▼女子フライ級 5分3R
〇パウリナ・ヴィシエフスカ(ポーランド)7勝1敗
[2R 3分15秒 TKO] ※左パウンド、エルボー
×渡辺華奈(FIGHTER'S FLOW)13勝5敗1分
MMA13勝4敗1分の渡辺は、Bellatorで2連勝後、リズ・カモーシェにKO負けでMMA初黒星。2024年のPFLフライ級トーナメントでは体重超過のシャナ・ヤングに判定勝ち後、2戦目でカモーシェと再戦。死闘の末、3R腕十字で一本負けしている。
25年4月の前戦ではPFL女子フライ級世界トーナメントに参戦。IBJJFノーギ世界王者のジェナ・ビショップを相手にスタンド勝負した渡辺がダウンを奪う場面もあったものの、有効打で差をつけられ、判定負けで1回戦敗退となった。
対するヴィシエフスカは、2021年、2022年のIMMAF女子フライ級銅メダリスト。2024年のPFL欧州女子フライ級に参戦し、決勝でヴァレンティナ・スカティジに1R、首相撲から強烈な右ヒザでダウンを奪い、わずか20秒でTKO勝利を収め優勝を果たしている。
25年12月に無敗のIMMAF王者サブリナ・ジ・ソウザ(ブラジル)にスプリット判定で敗れ、プロ初黒星。今回は4カ月ぶりの再起戦となる。
これまで6勝中2つのKO・TKOと1つの一本勝ち(RNC)をマークし、オーソからパワフルな打撃とIMMAF王者らしい滑らかなスクランブルでプロでは一本負けしたことがない受けの強さも持つ。
一方でアグレッシブな動きゆえの粗さでポジションを失うこともあり、スタンドの組みでは、ソウザに大内刈でクリーンテイクダウンを奪われるなど、渡辺にとっては柔道の足技を活かせる相手になる。
力強く硬質な打撃と巧みなトランジッション力を持つ強豪ヴィシエフスカを相手に、PFL女子フライ級9位の渡辺華奈は、2年ぶりの勝利とともに上位進出を狙う。
一礼をしてケージイン。前転して自陣コーナーに向かい蹲踞の姿勢の渡辺。リーチで3インチヴィシエフスカが長い。
1R、サウスポー構えの渡辺。オーソのヴィシエフスカは右インローで渡辺のバランスを崩す。先に圧力をかける渡辺のローシングルにがぶりのヴィシエフスカはアナコンダチョークで横に回すが、亀に戻す渡辺のバックに。腕十字狙いに立ち上がる渡辺。
左右ワンツーで詰めるヴィシエフスカに奥襟を獲りに行く渡辺。そこに右ヒザのヴィシエフスカだが、払い腰で投げる渡辺! ニアマウウントになりかけるも背中見せて立とうとするヴィシエフスカが背中の渡辺を落としてトップに。
鼻血の渡辺に強いパウンドのヴィシエフスカ! 足を効かせてシングルレッグに行く渡辺を強いフィジカルでがぶるヴィシエフスカ。右手を深くアナコンダに狙うが、腰を抱きトップになる渡辺。しかし頭を下げると、下からヴィシエフスカがヒジ! トップから渡辺は手数が出せない。ヴィシエフスカのラウンドに。
2R、中央に出て先に組みに行く渡辺だが、右で差して上になるヴィシエフスカ! ガードから潜り亀になる渡辺にバックを奪うヴィシエフスカは後ろ三角に。前に落としてトップを奪いに行く渡辺だが、立つヴィシエフスカ。すぐに詰める渡辺の組みを切るとその圧力に渡辺は引き込みに。
下になった渡辺は左でヴィシエフスカの右手をオーバーフック、コムロックで絞るが、ヴィシエフスカの左のパウンド、ヒジに渡辺はカットし流血。ヴィシエフスカの連打に動けず、レフェリーが間に入った。
Paulina Wiśniewska defeats Kana Watanabe by TKO! 💪#PFLChicago | LIVE NOW | Wintrust Arena | Chicago, Illinois | Early Card 6PM EST on ESPN App | Main Card 9PM EST | ESPN 2 pic.twitter.com/5MmfuqChGH
— PFL (@PFLMMA) April 11, 2026
2R 3分15秒、TKO。スタンド打撃のみならず組みでも強さを見せたPFL欧州王者のヴィシエフスカ。渡辺は左頬をカットしている。試合後、渡辺は「サブリナ戦は本来の私ではなかった。今日は自分を出せた」と語った。




















