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【K-1】メルヴィン・マヌーフが「彼もレジェンドになる!」と断言するオランダ予選優勝者ジェイジェイ・モーリス、ボンヤスキーも「成長が楽しみ」

2026/04/21 19:04
 2026年4月19日(日・現地時間)オランダ・ユトレヒトで開催した『K-1 WORLD MAX 2026 in Utrecht』において「[K-1 WORLD MAX 2026~-70kg世界最強決定トーナメント・オランダ予選~」が行われ、オランダのジェイジェイ・モーリスが優勝を飾った。モーリスは優勝候補のミッチェル・ラーマスを決勝でKOし、“超新星”誕生をアピールした。  オランダはかつて「格闘王国」と呼ばれ、名キックボクサーを次々と輩出。K-1 WORLD GPヘビー級世界トーナメント3度優勝のピーター・アーツとレミー・ボンヤスキー、4度優勝のアーネスト・ホーストとセミー・シュルト、1度優勝のアリスター・オーフレイム、K-1 WORLD MAX -70kg世界トーナメント初代王者のアルバート・クラウス、2度優勝のアンディ・サワーなど、K-1でもオランダ勢は圧倒的な強さを発揮してきた。  現在はダリル・フェルドンクが-70kgで孤軍奮闘しているが、モーリスはフェルドンクに続くK-1のスターになることが出来るか。  K-1との協力のもと大会を主催したWFLのメルヴィン・マヌーフプロデューサーは「モーリスもレジェンドになる!」と断言。優勝したモーリスは「“なれたらいいな”じゃない。僕もレジェンドたちの仲間入りをします」と宣言した。  また大会を観戦したK-1ヘビー級レジェンドのレミー・ボンヤスキー(オランダ)は、スター選手誕生に興奮していた。  優勝したモーリスは、9月12日(土)に東京・国立競場第二体育館で開催の『K-1 WORLD MAX 2026』のFINAL16出場権を獲得し、世界一を目指す。 マヌーフとモーリスのコメント ――素晴らしいパフォーマンスでした。優勝したモーリス選手は、いよいよ日本へ向かいます。大会を主催したマヌーフプロデューサーは、試合を振り返ってみていかがでしたか? マヌーフ「モーリスは、オランダを代表する非常に有望な選手だと思うし、本当に誇りに思っているよ。彼は何でもできるとても優秀なファイターで、どんな状況にも負けない戦士のメンタルが、彼の血に流れている。だから、彼には大きな期待をしているよ。決勝トーナメント(Final 16)でも、多くの日本のファンを驚かせてくれるはずだ」 ――モーリス選手は3試合も戦い、顔に傷一つないことは驚異的ですね。 マヌーフ「そうなんだ。彼はとても才能があるんだよ。WFLで試合を始めた時から、ずっとポテンシャルを感じていたよ。日本で試合をするのは彼にとって非常に良いチャンスだし、どんな活躍を見せてくれるか楽しみだよ」 ――日本で戦うモーリス選手にアドバイスはありますか? マヌーフ「東京へ行く前は、とにかくハードにトレーニングすること。これが最も重要だ。日本の『ビッグリーグ』に乗り込んで勝つには、厳しい練習は不可欠だからね。K-1は、かつて世界の立ち技格闘技界で最大の組織だった。アーネスト・ホースト、バダ・ハリ、アリスター・オーフレイム……名前を挙げればキリがない。K-1 MAXならオランダのアンディ・サワーやアルバート・クラウス…、そしてモーリスもその次の一人になるかもしれない。12月になれば分かることだろう。私たちは、全面的に彼をサポートする。オランダのために、彼が何をしてくれるか見届けたいね」 ――モーリス選手、マヌーフプロデューサーがK-1レジェンドたちの名前を挙げて、あなたに期待をかけていますが、どんな気分ですか? モーリス「最高です。本当に最高な気分です。これまでの人生、ずっと厳しい練習をしてきました。猛烈にハードな練習です。父が19年間、僕を支え鍛えてくれました。そして今、ここにいます。やってやりますよ。“なれたらいいな”じゃない。僕もあのレジェンドたちの仲間入りをします」 ――モーリス選手のお父さんは、かつてレジェンドのラモン・デッカーを破ったことがあるジェリー・モーリスさんですね。トーナメントは3回戦ったわけですが、記憶に残っている試合は何でしたか? モーリス「やはり決勝戦のミッチェルとの試合が、一番の記憶に残っています。彼との試合は、激しい“戦争”になるだろうと予想していました。リングで向かい合って、彼の目を見て分かったんです。僕を仕留めようとしていました。本気で倒しに来る目でした。だから、すぐに仕留めなければならないと思いました。手っ取り早く終わらせないと、僕にとって非常に長い夜になってしまう。でも、やり遂げました」 マヌーフ「皆さんが知らない裏話があるんだけど、実はミッチェルとモーリスは同じジムで4年間も一緒に練習していた仲間なんだ。だからこそ、この試合は非常に感情がこもった試合だった。お互いをよく知り、切磋琢磨してきた仲だからね。敬意はあったけど、日本へ行けるのは一人だけ。日本行きのチケットを手にする者がいれば、家に帰る者もいる。今日はモーリスが勝ったが、次はどうなるか分からない。ただ、現時点ではモーリスが勝ち取ったということだ」 ――最も過酷な東京行きのチケット争奪戦でした。 マヌーフ「大成功の夜だったね。試合も素晴らしく、観客も盛り上がり、会場の雰囲気も最高だった。K-1とは、非常に良い協力関係が築けていることを感じるよ。将来的には、WFLとK-1でポルトガル、ミュンヘン、そしてイングランドでも何か仕掛けようとしている。忙しくなるぞ、これから。最新情報は随時伝えていくけど、一歩ずつ進めていく。これが今後のプランだ。俺たちにとって、最高の旅になるだろう」 ――楽しみです。では日本へ向けて意気込みを。 モーリス「全員ぶっ倒します!」 マヌーフ「おい、そこは日本語で!」 モーリス「二ホンノミナサン、オレガチャンピオンニナリマス!」 マヌーフ「グレート!」 [nextpage] レミー・ボンヤスキー「将来的にはGLORYと同じくらいの規模になると思う」 ――オランダ予選は凄いイベントになりましたが、感想をお願いします。 「とても素晴らしかったです。とくにトーナメント決勝のモーリスのKOが印象的で、興奮しました」 ――トーナメント全体はどう感じましたか? 「とくに印象に残ったのは、ミッチェル・ラーマスです。彼は準々決勝から、非常に厳しい戦いになりました。カーフキックのダメージがあったのか、決勝では勝つことができませんでした。カーフキックを受けた後に、顔面へヒザ蹴りをもらってしまいKO負けとなりました。そこで勝ち切ったモーリスが素晴らしかったですね。モーリスは、すべての試合に勝ち最後はKOで終わらせるという素晴らしい仕事をしました。トーナメント全体と最後のフィニッシュも含めて完璧でした」 ――優勝したモーリス選手の印象は? 「彼はジェリー・モーリスの息子です。ジェリー・モーリスは素晴らしいファイターで、チャンピオンでもありました。彼は、レジェンドのラモン・デッカーに勝ったこともあります。その父親の強さを受け継いでいる印象です。それは、幼い頃からトレーニングしていたからだと思います。そして、初めてトーナメントで勝ちました。その理由は、父親にあります。彼は『父はすべてのトーナメントに勝ってきた。だから今度は自分がすべてのトーナメントに勝つ』と断言しました。彼はまだ若く、将来性のある若いファイターの成長が楽しみです」 ――今回は、オランダとルーマニアのK-1予選トーナメントを見てきましたが、レジェンドから見てどんな感想を持ちましたか? 「K-1との協力で、オランダのWFL、ルーマニアのDFSがそれぞれ大会を開催し、成功に導きました。おそらく、将来的にはGLORYと同じくらいの規模になると思います。そのためには、才能のある若い選手たちの発掘が重要です。種を蒔かないと、大きな木は決して育ちません。今回のような大会を開き、若いスターを育てていけば、4、5年後には次世代のスターになっていくことでしょう」 ――K-1とWFLとのコラボレーションについてはどうですか? 「今回のコラボレーションは、とても意味のあることです。ぜひともこのような機会を継続して、どんどん才能のあるファイターを育ててほしいです。すべての優れた団体が協力すれば、これまで以上に大きく、強くなると信じています。次回を楽しみにしています」
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