MMA
インタビュー

【UFC】平良達郎「自分のMMAは誰にでも対応できる、それがオールラウンダーの強み。ジョシュア・ヴァンにも自分のMMAで必ず勝つ」=4月12日(日)『UFC 327』フライ級王座戦

2026/03/26 15:03

2000年代生まれ同士、一度組まれた試合──運命的なものも感じる

──UFCでは初めて2000年代生まれの若い2人によるタイトルマッチになります。史上初という歴史が刻まれますが、そのことに関してはどのように捉えていますか?

「2000年代生まれの2人の初めてのタイトルマッチということで。僕としても、自分より若い選手と戦うのは、UFCに来て初めてなので(平良は26歳、ヴァンは24歳)。そういう選手が僕より上の立場にいるっていうのが、ちょっと不思議な感覚ですし、それだけジョシュア・ヴァンに勢いがあって、チャンピオンになるまでの姿を見てきたので、歳が近いこともあって少し、まあライバルじゃないですけど、そういうライバル意識を持った選手との試合になるかな? って」

──ジョシュア・ヴァンとは24年6月に一度対戦が決まったと思いますが、結果流れて、また彼がこういったタイトル戦線まで勝ち上がってくるっていうことは予想してたでしょうか。そういった彼とこのUFCのベルトを争うことに対して、何か特別な思いはありますか。

「過去に試合が組まれたっていうのもあって、ジョシュア・ヴァンの試合を全部見ていて、なんか上に行きそうな雰囲気があるなっていう風には前々から思っていて。でも本当、こんなトントントンってチャンピオンになっちゃうとは、そこは相当超えてきたなっては思ってます。そしてやっぱり僕が負けたロイヴァルにあのジョシュア・ヴァンが勝ってタイトル挑戦権を得たっていう、その過程がすごいジョシュア・ヴァンに対して、何て言うか、悔しいなあってすごい思ったのを覚えていて。ほかの人の試合でこんなに感情が動いたのはちょっと初めてで。そんな選手と戦うっていうのは、1回組まれたこともあって、すごい運命的なものも、今回のタイトルマッチで感じています」

僕の夢、みんなの夢をつかみにいく


【写真】平良達郎インタビュー掲載の『ゴング格闘技』No.342。

──ところでWBCの日本の試合を現地で観戦されて、プレイボールのコールをされていたと思いますが、元野球選手の平良選手として何か感じるものがあれば教えてください。

「侍ジャパンと同じフィールドに立てたことっていうのはすごい光栄でしたし、僕自身も野球少年だったこともあって夢みたいな感覚で。本当、守備につく一人ひとりの選手の重みとか、もちろんスタジアムも日本からめちゃくちゃたくさんの人が見てるなか、一つの打席の重みだったり、エラーしちゃいけないっていう緊張感だったりとか。背負ってるものの大きさっていうのはやっぱり感じましたね。だから、4月12日は自分も日本を背負って頑張ろうってあの時思いました」

──平良選手自身は、今回のタイトルマッチでも「我を失わない」自信はありますか?

「そうですね。全然、はい、あります。結局オクタゴンの方に入っちゃえば、ずっといつもと同じだと思うんで、セコンド陣、コーナーについてくれる人も一緒ですし、オファーをもらった瞬間から“タイトルマッチのファイトキャンプってどんな気持ちで過ごすんだろう?”って思ってましたけど、すごく平常心でいつもの試合前と変わらなくて。試合当日もいつも通り倒そうかなと思ってます」

──修斗からUFCに参戦して8勝1敗でタイトルマッチまで辿り着きました。最高峰の舞台でもパフォーマンスを落とさず勝利を積み重ねている一番の要因はどういった部分だと考えていますか。

「UFCっていう道を選んで入ってきて、連勝はしていたけど、自分が思っていたほど甘くなかったなって思うことばっかりで。常にいい新しい選手が出てきますし、すごいハイライトを残す選手とか、強い選手が入ってきたなあっていう、そういう危機感が自分も精進しないと置いてかれるっていう気持ちがずっとあるので、もっと毎年、毎試合、すごく自分が成長しているっていうのは感じてます」

──もしUFC王者になった場合、日本人として歴史的な瞬間になると思います。平良選手にとって、UFC王者になるということは、どんな意味を持つものになりますか。

「今はジョシュア・ヴァンに勝つってことをすごく意識してますけど、本当、UFCチャンピオンが世界で一番強いチャンピオンで、世界一で一番かっこいいチャンピオンだと思ってるんで。それが僕の夢であって、松根さんだったり、みんな夢、想いでもあるんで、夢をつかみにいくという気持ちです」

──平良手の地元・沖縄からもとても大きな応援であったり、期待があるかと思います。地元沖縄のファンに向けて意気込み、メッセージをお願いします。

「本当、沖縄でずっと『沖縄から世界へ』っていうことを目標にずっとやってきたので、修斗のチャンピオンになった時もそうですけど、沖縄から世界へ、世界チャンピオンがUFCのベルトだと思ってるんで、それを4月12日に見ていただけると嬉しいです。日本から、沖縄からもぜひ応援よろしくお願いします」

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