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レポート

【Lemino修斗】木下憂朔がヴァレンズエラのTDからパウンドに2R TKO負け、藤田大和がコンセイソンのヒジ・ヒザで初回TKO負け、青柳がギロチン軸に神田に判定勝ちでリザーバーに、脅威! マヨッキが宇藤に何もさせずにRNC極める、内藤が畠山との千葉×沖縄TBJ対決を制す、シモンが饒平名に組みで上回り6連勝

2026/03/30 17:03
 2026年3月30日(月)、東京・後楽園ホールにて『Lemino修斗 vol.4』(Lemino配信)が開催された。前日の『プロ修斗公式戦 2026 Vol.2』に続く、修斗2連戦。  なお、『Lemino修斗.3』から連なる「バンタム級サバイバートーナメントリバイバル2026 1stラウンド」で、今回の第6試合に予定されていた「バンタム級サバイバートーナメント1回戦」中島陸vs.エリー・ワイズがワイズの体重超過に伴う「各ラウンド減点1」に了承せず、「試合中止」となっている(※試合中止の経緯) ▼ウェルター級 5分3R×木下憂朔(キルクリフFC)元PANCARSEウェルター級1位 6勝4敗 77.5kg[2R 4分13秒 TKO] ※パウンド〇ヴィクター・ヴァレンズエラ(チリ)13勝4敗 76.9kg*プロモーターの意向により試験的にワンポンドオーバーを採用。  木下は、2020年にMMAデビューし、DEEP、PANCRASE、RIZINで5勝1敗。国内唯一の黒星は住村竜市朗(現修斗世界ウェルター級王者)を圧倒しながらもケージ掴みによる反則負けだった。その後、2022年8月の『Contender Series 2022』ウェルター級で、ジョゼ・エンヒッキに3R、左ストレートでTKO勝ち。日本人初のDWCSからのUFC契約選手となった。  UFCデビュー戦となった23年2月のアダム・フューギット戦は、左ローに左ストレートを浴びて1R TKO負け。同年8月のUFC2戦目で元Bellatorのビリー・ゴフと対戦し、1R、右ボディでTKO負けで2連敗。  2024年2月の『UFC 298』で7勝無敗のダニー・バーロウと対戦予定だったが怪我で欠場。同年8月に同じDWCS出身のジョニー・パーソンズと対戦予定だったが、パーソンズの怪我で試合キャンセルに。2試合連続のキャンセルの不運もあり、UFCリリースとなっていた。MM6勝3敗、25歳。  米国フロリダのキルクリフFCを拠点に活動している木下は、2年半ぶりの試合に向け、 2月18日の『Lemino修斗.3』内でのビデオメッセージで「UFCをリリースされて“何しとったんや”と思う方がほとんどやと思うんですけど、練習だけはしていたんで、しっかりとお見せします。楽しみにしていてください」と意気込みを示している。  対するヴァレンズエラは、MMA12勝(6KO・TKO/2SUB)4敗。23年5月の『Combate Global』で安西信昌に2R TKO勝ち、その後LFAでカーフキックでTKO勝ちすると、25年6月のFury FCで右ボディ、左フックを効かせての右ヒザで1R TKO勝ち。  6連勝でFury FCウェルター級暫定王座についている。25年10月に『Contender Series 2025』に出場も8戦全勝だったミシェル・オリヴェイラにジャブを当てられ2R、左フックでTKO負け。UFCとの契約は獲得できなかった。32歳。  175cmのオーソドックス構えでキックボクシングでも戦い、左右の蹴り、ヒザ蹴りもパワフルなヴァレンズエラ。前手の左フックの強打、右ストレートの踏み込みも鋭く、ケージレスリングも厭わない危険なストライカーだ。  木下はゴフ戦では圧力をかけられて右ボディを浴びたが、183cmのサウスポー構えからの長い打撃とキルクリフで磨いた組みの融合が、強豪相手に見られるか。  DWCSからUFC入りも跳ね返された木下と、6連勝からDWCS出場もUFC契約がならなかったヴァレンズエラ。ともに再起の一戦は、再び上に上がるために負けられない試合となる。   1R、バレンズエラの右ミドルを掴んでサウスポー構えから左を打ち込む木下。組むバレンズエラを突き放して左ハイ。ガードのバレンズエラは右ハイ。ガードの木下が詰めて右前手を狙う。前蹴りがローブロー。すぐに再開。  左インローから左右を当てる木下に、バレンズエラも右から左。木下の左ローにシングルレッグのバレンズエラ。そこにキムラで回した木下。上の取り合いからスタンドに。  右から左の返しが強いバレンズエラ。左カーフ。詰めて木下は右アッパー! 右ハイのバレンズエラをガードして詰めて前に出るが木下の頭がバッティングに。バレンズエラは鼻横をカット。  木下に「注意」で再開。右から左で出るバレンズエラ。さらに左右を強振。かわした木下はバックヒジ。詰めた木下の右縦ヒジ! さらにヒジに一瞬、木下の動きが鈍る。  2R、木下は左ミドルからそのまま回ってバックフィスト! 被弾しながらもタフなバレンズエラは右回りで右ストレートを届かせる。木下は左ミドルハイをガードの腕に当ててプレス。木下の左ローとバレンズエラの右ローが交錯。  左右で入るバレンズエラに木下も左を打ち返すが、バレンズエラは木下の頭が下がったところに首相撲ヒザ。  それはかわした木下に右オーバーハンドのニータップから潜ってボディロックからテイクダウン狙いも左小手で戻した木下。木下の左とバレンズエラの右が交錯。  バレンズエラは右ボディストレート。木下は左ハイ。ブロックのバレンズエラは右フックをガード上に。ブロッキングの木下は、前のめりに右から左の前進。  それを潜ってバッククリンチのバレンズエラは右足で木下の足元を崩してテイクダウン。足をかけせさせずに立った木下。その正対際にダブルレッグテイクダウンのバレンズエラは立とうとする木下の右足首を掴んで崩す。  左足をかけると同時に木下の右手首を脇下から掴んでリストコントロール。左手でパウンド。  木下の右手首を後ろ手で掴んで縛って左でパウンドするバレンズエラ! 仰向けにも正対できない木下は右手を背中に回されたままうつ伏せに。マウントで右手を掴んだまま鉄槌を連打するバレンズエラ! 動けない木下を見てレフェリーがストップした。 [nextpage] DWCS帰りのコンセイソンのヒジ・ヒザに藤田大和がTKO負け ▼フライ級 5分3R×藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)元DEEPフライ級暫定王者 14勝7敗 57.1kg[1R 4分10秒 TKO]〇ルケ・コンセイソン(ブラジル)Ragnarok&DEMO FIGHTフライ級王者 11勝3敗*プロモーターの意向により試験的にワンポンドオーバーを採用。  藤田は、1992年8月、岡山県倉敷市出身。フルコンタクト空手ベースからアマチュアボクシング5冠を達成。2017年10月のRIZINで那須川天心を相手にプロデビュー。2021年2月にDEEPフライ級暫定王者に。  9月に伊藤裕樹に判定勝ちで初防衛。2022年5月、神龍誠との王座統一戦で一本負けで陥落。2023年8月からUAE Warriorsに参戦。2連勝後の2024年5月にイアゴ・ヒベイロと「UAEWフライ級王座決定戦」に臨み、3R TKO負けで戴冠ならず。  24年9月にバトゥカン・バイスエフにギロチンチョークを軸にスプリット判定勝ちで再起。25年1月、元Titan FC王者フアン・プエルタと130ポンド(59kg)契約で戦いながらも1Rにギロチンで一本勝ち。7月にメイサラ・ムハメッドを2R RNCで極めてUAEW3連勝。  25年11月にキャリア初の800gの体重超過で57.95kg契約のキャッチウェイトでリース・マクラーレンと対戦。判定3-0で敗れていた。当初、2月の『Lemino修斗.3』に出場予定だったが、オトゴンバートル・ボルドバートルの負傷欠場により、対戦相手変更で3月大会にスライド出場、DWCSから再起のルケ・コンセイソンと戦う。160cm、MMA14勝6敗。リバーサルジム新宿Me,We所属、33歳。  対するコンセイソンは、MMA10勝(7KO・TKO/2SUB)3敗。アルゼンチンRagnarok MMAとブラジルのDEMO FIGHTでフライ級のベルトを巻いている。  25年10月の『ontender Series 2025』でTUF出身、公式戦5勝無敗のイマノル・ロドリゲス(メキシコ期待の新星。2.28 UFCデビュー戦でケヴィン・ボルハスと対戦)と対戦し、1R 右ストレート&右ヒザを効かされ右アッパーでTKO負け。UFCと契約ならなかった。26歳。  DWCSではロドリゲスに敗れたコンセイソンだが、10勝中9つのフィニッシュを誇り、7つのKO・TKOをマークしている。  。オーソからのシャープな右と返しの左フックが強く、自らダブルレッグに入り、ヒザ十字を極める一本勝ちも2つあるが、組みよりはスタンド。ケージ際での立ち上がりを藤田は逃さず得意のギロチンでペースを握れるか。 『Lemino修斗.3』の大会中にケージに登場した藤田は、「このたび、対戦相手のオトゴンバートル選手の負傷により、試合が中止になってしまいました。楽しみにしてくださっていた皆さん、ほんとうにすみません。ですが、次回『Lemino修斗.4』にスライド参戦が決まりました。対戦相手も強い選手なので、また気持ちをより一層、引き締めて、久しぶりの日本での試合での勝利に向けて頑張りますので応援よろしくお願いします」と語っている。  1R、ともにオーソドックス構え。左の蹴りはコンセイソン。さばく藤田に右の蹴りも。藤田は右ローでバランス崩すが立ち上がり、右カーフをヒット。左フックで組んだコンセイソンに左腕でギロチンチョークの藤田。突き放すコンセイソン。  左右の蹴りで近づくコンセイソンに右カーフから左フックを当てる藤田! さらにカーフに右の蹴りで前進のコンセイソンはケージにはりつけての首相撲ヒザ! その1発がローブローとなり中断。  再開。サウスポー構えからレベルチェンジのコンセイソンは左ミドル。左フックをかわして左右をまとめる藤田。コンセイソンの後ろ廻し蹴りをかわして右回り。前蹴りから詰めるコンセイソン。  藤田の組みを差し上げてケージに押し込みヒジ・ヒザ! さらに右ヒジ、左アッパーに藤田が崩れ、コンセイソンがパウンド。レフェリーが間に入った。  完勝のコンセイソンは「初めての日本、皆さん暖かく、また日本で戦いたい」と語り、ケージの中でセコンドとともにカポエイラの動きを見せた。 [nextpage] バンタム級T抜擢の中島陸が、体重超過のワイズと対戦予定も「中止」に。齋藤奨司と対戦へ ▼バンタム級サバイバートーナメント リバイバル 2026 1回戦 5分3R中島 陸(ゴンズジム)世界10位、修斗環太平洋9位、2025年同級新人王 5勝0敗1分 61.0kgエリー・ワイズ(米国/Pound 4 Pound Muay Thai)プロデビュー ※61.25kg 体重超過   中島は5勝(2KO・TKO/3SUB)0敗1分。ゴンズジムのムテカツの息子で、中島陸は、2023年アマチュア修斗EXトーナメント準優勝でプロ昇格。24年3月に高校生でプロ修斗デビュー。森貴史を1R TKOに下して白星発進すると、9月に岩佐和哉を1R 三角絞めに極め、12月に強豪・青井心二とドロー。   25年5月に松岡琉之介に1R リアネイキドチョーク(RNC)で一本勝ちすると、9月には父ムテカツとガチのエキシビションで一本勝ち。11月に齋藤大樹を4の字マウント&パウンドでTKOに下すと、26年1月の新人王決定トーナメント・バンタム級決勝戦で福元大貴を33秒、RNCに極めて優勝、10位にランクされた。3試合連続1Rフィニッシュ勝利中。18歳。 (C)LFA  対するワイズは初来日の26歳。アマチュアMMA3勝無敗でLFAのアマチュアバウトで2連勝中。また、Sparta Combat Leagueのワンデートーナメント「King of Sparta Striker Series Championship」でボクシング、キックボクシング、ムエタイルールで戦い優勝。  デンバーでは、平良達郎のファイトキャンプでスパーリングパートナーも務めるストライカーで、中島と同じ175cmの長身&リーチから繰り出される打撃は、パンチも蹴りも脅威だ。 (C)LFA  PFLのジャスティン・ウェッツェルらともトレーニングを行っている26歳のワイズは、「超強力な対戦相手ばかりですが、ずっと夢だった日本での試合。本当に楽しみです。またすぐにお会いしましょう」とメッセージを寄せている。 ※前日計量でエリー・ワイズの最終計量結果61.25kg、規定時間内に体重を落とすことできず、中島陸が試合を希望したため、契約体重を61.25kgに変え試合を実施。 なお、体重オーバーしたエリー・ワイズはファイトマネーの50%を差し引くとともに、「毎ラウンド減点1」で試合が行われる予定だったが、ワイズ陣営より「インターナショナル修斗コミッション認定 日本修斗協会公式ルール  第14章・第41条【規定ウェイト以外】」内にある『変更前の規定ウェイトに達していなかった選手は全てのラウンドで1ポイントの減点となる』 に了承できない事を理由に、試合を辞退する旨の連絡が入った。 ワイズ陣営と大会本部にて繰り返し交渉も合意に至らず、ワイズが出場放棄した為、「試合中止」となった。  なお、バンタム級トーナメント準決勝で中島陸は齋藤奨司と対戦に。野瀬翔平と内田タケルが対戦する。ケージインした中島は「修斗と日本。日本人ちょっとナメてるんかなと思ってたんですけど、まあ切り替えて、次は齋藤選手のこと頭いっぱいにしてしていこうかなと思ってます。もちろん齋藤選手を倒してこのトーナメント優勝していこうと思ってます。だから注目よろしくお願いします」と挨拶。  対する齋藤は「準決勝いい試合してしっかり大会盛り上げます。自分の地元でもある千葉でもLemino修斗POUNDOUTがあるので、それにも期待してください」と語った。 [nextpage] ▼Lemino修斗 バンタム級サバイバートーナメントリバイバル2026 リザーブファイト(61.2kg)5分3R〇青柳洸志(修斗GYM神戸)60.9kg[判定3-0] ※30-27×3×神田T800周一(KTC MMA)61.2kg  バンタム級サバイバートーナメントリバイバル2026 リザーブファイト。 “和製ダゲスタン”青柳洸志は、得意のフロントチョークを武器に、24年12月に西村大地にダースチョークで一本勝ちするなど4連勝をマークも、25年7月の前戦で中野剛貴に2R TKO負け。今回が再起戦となる。  青柳が敗れた中野が前日の3月29日に杉野光星に勝利しており、青柳にとってはこのリザーブファイトで再浮上を狙う(※4月19日沖縄大会のリザーブファイトは吉野光vs.伊集龍皇に決定)。  神田は、23年8月の修斗で國頭武にスプリット判定で勝利。12月に野瀬翔平に一本負けも、24年7月にガッツTakatoに判定勝ち。25年4月の前戦はGLADIATORでルキヤに2R 肩固めで一本勝ちで2連勝中だが、ヒザ前十字靭帯手術からの復帰戦となる。  1R、サウスポー構えの神田はキャリア初の後楽園。オーソの青柳にインロー、左を突くが、四つに組んだ青柳。ケージ背にする神田に右ヒザを突く青柳。ブレーク。  左ローの神田に、右ミドルの青柳は組んでバッククリンチ。キムラクラッチを組んだ神田。正対して四つに。体を入れ替えた神田はダブルレッグに切り替えるが、差し上げようとする青柳。テイクダウンした神田にすぐに立つ青柳。  首をがぶりギロチンチョーク狙いも神田はスイッチ狙い。それを阻止してクルスフィックス狙いも、神田がトップになってホーン。  2R、右インローの青柳。左前手フックをかわして組んだ神田は押し込み。クラッチで小外刈狙い。右ボディをこつこつ突く。ネルソンの青柳に足を手繰り尻を着かせて立ち際に足をかけて引き込む神田。  キムラクラッチを狙いつつ正対を狙う青柳は首を抱えてギロチンでトップに! ズラす神田はケージを使ってブリッジ仰向けに。なおもしつこくギロチンがぶり。それを外してダブルレッグから引き込んだ神田。ギロチンの青柳にハーフからバック狙い。青柳はハーフでギロチンを解きトップから細かいパウンドでホーン。青柳のラウンドに。  3R、先に青柳がダブルレッグも差し上げる神田が、スイッチからシングルバックに。ここもギロチン狙いの青柳はクラッチして絞め。そのままトップに。下の神田は右足を跳ね上げてマウントは許さず。しかし足を越えた青柳はワンハンドギロチン!   凌ぐ神田はケージを蹴ってスイープ狙いも返せず。青柳は残り時間20秒でパウンドに移行。ホーン。  判定は30-27×3の3-0で青柳が勝利。バンタム級トーナメントリザーバーとなった。 [nextpge] ▼フェザー級(65.8kg)5分3R×宇藤彰貴(総合格闘技ゴンズジム) 65.8kg[1R 2分04秒 リアネイキドチョーク]〇カイル・マヨッキ(City Kickboxing)65.5kg  宇藤は、10戦7勝(7KO)3敗のフェザー級の“ネクストモンスター”。25年3月の齋藤翼戦で14秒KOを決めるなど3連勝も、25年5月に韓国のパク・ジョンジュンと初の国際戦で1R TKO負け。  12月の前戦で「関西選抜vs.闘裸男・中国九州選抜 対抗戦」の大将として出場し、磯城嶋一真に3R TKO負けで2連敗を喫した。  対するマヨッキは、名門City Kickboxing所属。2022年IMMAFライト級で3回戦進出するなどアマチュア6勝2敗。24年4月に地元ニュージーランドのShuriken Fight Seriesライト級でプロデビューすると、2戦目からフェザー級に転向。  豪州Beatdown Promotions、Shuriken FSで活躍し、25年9月に練馬TRIBEの『TTF CHALLENGE 11』に参戦。石井逸人を1R 右ストレートからのパウンドでTKOに下し、プロMMA戦績を5勝無敗としている。  1R、サウスポー構えの宇藤に、オーソのマヨッキ。先にシングルレッグの宇藤。そこに首を抱えてがぶりのマヨッキは崩してバックに。首を狙いつつバックマウントに。右脇に重いパウンドを連打で放つマヨッキ。左腕を喉下に巻いて、リアネイキドチョークを極めた。  試合後、「応援してくださった皆さん、修斗、機会を与えてくれてありがとう。ニホンダイスキ」と語ったマヨッキ。恐るべき強さを見せたマヨッキは、本人いわく適正階級はバンタムだというが……。 [nextpge] ▼ストロー級(52.2kg)5分3R×畠山隆称(THE BLACKBELT JAPAN)51.9kg[判定0-2] ※28-29×2, 28-28〇内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN)52.1kg  畠山は、昼は学童支援員として働き、夜にTHE BLACKBELT JAPAN沖縄で練習。2019年の第26回全日本アマチュア修斗選手権ストロー級優勝を経て、2020年11月にプロ修斗でデビュー。大城正也とドロー後、2023年5月にアマ修斗決勝で対戦した泰斗とドローになるまで4連勝(2勝はリアネイキドチョークによる一本勝ち)。  その後も3連勝を飾り、2024年11月には修斗沖縄大会でマッチョ ザ バタフライをKOして世界ストロー級1位となった。25年2月には『ONE Friday Fights 97』で初の海外試合にして国際戦に臨み、ジェイソン・ミラルペス(フィリピン)に1R KO負けでキャリア初黒星を喫した。  25年10月の沖縄Lemino修斗でニシダ☆ショーを相手にスプリット判定で勝利。再起を果たしている。  内藤頌貴は、24年9月にフライ級からストロー級に転向し、大城正也に1R KO勝ちすると、25年1月に泰斗に判定勝ちで2連勝。同級世界7位に。25年月9月のLemino修斗で当真佳直に判定負け。千葉のTHE BLACKBELT JAPANで、沖縄TBJの畠山との同門対決に臨む。  1R、サウスポー構えの内藤は左インローから。しかし畠山の蹴り返しの左ローがローブローに。再開。  内藤は左ボディ狙い。畠山の詰めに内藤は左の連打も、畠山が右ストレートでダウンを奪う。クローズドガードで凌ぐ内藤は下からヒジ。背中見せてエスケープの内藤のバックに回る畠山。内藤は立ち上がりも、そこに首に腕を巻く畠山! ずらした内藤だがバックのまま。畠山はオタツロックも。ボディトライアングルの畠山。内藤は首を守る。  2R、ワンツーの内藤、右前手も突く。畠山は右のスーパーマンパンチ。かわした内藤をケージに詰めて上下に打ち分ける畠山。内藤も左をフック、ボディに。右ジャブを届かせる内藤。さらに左ミドルをヒット。右ローの内藤。左インローで足を2度飛ばす内藤。畠山の入りに左ストレートを当てる。  内藤は畠山のワンツーをバックステップでかわすと左ミドル、三日月蹴りを当てる。スイッチしての右ローも当てる内藤。左右フックに下がる畠山。内藤の入りに左ジャブを突く畠山。内藤は左インローを当ててワンツー。これはかわした畠山だが、内藤は左ミドルを当てる。  内藤のミドル打ち終わりに右スーパーマンパンチを当てて腰を落とさせる畠山。パウンドもホーン。最後に被弾も内藤のラウンドか。  3R、左で詰める内藤、左前蹴りはローブローに。中断、再開。左の攻撃を腹に突く内藤。右前手フックをくぁした畠山。組むも剥がした内藤が左ミドル!  右手が下がる畠山。左ジャブ、バックフィストも狙うが、内藤は左の連打から左ミドル! 右ジャブから左ボディを当てる内藤。  右ハイを返す畠山は跳びヒザもかわした内藤が右フック。さらに左ミドル、左フック。左ミドルを突く内藤。さらに右を突く。そこに右を返した畠山に、詰めて左ストレートを当てる内藤。  右ミドルを返した畠山は右フックをかすめて左! 下がった内藤はクリンチ。離れた両者。右前手を突く内藤。右外足に出て左フックを当てる内藤は左ミドル! 畠山も右を返して詰めてホーン。  千葉と沖縄のTBJ同門対決判定2-0(29-28, 28-28, 29-28)で内藤が勝利。コールに噛み締めるような表情を見せた内藤だが、セコンドの鶴屋代表、扇久保の顔を見るとガッツポーズを見せた。  試合後、内藤は「畠山選手、ありがとうございました。こんな歳だけど見せれるものがあるんじゃないかと思ってやっています。若くて無敗の強い選手もいいけど、勝ったり負けたり、心弱いから時々止めたり、悩みながら進むのも一つの格闘技でしょ、ひとつの修斗でしょ。僕は絶対に修斗のチャンピオンになります」と語った。 [nextpage] ▼フライ級(56.7kg)5分3R〇シモンスズキ(和術慧舟會HEARTS)56.4kg ※6連勝[判定3-0] ※29-28×2, 30-37×饒平名 知靖(K太郎道場)56.4kg  イランと日本国旗を掲げるシモンは5連勝中。24年11月に超新星・中池武寛を1R TKOに下すと、25年1月に山本壮馬に判定勝ち。25年5月のニューピアホール大会では、自身初の国際戦で体重超過のフィルダウス・フェイジエフと対戦し、粘るフィルダウスをリアネイキドチョークで1Rで一本勝ち。さらに7月大会では安芸柊斗もリアネイキドチョークで極めて2連続フィニッシュ。  25年10月にはLemino修斗沖縄に乗り込み混戦のフライ級の中で当時5位の宮城友一を判定で下し、8位から4位にランクアップしている。  饒平名は修斗初参戦。MMA3勝3敗でPANCRASEで2024年ネオブラッドトーナメントフライ級準決勝で山崎蒼空に判定で敗れた後、25年2月の前戦で大野友哉に判定負け。  1R、オーソの饒平名の右と、サウスポー構えのシモンの左が交錯。インローを放つ饒平名は右のダブル。シオンもその入りに左ハイから右フックに繋ぐ。  ワンツーの左を届かせるシモン。左の三日月蹴りも。いきなりの右ストレートを突く饒平名。シモンはレベルチェンジから左を狙うが、シモンの前進に下がりながら右! 腰を落としたシモンはダブルレッグテイクダウン。首に右手を巻く饒平名、外したシモンは右足を束ねていた両足を解いてバック狙い。  背後からのクラッチにアームロックを狙う饒平名。崩したシモンがバックに回りつつ正対する饒平名。  2R、左のミドル、左ストレートのシモン。右を交錯させる饒平名。シモンは頭を下げるフェイントから左を突く。左ストレートを胸に当てたシモン。詰めて右から左も潜る饒平名。右を肩で受けて右を突くが、その打ち終わりにシモンはダブルレッグテイクダウン。  両足をかけてバックテイク。片ヒザ立ちの饒平名にバックから体重をかけて潰すと両足を伸ばしてバックマウント。仰向けになった饒平名。腰をずらそうとするがついていくシモンが右腕を喉下に。しかし後ろ手を剥がす饒平名。腰をずらして正対狙い。シモンはオタツロックで正対させず。饒平名は首を守る。  3R、左の蹴りとレベルチェンジのフィントのシモンに、饒平名は右を突いて組んで四つに。ボディロックで崩したシモンはバッククリンチから両足をかけてアゴ上からリアネイキドチョーク狙い。  ケージを蹴りつつ腰をずらして正対する饒平名がトップに。右手で首を抱えるシモンはクローズドも、頭をケージに詰めさせて剥がしてヒジを連打する饒平名! 蹴り上げるシモンにふりかぶって右のパウンド。シモンは三角絞め狙いも饒平名は作らせず。判定3-0(29-28×2, 30-37)でシモンが勝利した。 [nextpage] ▼-69kg契約 5分2R〇モリシマン(STYLE PLUS GYM)68.8kg[1R 3分40秒 リアネイキドチョーク]×宮路智之(THE BLACKBELT JAPAN)68.5kg※シャランディが右肘関節脱臼による欠場  宮路はMMA11勝12敗1分。PANCARSEから修斗に参戦し、修斗でジョナタン バイエス、ヨシ イノウエに勝利後、たておとドロー。21年3月に菅原和政に2R TKO負けから、5年ぶりの復帰戦となる。  シャランディの代役参戦となったモリシマンは、ラウェイも戦う変則ファイター。2023年7月のGRACHANまで連敗も24年4月の修斗前戦で畑田智洋にアンクルを極めて一本勝ち。  1R、サウスポー構えの宮路は左インロー。オーソのモリシマンは赤のショートタイツ。一瞬、動きが止まるが前に。宮路は再びインロー。ワンツー。  モリシマンの右の蹴り終わりに左を突く。こつこつ左インローを突くモリシマンは、宮路の左にダウンもグラウンドに誘う。  インロー後に左前手を突くモリシマンだが、宮路が左で再び腰を落とさせる。グラウンドに付き合わず、鼻血のモリシマンだが、左でダウンを奪い返すと、パウンド連打! 宮路の立ち際に斜め後ろからリアネイキドチョークを極めた。  試合後、モリシマンは「俺が負けると思ったヤツ、くそったれ! 山梨からやってきました。また使ってください」と語った。 [nextpage] ▼オープニングファイト -40kg契約 キッズ修斗 3分1R〇河上琥珀(THE BLACKBELT JAPAN)[判定3-0]×大貫翔葵(心技舘)
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