▼第10試合 ルンピニージャパン認定スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
〇実方拓海(TSKJapan/WMC日本スーパーライト級王者、J-NETWORK同級王者、LPNJ日本同級王者)
KO 1R 2分15秒 ※3ノックダウン
×齊藤敬真(インスパイヤードモーション)
※実方が新王座に就く。
実方は24歳にしてヒジありのキックボクシング&ムエタイルールで3本のベルトを持ち、様々なリングで活躍してきたテクニシャンタイプ。6月にはRISEに初参戦してランカーから勝利を収めている。今回は4本目のベルト獲得に挑む。
1R、サウスポーの実方に齊藤は前足にローを狙い撃ち。実方は左ハイ、左三日月蹴りを放ち、左ストレートでダウンを奪う。
左ストレートからの右フックで齋藤を追い詰める実方は左ボディブローでダウンを追加すると、最後は狙いすました左ストレート。圧勝で4本目のベルトを獲得した。
▼第9試合 MuayThaiOpenスーパーフライ級王座決定戦 3分5R
×村井雄誠(エイワスポーツジム)
判定1-2 ※48-49、49-48、48-49
〇白幡裕星(橋本道場)
※白幡が新王座に就く。
1R、サウスポー同士。両者ともきびきびとした動きでローを蹴り合う。白幡はパンチでボディも攻め、村井は蹴り返しのローが冴える。
2Rもローを蹴り合う両者だが、白幡が動きのスピードを上げてパンチを放っていく。村井はやや後手気味。両者首相撲からのヒザ蹴りでも勝負。
3R、村井は待ちの姿勢でカウンターの左ミドルと返しのローを蹴るが、白旗がアグレッシブに動いて顔面とボディへパンチを打ち分ける。飛び込んでのパンチもヒット。
4Rは村井が前に出て左右ミドルとパンチを当てて攻勢に。白幡は組み付きが多くなる。しかし終盤、白幡も左ミドルを蹴ってパンチで前へ出て挽回した。
5Rはミドルの蹴り合い。両者手数を多く出すが、白旗がガムシャラにパンチを繰り出して前へ出る。その勢いに押される形となり、後手に回る村井だがパンチとミドルを打ち返す。