▼第7試合 K-1 KRUSH FIGHTウェルター級 3分3R・延長1R
〇海斗(ポゴナ・クラブジム)
KO 1R 48秒 ※3ノックダウン
×大泉 翔(昇龍會)
海斗は6勝(4KO)2敗の戦績を持ち、2018年4月から3連勝していたが今年1月に加藤虎於奈との再戦で返り討ちにあった。
大泉は元プロボクシング西日本新人王で、今年8月のK-1で木村“フィリップ”ミノルと対戦してKO負け。初勝利を目指して「海斗」と書かれたタンクトップを引き裂くパフォーマンスで入場。
1Rが始まってすぐ、海斗が打ち合いに行って右ストレートからの左フックダウンを奪う。右ストレートでバランスを崩した大泉の顔面へのヒザで2度目のダウン。最後は左ハイキックでの秒殺KO勝ちとなった。
海斗はマイクを持つと「みなさんどうでしたか、これが海斗です。会長、練習したとおりにできなくてすいません。次からは有名なやつを当ててくれますよね? また僕の試合を見に来てください。まいど」と、有名選手との対戦をアピールした。
▼スペシャルエキシビションマッチ 2分2R
―安保瑠輝也(team ALL-WIN/第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
勝敗なし
―野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
スーパー・ライト級の第2代王者・野杁と第4代王者・安保がエキシビションマッチで拳を交える。両者とも12月28日(土)愛知ドルフィンズ・アリーナで開催されるK-1名古屋大会に出場し、野杁はハッサン・トイ(トルコ)、安保はゲーオ・ウィラサクレック(タイ)と対戦。
1R、両者とも蹴りを中心とした動き。前半は安保がアグレッシブな攻撃を繰り出し、後半は野杁がタイミングのいい攻撃で安保を下がらせた。
2R、野杁がジリジリと追い詰めてパンチを連打すると安保も返す。近距離で多彩なショートパンチを繰り出す野杁。安保のガードの隙間を縫ってパンチをヒットさせる。負けじと安保も強い蹴りを繰り出してエキシビションは終了した。
野杁は「試合とはまた違った緊張感があって、瑠輝也は絶対に本気で来ると思っていましたし、考えたら試合では緊張しないんですが緊張してしまいました。楽しかったですか? 瑠輝也は小さい頃から知っていて一緒に練習もして、ここまで活躍する選手になるとは思わなくて。ヒョロヒョロでしたし、弱かったし。でも僕の後にベルトを巻いてくれて嬉しかったです。12月に名古屋で僕は海外の選手、瑠輝也はゲーオとダイレクトリマッチするのでぜひ見に来てください」とあいさつ。
安保は「強い。化け物です。高校生の時に出稽古させてもらっていて、自分の格闘技史上一番ボコボコにされたのが野杁君でした。歩けなくなるくらいボコボコにされて。やっぱり強いです。僕はダイレクトリマッチでゲーオと再戦します。求められているのはKO勝利だと思います、絶対KOで倒して2019年を占めくくって、野杁選手もKOすると思うのでよろしくお願いします」と2人でのKO勝ちを誓った。