(C)GONG KAKUTOGI
2026年8月11日(火)東京・TOYOTA ARENA TOKYO『RIZIN.54』に出場する選手の個別インタビューが、9日(日)都内にて行われた。第10試合のメインイベント、フェザー級(66kg)5分3Rで、秋元強真(JAPAN TOP TEAM)と対戦するクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)がインタビューに応じた。
私が触って、一本勝ちになる。それが間違いない
――大会まであと2日、今の気持ちを教えてください。
「気持ちはもちろんめっちゃ嬉しい。もう一回(再び)戦う・久しぶりに戦うこと、(RIZINの舞台に)戻ったら、めちゃめちゃ嬉しいです」
――今回クレベル選手がメインイベントでチケットもソールドアウトしてます。満員のお客さんの中でまたこうして戦えるのは、やはりすごく嬉しい、気持ちが上がる感じですか?
「まあ、もちろん私は格闘技ちょっとベテラン。でも、全部ソールドアウトして、めっちゃ嬉しいです。 みんな試合を一緒に見ててください、私も頑張ります」
――今回対戦する秋元選手がどんなファイターか、教えていただけますか?
「彼はまだ若くて、強い……だけ(笑)。タレントある、ポテンシャルある、絶対自分が彼を止める」
――ファンの皆さんが思い描くのが、寝技のクレベル選手と打撃の秋元選手というイメージです。どんな試合展開になるとイメージしているか、言える範囲、言えるところだけでも教えてください。
「もちろんいい試合したいけど、2人ちょっと違うスタイルで、彼はストライカーで、私は寝技。でも私のイメージ、私勝つだけ! それだけ考えます。でも彼は強い。強いけど、でもまだ同じ自分のレベルじゃなくて、でも2人が絶対いい試合がしたいけど、でも私の一本勝ちで、間違いないです」
――クレベル選手は試合のことをよく「喧嘩」「喧嘩しよう」と言うじゃないですか 。秋元選手にさっき聞いたら「試合は喧嘩じゃなくてスポーツだ」と。彼にとってはMMAの試合はスポーツだと、言っていました。クレベル選手にとってスポーツじゃなくて喧嘩ですか?
「(苦笑して)気持ち(の面で言えば)は、喧嘩でもなんでも関係ない、喧嘩とかスポーツ、なんであっても、私(の方)が強い。彼はまだまだ(自分の)レベルじゃなくて。ただ自分がいつも喧嘩スタイルと言っているのは、自分(のやっていることが)綺麗なコンビネーションを出すとかではなく、自分のスタイルはもっとアグレッシブだから、ちょっと喧嘩みたい(ということであって)、でもまあ何と言うか(笑)『喧嘩じゃなくてスポーツ』は当たり前。私はスポーツ(として)一番頑張っている。リスペクト(を持つことや)いろいろ。でも、自分のスタイルが、ちょっと喧嘩(っぽいもの)がある。喧嘩をしたいとはどういうことかといえば、綺麗なテクニックを私はやったことがないから。それだけです」
――秋元選手は強くなってますけどもまだ自分のレベルじゃない?
「そう……かな。彼が自分の階級で勝った一番強い相手は、多分パッチー・ミックスかな。あとはまあ、みんな普通。まだ(自分ほど)強い相手と戦ってきていない。で、私は、前に2回チャンピオン、みんな階級トップ選手と試合をしてきた。私のイメージでは、今の秋元が(この階級の)まだレベル高くじゃない(トップ選手ではない)です。自分のレベルじゃないです」
――例えばクレベル選手が2回戦った鈴木千裕選手と秋本選手だとレベルは鈴木選手の方が高い?
「『格闘技』で、千裕はもっとレベルが高い。秋元は当然ストライキングは上手だけど、でも私に見えるのは、千裕はもっとレベルが高くなる。千裕のほうがもう、全部できるかな」
──その鈴木千裕選手に勝ってるから、クレベル選手のほうがまだまだ上?
「そうです、まだまだ」
――今夏休みじゃないですか。子供たちが遊びに行きたいって言ってるんじゃないですか。
「そう……今日が一番大変だったのが、遊ぶだけじゃなくて…。遊ぶっていうのは、後でもできる(こと)。試合終わったらすぐ4日くらいは私、家族と遊びに行くけど、今日がちょっと難しい、今日はブラジル人にとって(日本で言う)『父の日』、お父さんの日で(※8月の第2日曜日)、だから今日もちょっと家族と行きたいけど、しょうがない。仕事があり、ダイエットも色々仕事。でも大丈夫、それは家族みんな分かってる、パパもうちょっと頑張ってる、あとで長い時間、家族と遊んだり、何でも一緒にできるか」
――今日がブラジルの方にとって大事な日なんですか?
「そうです」
――今回、秋元選手と多分年齢が16歳離れてて、もしかしたらこれまでのキャリアの中で一番年齢が離れてる相手との試合になるのかなと思ったんですけど、何か意識するところもありますか?
「ちょっと難しいな、それ。まあ、それはもう変わらないで。関係ない。16歳(差)でも何でも。ま、違いますけど、でも全然。それがもう変わらない。 私が見ると彼が若いは若いけど、でも自分の相手で、私はもう彼をボコボコにしたい。20歳、40歳、50歳関係ない。それが自分の対戦相手なら、私は勝ちたいです」
――さきほど「秋元選手はまだ自分のレベルではない」と言いました。そのときに「秋元選手はまだ強い相手と戦ってきていない」というようなことを言ってたんでしょうか?
「そうです。それ間違いないです。 私のストーリーと彼のストーリーを見たら(これまでの戦績を比べたら)、私は以前ヨーロッパのチャンピオン、RIZINで2回チャンピオン、 いろいろ高いレベルで戦ってきました。彼がまだ同じだけ強いレベルでまだ戦ったことがない。 私はいつも言っているけどそこに秘密はない、彼が戦った一番強い相手はパッチー・ミックスで、彼は再戦したいだろうけど──というのは何の問題があったかはわからないけど、秋元戦のときはパッチー・ミックスのスタイルじゃなかった。だから私も火曜日、(本当の)パッチー・ミックスの戦いを見たいです。これを見てあとで私はわかる、本当に秋元が強いのか、秋元がラッキーだったのか」
──前回、秋元選手がミックスに勝ったのはラッキーな要素があったと?
「まあラッキー(かどうか)じゃなくて、彼にメリットがある。勝ってるから。私もちょっとびっくりでちょっとショック。でもまあ、ラッキーでもラッキーじゃなくても彼はメリットある。格闘技であんまり“ラッキー”ないな、みんな頑張ってる。多分パッチー・ミックスが、いい日ではなかった」
──では秋元選手にとってあなたは今まで戦ってきた相手の中で最強の相手ということですか。
「もちろん、それ間違いない、間違いない。私だけが言うんじゃない。彼(自身が)いつも言ってたね、クレベルと戦いたい、クレベルと。だから、彼が自分のことをパスできたら、彼は誰とでも戦うことができる。彼は分かってる 自分のレベルを高くしてくれる。分かる? 私が彼を止めることによって、彼はもっと頑張れるかもしれない」
──「試合に勝ってお子さんたちと遊びに行く」というお話がありましたけど、試合後、ご家族やお子さんと行ってみたい場所だったり、どんなことをして遊びたいと思っていますか?
「海外行きたいけど、でもできないから、琵琶湖の家をレンタルしてみんなで行くか。家族の時間を過ごすか。子どもたちはこの場所が好きで、一緒に遊ぶことをしようと思っています」
──今回の秋元戦の練習、準備を通して、クレベル選手が自分のパフォーマンスに成長だったり進化を感じた点ってどういうところになりますか?
「もちろん私いっぱいの練習した。まあいっぱいじゃない、いつも同じ練習。だから、彼にないスタイル(だから)自分はちょっと集中。でも私も自信あるから。長く格闘技やってるけど、自分のスタイルにめっちゃ自信がある」
──今回クレベル選手のファンの多くがクレベル選手が「ボペガー」と叫ぶ姿を想像してますけど、秋元選手を極めるパターンはどれくらい、何パターンくらい考えてますか。
「当然、1ラウンドできたら、1ラウンドにボペガー。2ラウンドでもなんでも、彼が間違えたら私絶対一本勝ち。彼がずっと言うのは、『クレベルの手が自分を触れない』って。だから、私が触って、一本勝ちになる。それが間違いないです」
──秋元選手の打撃は非常にスピーディーですが、クレベル選手がパンチをもらっても大丈夫というふうに、試合の前から思っていましたか?
「もちろんそれも大丈夫。自分のいっぱいの練習、それがイメージ。それが全部分かってる。彼はスピード速い、でも私全然問題ないです」
──シェイドゥラエフ選手とAJマッキー選手の試合の勝者と、自分が勝ったら試合をするかもしれないことも自分のモチベーションになっていますか。
「もちろん、両方の選手に対してモチベーションあるが、シェイドゥラエフは私が前に負けているから、もう一回戦いたいです。前の試合は何にもできなかった。チャンピオンは強い、AJ・マッキーも同じ。戦いたい。彼は前にBellatorチャンピオンで、彼は強い。レベルちょっと高い、戦いたい。でも勝ったら、モチベーションは、誰でも試合したいです。自分が心配なのは、AJ・マッキーが勝って、自分も勝ったら、彼と戦えるかもしれないって思っているけど、(シェイドゥラエフ戦は2団体のベルトがかかってるから)AJが勝ったら、彼はPFLで防衛戦をやるかもしれないこと。もしそうだったらと思うと心配だけど、もしRIZINで防衛戦が組まれるなら、大晦日にお願いします!」









