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【RIZIN】犬は吠えるがRIZINは進む、愛犬の散歩中に大型犬に噛まれたララミーと元谷の試合が59kg契約に変更。メインは扇久保博正vs.神龍誠の「東北ダービー」。本戦開始時間の変更も=全試合順発表

2026/06/01 16:06

扇久保との死闘から半年、元谷がララミーと次期コンテンダー争いも、ララミーが犬に噛まれて59kg契約に

▼RIZINフライ級(57.0kg)→59kg契約 5分3R
元谷友貴(ATT)
トニー・ララミー(カナダ/Maximum training centre)

 ATT所属の元谷は、25年7月にフライ級に落として臨んだGP1回戦で、自ら指名したヒロヤに組ませずスタンドも制し、判定勝ち。8月の総選挙では、スピーチで指名した神龍との対戦が2回目の投票で選ばれ、新旧DEEP王者対決が実現、スクランブル合戦を制した。

 大晦日、19年に僅差判定負けを喫した扇久保を相手に決勝戦に臨んだが、スプリット判定でまたも及ばず。再起戦となる今回、豪快なキャラクターとは一線を画す精緻なMMAを光らせ始めたララミーをその卓越した技術で凌駕し、再び頂点を目指す。

 ララミーは、レスリング&キックベース。兄で元UFCファイターのTJ・ララミーの影響でレスリング、格闘技を始める。15歳でレスリング国内王者に輝いたほか、WKAキックボクシング王座も獲得。アマチュアMMA7戦無敗を経て、プロMMA12勝3敗。24年11月にRIZINに初参戦で村本友太郎に判定勝ち後、2戦目となった25年3月、当時4連勝中の伊藤裕樹とダウンの奪い合いとなる激しい打撃戦の末に判定負け。11月には体重超過の山内渉に組みで圧倒し、判定勝ちで再起。26年3月、征矢貴を相手に序盤からローキックを効かせると、3R、右フックでダウンを奪いTKO勝ちを収めた。今回、GP準優勝の元谷に勝てば、王座挑戦も見えてくる。

 1日、RIZINが「ララミーが愛犬の散歩中に愛犬が大型犬に襲われ、ララミーが助けに入って噛まれた」「ララミーは怪我を負い、治療のための抗生物質の服用により体重調整が難しい状況となった。元谷陣営と協議を行った結果、両陣営合意のもと、59.0kg契約(キャッチウェイト)にて実施する」と発表。試合4日前にキャッチウェイト戦に変更されている。柏木氏によれば、「噛んできたのは50kg級ロットワイラー/ ピットブル系の雑種」とのこと。

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メガトン級の砦、MMA30戦目の酒井リョウがRIZIN初勝利でジャパンGPに名乗りか

▼RIZINヘビー級(120.0kg)5分3R
酒井リョウ(レンジャージム)
貴賢神(フリー)

 酒井は、MMA15勝14敗の元DEEPメガトン級暫定王者。39歳。2012のGRABAKA 2 LIVE!!でプロデビュー。以後、DEEPメガトン級を主戦場に活躍。関根シュレック秀樹やシビサイ頌真らRIZINファイターたちとも激闘を繰り広げてきた。20年2月、初参戦のRIZINで実方宏介とキックルールで対戦もKO負けを喫した。その後21年12月からは4連勝。その勢いで22年11月に赤沢幸典を左右フックからパウンドでTKOに下し、DEEPメガトン級暫定王座を獲得すると、23年7月の水野竜也との再戦で1R TKO勝ちで王座防衛に成功。23年9月にヤン・へジュンに一本負け後、24年3月には同級正規王者のロッキー・マルティネスと王座統一戦で再戦。ジャッジ5名がドローの接戦のなか、マスト判定で惜敗し王座陥落した。

 再起戦の24年11月、元ONEの長谷川賢と対戦。2R、長谷川の後頭部打撃による負傷判定で勝利。25年3月、5年ぶりのRIZINの舞台に、念願のMMAルールで参戦。204cmの長身のエドポロキングの打撃をかいくぐり、1、2Rとテイクダウンを成功させノースサウスチョークで勝利まであと1歩に迫るもロープを蹴ったエドポロキングに上下を入れ替えられて無念の逆転TKO負け。25年8月にDEEPメガトン級王座決定戦で、14歳若く、かつての練習仲間である大成と対戦。3R サッカーボールキックでKO負けで連敗を喫し、メガトン級正規王者のベルト戴冠ならず。26年3月、元GRACHAN王者の荒東“怪獣キラー”英貴をDEEPで迎え撃ち、1Rに左フックでダウンを奪い、パウンド&ヒジでTKO勝ち、再起を遂げた。今回、杜の都・仙台で10歳若い貴賢神を相手に、MMA30戦目の日本ヘビー級、いやメガトン級の強さを見せつけ、悲願のRIZIN初勝利を掴み取るとともに圧倒的な勝ち方で、GPに我ありとアピールするか。

◆貴賢神はベテラン酒井を下して兄弟GP出場なるか

 貴賢神は、スダリオ剛の双子の弟でMMA3勝4敗。5月13日に29歳になる。少年時代より空手やキックボクシングを習い空手では県大会2位の成績を残す。中学時代はバスケットボール部に所属し、茨城県大会で優勝、全国3位の実績を残し強豪高校からのスカウトも受けるが、家計の厳しさもあり両親の勧めで卒業と同時に貴乃花部屋に兄とともに入門。13年3月に初土俵を踏むと、17年の5月場所で新十両に昇進。18年3月には史上初の双子の関取誕生で話題に。しかし21年7月に不祥事を起こし相撲界を引退。

 22年4月のRIZINで関根“シュレック”秀樹にTKO負けを喫し、デビュー戦でMMAの厳しさを味わうと、その後カルリ・ギブレイン、荒東"怪獣キラー"英貴に敗れRIZIN3連敗。24年3月、背水の陣で臨んだコーディー・ジェラベック戦では1R右ストレートを当てると一気に左右ラッシュをかけ、TKOで念願の初勝利。大晦日にエドポロキングと対戦。テイクダウンを狙うも顔面ヒザを効かされ、連打を浴び1R TKO負けを喫した。喧嘩三番勝負に抜擢された25年7月、柔道出身のフィニッシャー・稲田将と対戦。2Rスタミナを切らした相手にパウンド肘を浴びせTKO勝利で再起。11月にはRIZIN初参戦のMAX吉田と対戦。左フックでダウンを奪い、鉄槌連打により1R 僅か70秒でTKO勝利を挙げ、MMAキャリア初の2連勝をマークした。この勢いをもって、MMA戦績で大幅に上を行くDEEP元暫定王者の酒井を相手にジャイアントキリングを起こし、日本トップの重量級が決まるトーナメントへの出場を果たすか。

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