。岩本がヒジで入ってこようとすると右アッパー。岩本は飛び込みのバッティングが多いため減点1となった。基康の強い右ローが連続して決まり、岩本は焦ったように前へ出る。そこへ基康が左の縦ヒジ。岩本は右のこめかみ付近から流血。

5R、岩本にドクターチェック。ジャブで前に出る基康は右アッパーから左フック、右ローで岩本がたまらず組み付く。基康の右ロー連打でダウン寸前の岩本。足を上げる岩本だが、基康は右ローを狙い撃ち。岩本はしがみついてダウンを防ぐ。
そしてラスト1分、組み付いた岩本に基康が右ローを連打。倒れる岩本にダウンが宣告される。スリップしてもなかなか立てない岩本に2度目のダウン。基康が前へ出て右ロー、岩本は雄叫びをあげて根性で耐え抜いた。

勝利者インタビューで基康は「前回RISEミドル級王者になって、その時からRISEさんにも“新時代の超合筋”という名を付けていただいて。口だけじゃなく結果で見せたいものがあって。武田先生の超合筋、僕は新時代の超合筋なので武田先生を超えます!」と、師匠の武田幸三を超えていくと力強く宣言した。









