2026年6月11日(木)都内にて記者会見が行われ、KNOCK OUTが新シリーズ『にゃんこ大戦争presents KNOCK OUT MX LIVE』の開催を発表した。
TOKYO MX1(9ch)にてゴールデンタイムに試合が生中継される大会として、第1回大会は7月5日(日)福島・KNOCK OUT常葉アリーナにて開催される(20:00~21:00放映)。
そのメインイベントで決定したのが、KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級3分3Rの軍司泰斗(TEAM SUERTE)vs.下地奏人(フリー)。
軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝、2017年9月に第2代Krushバンタム級王座を獲得、2021年12月に第5代K-1 WORLD GPフェザー級王座に就いた。2022年8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝。2025年10月にはISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座を獲得している。
KNOCK OUTには2025年6月から参戦し、ヒジ打ちあり、つかみ制限無しのREDルールに挑み、元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者ペットルンルアンを得意の左ボディでKOしたが、8月にゲーオガンワーンに初回KO負け。11月にはセーンサックグンからダウンを奪って勝利も、12月のゲーオガンワーンとの再戦ではリベンジ失敗。2026年5月の『GOAT』では笠原友希に判定勝ちした。戦績は29勝(7KO)8敗1分。
下地は2024年8月に髙橋亨汰を延長戦で破る番狂わせ、11月にカンボジアで行われたクンクメールとの対抗戦でも初回KO勝利を収めると、12月には「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」準決勝で、久井大夢を破ったロムイーサンに1Rで右ハイキックによるKO勝ちの番狂わせも、決勝では久井に判定負けで王座獲得はならず。
2025年8月の網膜裂孔からの復帰戦ではゴンナパーに挑むもKO負け、11月も成尾拓輝にTKO負けを喫したが、2026年4月の沖縄大会でYUZUKI BRAVELYにKO勝ちして再起。戦績は13勝(5KO)4敗。
山口元気KNOCK OUT代表は「地上波生中継ということで、やはり一般の人が見ても面白い、チャンネルを止めるようなカードを考えた時に、このカードが頭に浮かびました。これがメインだなと思って、このカードを決めさせていただきました。絶対面白い試合になると思います」とメインで行うと発表。
軍司は「前回はGOATでキックルールでやったんですけれど、やっとREDルールに戻って来れました。REDルールでは前回負けてしまったので、その復帰戦であり、ここは地上波なのでしっかりKOで勝ちたいなと思います」との意気込み。
下地は「この試合が決まった時、倒しに行こうっていうより、めっちゃ勝ちに行こうと思ってたんですけれど、先ほど山口代表がこの大会の意図を言った時に、“わおっ”と思ってしまって(笑)。でも変わらず楽しみながら勝ちに行こうかなと思って。そうすれば絶対結果は皆さんが納得するようなものになると思うので、そこはもう貫き通して楽しんでいきます」と話した。
互いの印象と最も警戒する部分を聞かれると、軍司は「印象はパンチも蹴りも組みもヒジもできる、全部できる選手だと思ってるので、気をつけないといけないことはヒジ以外は無いと思っています。そこは警戒しながらやれればいいなと思ってます」、下地は「軍司選手はK-1の頃からずっと見ていて。K-1にいた頃からのパンチだったりとかの部分は警戒しないといけないですけれど、REDの復帰戦までにGOATを挟んでの期間があったっていうのもあって、そこからの成長とか未知数的な部分は凄く警戒しています。いろいろと気をつけないといけないところが多いなって思います」と、それぞれ評する。
軍司はREDでの初の日本人対決について「そこまで違いはないですけれど、別に弱い選手ではないと思ってるし、その中で強い選手だと思ってるので、勝ち方次第では次につながると思うのでちゃんと今回倒しに行って次に繋げたい」という。
元々ムエタイルールで戦っている下地は、軍司がヒジを警戒すると言ったことに対して「自分が軍司選手の立場だったらヒジを警戒するのかなって思ってるので、そこは特に何も思わない。振り回されないようにします」と気にしないとするが、狙って行くかと聞かれると「分からないです」と笑みを浮かべた。
初めての大会、そして生中継のメインに選ばれたことをどう受け止めているか、と聞かれると軍司は「前回のGOATも地上波だったので、地上波といえば軍司って思わせるような試合をする。前回はKOできなかったんですが、今回はREDルールなのでお互い打ち合えば盛り上がると思うし、どちらかが倒れると思うので、そういう試合を今回は見せていきたいと思います」と、KOで魅せたいとする。
下地は「正直、メインって知ったのも今なんですよ。だからちょっと驚いてるんですけれど。生中継に対しては何をやらないといけないのかははっきりと分かったので、そこは目指しつつも、自分の楽しみたいようにやって楽しんで、結果的に皆さんが満足して見て良かったなと思えるような試合にしたいなと思っています」と答えた。
軍司は前回久しぶりのBLACKルールで試合をしたことによって、何か掴んだものはあるかとの質問に「首相撲はなかったんですけれど、組みの部分(ワンキャッチワンアタック)では相手より勝っていたかなっていうのは前回で掴めたところです。それを活かしながら、今回もしっかり組みの部分はしっかり対応していきたいなと思ってます」と、下地が首相撲に来ても対応できる自信があるとした。
下から上がってきた選手に負ければポジションを奪われるようなカードとなるが、プレッシャーはあるかとの問いには「正直もうプレッシャーとかはあまり感じなくなってしまって。それもREDルールでやってるので、ヒジの方が僕は怖い。そういった部分ではあまりそこまでは意識はしてないんですけれど、僕自身も多分1年ぶりぐらいのオーソドックスとの対戦になるので、そこもちゃんとしっかり練習はしてるのでそれを今回出せればいいなっていう感じですね」と、そういうプレッシャーはないという。
あえてヒジを狙い、日曜の夜を血に染めるかと聞かれると「僕はヒジは打ちたいなと思っています。別にカットじゃなくて、僕は倒しに行こうと思ってるので、そっちの方が盛り上がると思うのでヒジを出すのだったら倒しに行こうかなと思っています」と、ヒジ打ちでのKOは狙いたいとする。
同じ質問に下地は「そこは触れないでください(笑)。でもそうですね、できたらって感じですかね。どこまで行こうが、自分も楽しみたいっていうのをずっと通していくので、その結果を見てもらえればって感じですね」と言葉を濁した。
昨年11月にKO負けを喫した成尾よりも、さらに緻密にゴリゴリくる相手に対応できる自信はあるか、との質問には「どういう過程を踏むのかによりますが、最終的には削り合いになるのかなと思っています。そこを見据えながら練習していて、その展開になっても負けないように、勝てるようにっていうのをやっていこうかなと思います」と、削り合いを想定していると話した。
最後に軍司は「地上波で生中継されるということで凄くめでたいことだと思ってるので、しっかりここは格闘技の面白さを感じさせるために、やっぱりKOという形で終わりたいと思います」と宣言。
下地は「初めての地上波生中継での試合、そのメインとしてやるからには、しっかり見てくださる皆様が満足できるような試合にできるようにしていきたいので応援よろしくお願いします」と、期待に応える試合をしたいと誓った。