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2026年5月10日(日)神戸・GLION ARENA KOBEで開催される『RIZIN.53』の追加2カードが4月3日に発表された。
地元・兵庫県出身のケイト・ロータス(フリー)が参戦。INVICTA FC、Combate Globalで活躍の黒帯柔術家ケイティ・ペレス(米国)と対戦する。
また、大晦日に“ブラックパンサー”ベイノアを鮮烈の左ハイキックKOに下した前PANCRASEライト級王者の雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)が、大阪出身のボクシング高校6冠の宇佐美正パトリック(Battle-Box)と日本ライト級ストライカートップ対決に臨む。
▼51.0kg契約 5分3R
ケイト・ロータス(フリー)9勝8敗
ケイティ・ペレス(米国)7勝10敗
ケイトは、空手の型で活躍後、柔道を経験。2020年12月、DEEP JEWELSでプロMMAデビューすると、2024年7月の『超RIZIN.3』のRENA戦でRIZIN初参戦。2R TKO負けもSBの女王相手に善戦。2024年11月のDEEPで空手世界王者の月井隼南を2R リアネイキドチョークに極めて再起を遂げると、25年5月のRIZIN韓国大会でシン・ユリに判定勝ち。9月、DEEPで富松恵美をパウンドアウト。さらに11月のRIZIN神戸大会ではイ・ボミとの激しい打撃戦を制し、4連勝をマークする。
26年3月の前戦『RIZIN.52』では、DEEP王者の大島沙緒里と対戦し、グラウンドでコントロールされ判定負け。連勝がストップした。RIZINでもDEEPでも再び王座戦線に向かうために、連敗は許されない地元大会参戦だ。28歳。
対するケイティ・ペレスは、空手・柔術黒帯から2018年にアマチュアMMAの試合に出場し、4勝1敗。25歳の19年に『CFFC』でプロMMAデビューし、以降、7勝10敗。20年2月のHFCでは三角絞め、10月のMTFではリアネイキドチョークと、2試合連続一本勝ち。21年6月にINVICT「アトム級フェニックストーナメント」に参戦すると、RIZIN&BellatorでRENAと1勝1敗のリンジー・ヴァンザントに腕十字を極められ、1R 一本負けで初戦敗退。
続く8月のINVICTAでは、のちにONEで澤田千優と対戦したナタリー・サルチェードに判定負けで2連敗を喫した。
その後、Combate Globalで2勝5敗。24年6月よりKOTCに参戦し、RIZINでRENAと対戦したアンディ・ウィンを2R 腕十字に極めるなど2試合連続一本勝ち。25年5月の「FSFアトム級(47.6kg)王座戦」では5Rにボディを効かされTKO負けで戴冠ならず。12月のFACではメインイベントでエル・ドーソン(※6勝1敗・唯一の黒星はJEWELSに出場したセリーヌ・ハガに判定負け)にスプリット判定負けで2連敗に。
しかし、26年2月のフランスSFCでは、ストロー級(52.2kg)でアリス・ミシャルキエヴィッチを2R リアネイキドチョークに極めて一本勝ちで再起を遂げている。51kgでRIZIN初参戦となる今回、7勝中6つの一本勝ちを誇るサブミッションで、スーパーアトム級(49kg)戦線に名乗りを挙げるか。32歳。
ペレスはグラップラーだがレスラーではなく、組んで下になって仕掛けてスイープでトップ、バックからの絞め、腕十字が得意パターン。一方で打撃は組むためのもので被弾も少なくない。ケイトとしては、進境著しいサウスポー構えの打撃でペースを握り、組んでも受けの強い寝技で、強いベースでトップから削りたい国際戦だ。
▼RIZINライト級(※71.0kg)5分3R
雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)14勝7敗
宇佐美正パトリック(Battle-Box)8勝5敗
雑賀は、前PANCRASEライト級王者。183cmの長身から繰り出される鋭い打撃、特に右ストレートを武器にKOを量産、「やるか、やられるか」の完全決着型・激闘ファイター。
6歳から12歳まで空手を習い、26歳でDOBUITA入門。17年8月のFighting NEXUSでプロデビュー。19年7月からPANCRASEに参戦し、2連勝後の20年9月、林源平を1R 横須賀アッパーでKO勝ちで暫定王座獲得。21年12月、久米鷹介との王座統一戦で逆転一本負けで正規王座を逃す。22年4月にRIZIN初参戦。江藤公洋に2R TKO負けで初の2連敗。23年4月には緊急参戦でアブドゥルカリコフに1R KO負けを喫した。
12月のPANCRASE次期挑戦者決定戦で粕谷優介に判定勝ちで再起。24年3月に王者アキラを1R 右ハイキックによるKOで王座奪取。5月にはROAD TO UFCのワンマッチでキ・ウォンビンと激闘の末に2R TKO負け。24年9月、久米と再戦し、左フックでダウン奪いTKO勝ちでリベンジ達成とともに王座初防衛に成功した。25年4月には天弥との「日本ライト級最強ストライカー対決」で3R TKO勝ち。11月の『RIZIN LANDMARK 12』でヌルハン・ズマガジーの左ハイを被弾し、ダースチョークで一本負け。
大晦日、緊急参戦でブラックパンサー・ベイノアを2R 左ハイキックでKOに下し、RIZIN初勝利を果たした。3月14日、PANCRASE361で3度目の防衛戦でラファエル・バルボーザのヒジでカットによる2R TKO負けで王座陥落。国際戦で厳しい結果が続くなか、今回の再起戦で、これまでKO・TKO負けのないパトリックを相手に、MMAストライカーとしての経験値の差を見せつけて、世界の強豪たちへのリベンジへと突き進むか。35歳。
対する宇佐美正パトリックは、5歳から始めた極真空手で数々のタイトル獲得後、ボクシングに転向。中学でU15全日本大会2連覇、高校では国体、IH、全国選抜それぞれ2度優勝、高校6冠達成。LDH主催『FIGHTER BATTLE AUDITION』への応募を機にMMA転向。21年9月の修斗でプロMMAデビュー以来、強烈な左フックを武器に3連勝を飾る。22年4月の『POUNDSTORM』で大尊伸光に判定負けでMMA初黒星。22年6月の『ROAD TO UFC』で減量失敗で出場機会を逃す。
22年10月にRIZIN初参戦で、佐々木信治にTKO勝ち。大晦日には同じ極真出身のベイノアを1R 左フックで失神KOに下す。キレと爆発力ある打撃を武器に快進撃かと思われた矢先、23年4月、キム・ギョンピョに1R 一本負け。9月にはキックルールで安保瑠輝也に判定負け。24年6月には徳留一樹を1R 右フックKOで連敗脱出した。しかし、9月に矢地祐介に判定負け、12月のDEEPで西川大和に判定2-3で敗れ2連敗に。その直後の大晦日、細川一颯を技術で完全に凌駕し2R KO勝利した。25年5月の韓国大会ではキム・シウォンに判定勝ち。
11月の神戸大会では矢地を初回TKOに下した桜庭大世と対戦。3R、桜庭の内ヒールからのヒザ十字にタップアウト。キャリア2度目の一本負けを喫した。再起戦の今回、180cmの自身より身長で3cm、リーチで9cm長いスライカーの雑賀を相手に得意のボクシングテクニックを駆使して雑賀の“横須賀アッパー”を完封するか。手とともに足の打撃もうるさい雑賀をKOして、“ライト級日本人最強ストライカー”の称号を自身のものとしたい。25歳。
▼OPENING FIGHT 57.0kg契約 RIZIN MMA特別ルール 5分2R
濱口奏琉(フリー)6勝4敗
砂田華杜(blooM)3勝0敗
濱口は幼少期から習った極真空手で高校男子無差別級2連覇、中学で柔道で大阪強化選手に選出。高校レスリング近畿大会3位、大学レスリング西日本新人王。2022年にのFKT優勝。MMA5勝4敗の23歳。
25年6月のDEEP大阪で、元修斗・パンクラスフライ級王者の神酒龍一に3RTKO勝ち後、9月に柴田“MONKEY”有哉の欠場で緊急参戦の力也と対戦し、1R TKO負け。3月のDEEP大阪大会で、3連勝の松井優磨の足関節を潰して1R TKO勝ち。
砂田は、伝統派空手、ボクシングがバックボーン。DEEPフューチャーキングトーナメント2021で優勝し、DEEP大阪で上村亮馬、佐藤利空、古市陸をいずれも1Rフィニッシュに下して3連勝。2勝はリアネイキドチョークを極めている。25年12月のDEEP大阪大会で飴山聖也と対戦も、砂田の右ストレート後、飴山が右目を押さえてアイポークをアピール。続行不可能でノーコンテストとなっていた。MMA3勝0敗。24歳。












