互いの胸を突き飛ばし合い、乱闘寸前となったラジャブザデ(左)とトゥチャッシー(C)GLORY
2026年6月13日(土・現地時間)オランダ・アホイ『GLORY COLLISION 9』の前日計量と記者会見が、12日(金・現地時間)に行われた。計量は全選手が規定体重をパスした。

今大会ではGLORY世界ライトヘビー級(-95.0kg)王座を懸けた「GLORYライトヘビー級グランプリ」が8人制ワンデートーナメントで行われる。

パワーパンチャーのセム・カセレス(トルコ)がモハメド・ハムディ(モロッコ)と、常にエキサイティングな試合を見せるKOモンスターのバフラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン)は元タイトルコンテンダーのモハメド・トゥチャッシー(モロッコ)と1回戦で対戦。

タイトルになかなか手が届かなかったルイス・タバレス(オランダ)は元GLORY世界ミドル級王者ドノバン・ウィッセ(スリナム)と注目の対決、そして2025年ライトヘビー級トーナメント優勝者マイケル・ボアペア(ガーナ)は元GLORY世界ライトヘビー級王者アルテム・ヴァヒトフ(ロシア)と1回戦で対戦する。

フェイスオフで互いに胸を突き飛ばし合い、乱闘寸前となったラジャブザデとトゥチャッシー、会見では激しいトラッシュトークを展開。記者からの質問で「このトーナメントで、最もKOしやすいイージーなファイターは誰だと思いますか?」と問われたラジャブザデは「全員だ」と強気な発言をしたが、「このトーナメントで最も過大評価されているファイターは誰だと思いますか?」と聞かれたトゥチャッシーは「バフラムだ」と即答。

その後も記者会見そっちのけで口論が続くなど、試合へ向けて因縁を残した。
セム・カセレス(トルコ/2024年最優秀新人賞/20勝3敗14KO)=94.6kg

「私の怪我は完治しました。だから、土曜日に向けて準備はできています。そして、私たちはショーを披露するつもりです。ここには世界最高のライトヘビー級ファイターが8人集まっています。明日は全力でぶつかり合います」
モハメド・ハムディ(モロッコ/22勝4敗10KO)=95.0kg

「皆さんのことを非常に良い勝ち方で驚かせることを期待していてください。間違いなくここにいる全員やファンが、俺のことを最下位だと言っている。だから俺は少しアンダードッグの位置に置かれている。それが俺のポジションだ。だから、皆さんを驚かせる準備はできている」
▼GLORYライトヘビー級グランプリ1回戦(2) 3分3R
バフラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン/73勝6敗65KO)=94.0kg

「みなさんに平和あれ。俺の対戦相手は落ち着いた方がいい。彼は爆発的なファイターかもしれないが、リラックスすべきだ。さもないと、とんでもない惨事になるだけだ。
ちょっと言わせてくれ。俺の対戦相手に水か何かをやってくれ。彼はものすごくストレスを感じている(緊張している)ように見える。明日本番になれば分かる。アイツは喋りすぎだ。アイツはショーのピエロだ。明日になれば思い知る。アイツに喋らせておけ。口だけは達者だな。明日になれば、違うものを見ることになる」
モハメド・トゥチャッシー(モロッコ/元ライトヘビー級タイトル挑戦者/20勝3敗14KO)=94.8kg

「彼は俺を過小評価していると思う。彼は良い試合をいくつかしてきたが、明日は彼に全く違う炎を浴びせてやるつもりだ。このイベントに女性の入場は禁止されていると思っていたが、なぜアイツ(ラジャブザデ)を戦わせているんだ?」
▼GLORYライトヘビー級グランプリ1回戦(3) 3分3R
ルイス・タバレス(オランダ/65勝11敗21KO)=94kg

「素晴らしい気分です。長い時間がかかりましたが、いよいよその時が来た、という感じです。私はそのタイミングを信じています。だから私にとっては何も心配はありません。任務を遂行する準備はできていますし、ここにいるのはファンのため、そして世界中のファンのためにショーを披露するためです」
ドノバン・ウィッセ(スリナム/元ミドル級王者/23勝2敗10KO)=93.8kg

「(ミドル級からの転向は)そこまで多くの減量をしなくていいということだと思います。そして私は今は新参者のようなものですからね。自分自身を証明しなければなりません。それを明日やります。私によるスペクタクルな試合を見られるはずです」
▼GLORYライトヘビー級グランプリ1回戦(4) 3分3R
マイケル・ボアペア(ガーナ/2025年ライトヘビー級トーナメント優勝者/23勝6敗1分9KO)=94.2kg

「自分自身の中では、俺は常に本命だ。だけど、俺が本命かどうかは、もちろんファンに聞かなければならないことだ。しかし、明日は大きな一日になるだろう。
俺はもう一度、自分自身を完全に証明し直すのが好きだ。今はまた違うトーナメントだし、試合数が1つ増える。だから違ったものになるだろう。しかし、俺が今ここで最高であることを彼らに見せてやる。だから何の差もない。俺が勝者になる。明日会おう。
俺はすでに(トーナメントで)一度勝っている。だから、怪我をしてもなお戦い続けるというのがどういう感覚なのかを知っている。その経験はすでに自分のポケットに入っていると思う。それが、多くの人が『俺が勝つ』と考えている理由だと思う。そして、他の選手には俺のようなハートがないと思う。タフな状況になった時、多くのやつらがちょっとメソメソし始めたりするのを見てきたが、俺はそういうタイプの人間じゃない。だからこそ、俺が勝つんだ」
アルテム・ヴァヒトフ(ロシア/元ライトヘビー級王者 22勝7敗8KO)=94.5kg

「ただいま(元の階級に)戻ってこられて、本当に嬉しいです。私の本来の体重階級に戻ってこられました。ここには本当に素晴らしいファイターたちが揃っています。明日は本当に素晴らしいショーが見られるでしょう。明日それを見るのは本当に良い機会だと思います。
自分がまだ(ライトヘビー級で)無敗であることは間違いありません。私はただそれを再び掴みに行くだけです。そして、あの素晴らしいGLORYの時代を通じて、私たちがどれほど長い道のりを歩んできたか、そして自分が今でもチャンピオンであることを全員に証明するつもりです。明日、それを再び証明します」




