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ONE Friday Fights 147
2026年3月20日(金)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTにてLIVE配信中
▼メインイベント(第14試合)ONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ世界王座決定戦 3分5R
×ノンオー・ハマ(タイ/Evolve MMA)
KO 2R 0分44秒 ※左フック
〇アサドゥーラ・イマンガザリエフ(ロシア/Team Mehdi Zatout)。
※イマンガザリエフは63.4kgの体重超過。
ノンオーは39歳で267勝57敗10分の驚異的な戦歴を誇り、ルンピニースタジアムでスーパーバンタム級からライト級まで四階級制覇、ラジャダムナンスタジアムのベルトも獲得している、まさにムエタイの伝説的存在だ。2019年2月にONEムエタイ世界バンタム級王者となり、鈴木博昭、セーマペッチ、ロードレック、リアム・ハリソンらを相手に7度の防衛に成功して絶対王者と呼ばれていたが、2023年4月の8度目の防衛戦でジョナサン・ハガティーにKOで敗れ王座陥落。
12月にはニコ・カリロにもKO負けしてまさかの連敗を喫したが、2024年4月にクラップダムを技術で封じ込めて判定勝ちで再起したのも束の間、9月にカムラン・ナバティ、2025年2月にゴントーラニーに連敗。しかし、5月のゴントーラニーとの再戦ではこれまでにないアグレッシブファイトでリベンジに成功した。
イマンガザリエフは180cmの長身を持つ22歳。2024年7月からONE Friday Fightsに参戦すると、7勝(6KO)と無敗の快進撃。通算戦績でも11勝無敗だ。2025年8月にはパンパヤックを1R2分7秒、右ハイキックでKO。2026年1月にゴントーラニーも左ボディでKOした。右の蹴りを多用し、右ロー、右ミドル、前蹴り、カカト落としと多彩な蹴り技を繰り出す。
当初、ONEフライ級ムエタイ世界王座決定戦は2025年11月のONE日本大会にて、ロッタン・ジットムアンノン(タイ)とノンオーで争われることが決まっていたが、ノンオーが体重超過で計量をパス出来ず。その後、ロッタンも体調不良を申し出て試合が中止となっていた。
今回はイマンガザリエフが前日計量で体重超過。そのため、ノンオーが勝った場合のみ王者として認定される変則王座戦で行われる。
場内にノンオーコールが鳴り響く。1R、ノンオーは距離を保ち、イマンガザリエフの蹴りに対して片足を上げてけん制。イマンガザリエフはさっそくカカト落としを繰り出し、ノンオーは右ローを蹴る。ノンオーの右ミドルをキャッチしたイマンガザリエフは軸足払いでコカす。
前蹴りを多用して近づけさせないイマンガザリエフだが、ノンオーは右ローを奥足に蹴る。ノンオーはイマンガザリエフの多彩な蹴り技をしっかりブロックして右カーフを蹴る。さらに奥足への右ロー。ノンオーが一定の距離を保って上手く戦った印象。
2R、左右に構えを変えて前蹴り、ミドルを蹴るイマンガザリエフにノンオーは右カーフ。両腕ブロックしながら右カーフを連続で蹴っていったノンオーだったが、イマンガザリエフがショートの左フックから右ボディ、続く左フックでKO勝ち。無敗記録を12に伸ばした。
しかし、体重超過によりベルトがその腰に巻かれることはなかった。勝利者インタビューでは「ノンオーは子供のころから僕のヒーロー。計量は体重は作れたけれどハイドレーションがパス出来なかったんだ。次はロッタンと戦いたい」と、ロッタン戦をアピールした。



