SHOOT BOXING 2026 act.32026年6月21日(日)東京・後楽園ホール
▼トリプルメインイベント3(第10試合)SB日本スーパーライト級(-65.0kg)タイトルマッチ 3分5R×イモト・ボルケーノ(FIGHT SCIENCE/王者)延長2R 判定1-2 ※9-10×2、10-9〇笠原弘希(シーザージム/挑戦者・同級1位)※笠原が新王座に就く。イモトは2度目の防衛に失敗。本戦の判定は49-49×2、50-50。延長戦の判定は9-10、10-9、10-10。
両者は昨年8月にヒジあり・オープンフィンガーグローブによる同タイトルマッチで対戦し、2Rにイモトが左ジャブでカットに成功。大流血の笠原はKO狙いで逆襲に出るも、3R終了時にドクターストップとなり、イモトのTKO勝ちに終わった。
その後、イモトはMMAに初挑戦し、対する笠原はRISEでGLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENTで白鳥大珠との王者対決を制すなど、お互いに今後の成長につながる大一番を経て約10カ月ぶりの再戦に臨む。イモトの返り討ちか、それともリベンジに燃える笠原がSB史上初の4階級制覇を果たすか。
1R、静かな立ち上がり。笠原は左インカーフ、イモトは右カーフを蹴る。両者ともカーフからの右フックを放つ。じりじりと前に出るイモトに笠原は右インカーフを連発。そしてジャブ。イモトの右フックは空振り。オープンスコアは10-10×3。
2Rもじりじりと前に出るのはイモト、そこへ左インカーフと左インローを蹴る笠原。イモトが左から右を振りかぶって右フックを当てる。笠原は左ミドルも蹴るが、徹底した左インカーフ。イモトも右カーフを返すと、笠原はジャブをボディへ打つ。残り10秒、イモトがノーモーションの右ストレートをいきなり放ってヒットを奪う。OPスコアは10-10×3。
3Rは笠原が前へ出ていく。前蹴り、ワンツー、左ミドル、左インカーフも。笠原が左インローの連打から右フック、イモトも右ストレートで前へ出る。笠原が右フック空振りからの左フック、イモトも右ストレート。イモトの右ストレートからの左フックに笠原も右を返す。ジャッジ1名が10-9で笠原、2名は10-10。
4R、イモトがジャブで前へ出ていくと笠原が左ボディ。このラウンドもじりじりと前に出ていくイモトに、笠原はサウスポーになっての左ハイ。イモトも右の顔面前蹴りを返す。笠原のワンツーをかわすイモト。インローを蹴る笠原にイモトが組み付くと、笠原は縦ヒジを突き立てる。イモトの右ストレートも不発。両者決定打のない展開が続く。
5R、前に出てくるイモトに笠原は左インロー、左ミドル。左ミドルハイを連打する笠原だが、イモトの前蹴りに転倒する。左インローを蹴りながら後退する笠原にイモトが右フック。笠原は左ミドルハイを蹴るが、イモトに右ローを蹴り返される。イモトのワンツーに笠原は左ミドルハイ。笠原のワンツーはイモトがダッキングでかわし、組んでのヒザ蹴り。笠原が打ち合いに行くが、イモトがジャブ、さらに左フックの返し。
本戦は0-0でドロー、延長戦へ突入する。笠原は関節への前蹴り、イモトはジャブから右ヒザ。ジャブを出す笠原だが届かない。イモトが左右フックを2度放ち、笠原も左右フックで打ちに行く。イモトのジャブがヒット、笠原はイモトをコーナーへ追い詰めるが、逆にジャブをもらう。笠原のワンツーは空振り。
笠原がパンチも左フックを合わせにいくイモト。ワンツーで前に出る笠原だが、イモトにかわされジャブをもらう。投げを狙うイモトだが不発。笠原がジャブから右ストレート、イモトはジャブ。前に出る笠原はイモトが左右フック。終了間際、笠原の左フックでバランスを崩すイモト。
延長戦の判定は1-1でドロー。再延長戦へ。ジャブで前へ出ていく笠原はイモトをコーナーまで追いつめると右ストレート。イモトはジャブ、左フックを合わせに行く。ジャブからの左フックを放つ笠原だが、イモトも左フックを合わせる。前に出る笠原がジャブからの左フック、カウンターのイモトのジャブで笠原がのけ反る。
笠原が前へ出て連打。ワンツー、2度目のワンツーもヒットさせたのは笠原。イモトはジャブ、左ストレート。前に出る笠原が左右フックも、イモトのジャブでのけ反るそこへ右を打つイモト。笠原は左フック、イモトは右ストレート。前へ出てジャブを打ち続ける笠原が組むと右ヒジを打つ。
判定は2-1で笠原が勝利。イモトは笠原をダブルレッグでテイクダウンし、胸を叩いて健闘を称え合う。立ち上がると笠原を抱き上げた。
4階級制覇を達成した笠原は「イモト選手、凄い僕の対策されていて、彼も本当に強い選手で、このベルトを獲るために精一杯頑張ってきました。ありがとうございました。今日、弟の直希が負けてしまったんですけれど3兄弟でベルトを巻くことが出来て嬉しいです。家を出る前に直希がぼそっと言った、ベルトを持っていくからベルトを獲って一緒に写真を撮ろうと。本当に友希と直希には感謝しています。こうやって三兄弟でベルト巻くことが出来て心から嬉しいです。お父さん、お母さん本当にありがとうございます。三兄弟でSBを引っ張っていきますし、僕はまだまだ突き進んでいくの僕の背中を押してください」と語った。
※U-NEXTにてLIVE配信
▼トリプルメインイベント2(第9試合)SB日本スーパーウェルター級(-70.0kg)タイトルマッチ 3分5R〇都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/王者)判定3-0 ※50-46×2、49-47×風間大輝(橋本道場/挑戦者・同級1位)※都木が初防衛に成功。 両者は2024年10月大会で対戦し、1Rに風間が大外刈りで都木を投げた際に肩を負傷。風間のドクターストップという形で都木が勝利を収めていた。 都木は2025年2月にRYOTAROを下してSB日本スーパーウェルター級王者となり、順調に勝ち星を積み重ねていくも、昨年11月の創設40週記念大会でRISEトップランカーの憂也にまさかの判定負け。この敗戦を機に元SB世界ウェルター級王者・土井広之のもとに弟子入りし、前戦となった4月大会では土井仕込みの鮮やかな蹴り技でKO勝ちを収めた。 一方の風間は都木に敗れて以降は無傷の5連勝。SBの理念でもある「打つ」「投げる」「極める」を体現する試合を連発し、都木への王座挑戦まで辿り着いた。
1R、両者サウスポー。まずは都木が右ミドルハイ、右インロー。都木はスイッチを繰り返し、後ろ足での蹴り。風間もスイッチする。風間はじりじりと前へ出ていくがなかなか手が出ず、都木が左右のロー、ミドルを蹴っていく。風間が前へ出ようとすると前蹴りでストップ。都木が右フックからの左ロー、両者同時に放った右フックでよりコンパクトに打った都木がダウンを奪う。前に出る風間に都木は右インロー。オープンスコアは10-8×3で都木。
2R、都木はサイドステップ、バックステップで風間の間合いを外しながらの右インロー、右ミドル。風間は右フックから左ローを蹴る。ワンツーで前に出る風間が右ストレートをヒット、打ち合いに持ち込むと都木も右フック、そして右インローを蹴って距離を取っていく。それでも風間が都木をコーナーへ追い詰めての連打、都木は右フックで風間のアゴを上げる。。
都木は前蹴りとローで距離をとろうとするが、風間が距離を詰めて右を放つ。都木も右フック。風間が首投げを狙うが都木が防いだ。都木が前蹴り、右インローから右フック。OPスコアは10-10×3。
3R、右ローを蹴る都木にジャブを合わせる風間。都木は右インロー、前蹴りで距離を獲る。都木はガードを固めてコーナーを背負い、カウンターを狙う姿勢。風間もこれを警戒して手が出ない。都木の顔面前蹴りで風間がのけ反る、風間は連打で前へ出るが都木は距離をとる。都木にコーナーを背負わせる風間が右フック、左ストレート、左右の連打も都木はガード。都木がジャブを当てていく。OPスコアは10-9×2、10-10で都木。
4R、前に出る風間に前蹴り、右フックを打つ都木。さらに右インローからの右フック。風間はじりじりと前へ出て組んでのヒザ、都木もヒザを蹴り返すと風間は投げを狙うが崩れる。風間の右フックに都木も右フックを合わせようとする。両者ジャブ、右フックの打ち合い。前に出てパンチを打つ風間に都木はヒザで対抗する。都木の右ヒザが突き刺さり、風間の動きが止まる。しかし、都木は深追いはしない。風間が連打で都木にロープを背負わせるが、決定打はない。最後に風間のワンツーがヒット。
5R、風間がワンツーを打ちながら前へ出るが、都木が組む。離れると都木は前蹴り、風間は右フックをヒットさせるが、すぐに都木が前蹴り、ヒザ蹴り。ワンツーで前へ出る風間に都木が前蹴り、右インロー、ジャブ。都木がワンツーで前へ出てヒザ、風間は投げを狙うが失敗。風間はワンツーを打つがやはり都木が前蹴りを出してくる。都木が右インロー、近付くとヒザ。風間は都木をコーナーへ詰めるとワンツーの連打も、都木が組んでのヒザ。離れると右フック。
両者疲労困憊の様子。判定は3-0で都木が制した。
「押忍。防衛しました。今日、自分の中でしっかり仕上げてきて圧勝してKOして上に行ってやろうと思っていたんですが、すっかり仕上げてきていい試合が出来ました。ありがとうございます。今日は父の日ということで親父がセコンドに入ってくれています。いつもありがとう。自分はまだまだこんなもんじゃないし、もっともっと上を目指せると思うので、8月8日、世界のトップ選手が集まっています。俺もそこで戦っていけるように頑張ります」と、自分もONEの70kg戦線で戦える選手を目指して行くと語った。