KO-TA「ウェルター級を荒らしまくってやる」

──2月の大阪大会で小田尋久選手にTKO勝ちを収め、今年はいいスタートが切れたかと思いますが。
「そうですね、かなりデカい勝利でした。日本人の70kgで今一番強いかなと思っていた相手にああいう勝ち方ができたのは、自分のキャリアの中でも大きいなとは思います」
──元王者でもありましたし、かなり気合いが入っていた?
「入ってましたね。小田選手は日本人に負けたことがなかったし、相手のホームの大阪でもあったので、最初に試合が決まった時は『これは一発勝ったら、相当デカいぞ』と思って、メチャクチャ気合が入ってました」
──そして今回は大石昌輝選手との対戦となりました。こんかいはウェルター級なんですね。
「自分はもともとウェルター級がちょうどよくて、九州で試合してた時もずっとウェルター級だったんですけど、東京で試合するようになって、この階級は今イチ盛り上がってないなと思って。70kg、スーパー・ウェルター級でやった方が相手もたくさんいるし、盛り上がるだろうと思って一階級上げて、体を作り直してやってたんです。でもやっぱり、自分のよさを限界まで出すためには、ウェルター級の方がいいなと、ずっと思っていて。今回は宮田(充)プロデューサーから『一つ下げてどうかな』という話をいただいたので、そこでやってみようかなという感じです。今ベルトを持ってる齋藤紘也選手は今イチ試合が面白くないなと思ってるので、ここで勝っていって、彼とベルトを争いたいなと思っています」
──大石選手の印象は?
「『空手家やな』っていう感じですね。近距離でコツコツコツコツ足元を削ってくる感じで。でもやっぱり重量級だったので、一発がある選手だとは思うんですけど」
──KO-TA選手はあれですよね、ベースで言うとムエタイですよね?
「まあ、一応ムエタイのジムにはいるんですけど、正直、自分はムエタイは全然できないので(笑)。ムエタイの試合に出ても、キックボクシングの試合をしているような感じですね。ただ、離れ際とかではムエタイの技術というか、キックボクシングにはないような動きも生かせるので、そこは大きいなと思ってます」
──では今回の対戦は、「キックボクシング対空手」みたいなイメージですか?
「そうですね。もう100発蹴られようが、100発殴ってぶっ倒してやります。お客さんに分かりやすい形で勝ちたいなと思ってます」
──ここまで伺っていると、K-1ルールの試合は向いていると感じていますか?
「はい。自分でも向いてるんじゃないかなと思うし、周りからもそう言われますね」
──そして、当面の目標はKrushタイトルだと。
「前回も一つ上の元王者の小田選手を倒しているので、今回は去年の王座決定トーナメントで決勝まで行った大石選手を倒したら、ちょっと言いたいことを言おうかなと思っています」
──Krush王座を獲得したら、大分に初めてベルトが行くことになりますしね。
「はい、K-1 GROUPでは大分のチャンピオンは初めてだと思うので、とりあえずそこまで年内ぐらいに行けたらいいなと思ってるんですけど、とりあえず目の前の大石選手に分かりやすい形で勝って、『次はあいつが挑戦者だな』と思われるようになりたいですね。そして今度の大会では、もう一つウェルター級の試合があるじゃないですか」
──ヴィクトル・アキモフvs石田協の一戦ですね。
「はい。『あっちの方が面白かったな』とか言わせない試合をしたいですね。せっかくこの前、小田選手に勝ってるので。ここで負けたらまた一からスタートになっちゃうので、絶対負けられないです」
──では最後に、改めてこの試合への“決意”をいただけますか?
「もう誰が見ても『あいつが強かった』と思われるような試合をして、絶対倒して勝ってウェルター級を荒らしまくってやろうと思ってます」




