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【PFL】コステロ・ファン・スティーニスがミドル級王座防衛。ファビアン・エドワーズのダブルレッグにテンプルに左ヒジ連打で失神KO

2026/03/21 07:03
【PFL】コステロ・ファン・スティーニスがミドル級王座防衛。ファビアン・エドワーズのダブルレッグにテンプルに左ヒジ連打で失神KO

(C)PFL

 2026年3月20日(日本時間21日)、スペイン・マドリードのパラシオVistalegreにて『PFL Madrid: Van Steenis vs. Edwards 2』が開催された。

▼PFLミドル級選手権試合 5分5R
〇コステロ・ファン・スティーニス(スペイン)王者 18勝3敗
[3R 1分48秒 KO] ※左ヒジ連打
×ファビアン・エドワーズ(英国)挑戦者 16勝5敗

「PFLミドル級タイトルマッチ」5分5R。両者は2020年9月のBellatorで対戦し、そのときはスティーニスがスプリット判定で勝利している。

 地元スペインのスティーニスはMMA17勝3敗(4KO・9一本勝ち)。25年7月に無敗の王者ジョニー・エブレンに5R 4分51秒でリアネイキドチョークを極めて戴冠した。33歳。

 2位のエドワーズは16勝4敗(6KO・3一本勝ち)。元UFCウェルター級王者レオン・エドワーズの弟。2023年9月のBellatorと、24年10月のPFLでジョニー・エブレンの王座に挑戦も、いずれも敗れてタイトル獲得ならず。25年のPFLトーナメントでインパ・カサンガネイ、ジョシュ・シルヴェイラ、そしてダルトン・ロスタを3R 左ハイで下して優勝した。32歳。

 1R、オーソドックス構えのスティーニスに、サウスポー構えのエドワーズ。スティーニスは右インローから。左回りで右インローを当てると、エドワーズも左インローを返す。さらにエドワーズのインローに右を振って組んだスティーニスは両差しでケージに押し込むが、エドワーズはケージ背に凌ぐ。

 組んで左ヒザを突くスティーニスだが突き放したエドワーズは左前蹴り。中央を取るスティーニスは右ハイ。ガードしたエドワーズにワンツーで詰める。さらに右インロー。

 右ジャブから左ストレートでケージに詰めてダブルレッグのエドワーズ。差し上げたスティーニスに、いったん離れて左ミドルのダブルで詰めたエドワーズ。その入りをがぶってギロチンプレッシャーからトップを奪うスティーニス。エドワーズはガードワークでゴング。

 2R、中央を取ったエドワーズに、スティーニスは右ローから左ハイ。バランスを崩したエドワーズは立て直して左右で詰めてダブルレッグへ。左で差し上げたスティーニスはケージ背に突き放し右ハイもスリップ。

 そこに飛び込んで行くエドワーズ。両足を束ねに行くと、背中を見せて立ち上がったスティーニスのバックに。前方に落ち際にキムラを狙ったエドワーズだが、落としたスティーニスがトップからバックに。

 ニアマウントにエドワーズは背後のスティーニスの右手首を掴む。スティーニスはグローブを掴んでいるとアピール。

 細かいパウンドに、正対して立ったエドワーズが左右を連打で詰めてゴング。スティーニスはブロッキング。

 3R、サウスポー構えから左インローのエドワーズ。スティーニスは右手を大きく上げる仕草から右ミドル、その打ち終わるに左右をまとめて左の蹴りを上下に突いて組みに行くエドワーズ。左で首を抱え、体を入れ替えてギロチンで押し込むスティーニス。

 首を抜いて体を入れ替え、首相撲ヒザ、左縦ヒジを打ち込むエドワーズのダブルレッグに、スティーニスはケージ背に左ヒジをテンプルに9連打! エドワーズの身体ががくりと落ちてレフェリーが間に入った。

 試合後、スティーニスは「ビバ・エスパニョール。私一人じゃできなかったよ。ありがとう。観客の皆さん、これは皆さんのものです。我々は世界一の国だ。そしてスペインだ。

(再戦で6年前の初対戦の時、確執があったが?)敬意を込めて言うが、全然嫌いじゃないよ。ただ、スポーツとして少し確執があったから嫌いだっただけさ。でもマジで言わせてもらうけど、ファビアンは世界最高のファイターの一人だし、俺もそうだ。いいショーを作るには2人が必要だろ? 彼らは世界中の誰にでも勝てる。そして今夜は、ただ俺の試合だったんだ、今夜はね。

(次の挑戦者へのメッセージは?)僕のメッセージは、最高のファイターがジョニー(エブレン)であってほしいということだ。そこに(ダルトン)ロスタが加わるかもしれない。来週はミドル級の試合が盛りだくさんだし、彼らはみんな世界最高だ。俺たちは世界最高のミドル級ファイターを擁する最高の団体だと信じている。だから、来週はみんなその姿を見ることになるだろう。素晴らしいパフォーマンスがたくさんあったとして、トーナメントを開催するべきだと思う。このパフォーマンスの至る所で、僕にはサプライズが待っているはずだ。僕のロレックスはどこだ? さあ、ちょっとしたプレゼントを待っている」と語った。

 また、28歳の弟のジアニ・ヴァン・スティーニスの1R KO勝ちについて、コステロは「(メインカードに向かう)バスに乗っていて、ヘッドホンを外して『何も知りたくない』って言ってた。“僕には兄弟なんていない、一人暮らしなんだ。感情なんてないよ。何も知りたくない”って。そしたら動画の関係者から連絡が来て。『どう思う? 弟のパフォーマンスについて』と。『なぜ? 知りたくないんだ』。そしたら彼が言うんだ。『ああ、勝ったよ』って。何だよそれ? クソッ、そんなの聞きたくなかったよ。だってPFL初日だから、ありえないだろ。みんなすごく喜んでるし。いや、本当に美しかったよ。俺、見てなかったけど。もう一度再生できる?」と語った。

▼フェザー級 5分3R
〇AJ・マッキー Jr.(米国)24勝2敗
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28
×アダム・ボリッチ(ハンガリー)20勝4敗

(※続報あり)

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