(C)Esther Lin/Most Valuable Promotions
2026年5月16日(土)米国カリフォルニア州イングルウッドのインテュイット・ドームにて開催される『Rousey vs. Carano』の会見が10日(日本時間11日)、同地にて行われた。
▼MMA女子フェザー級 5分5R
ロンダ・ラウジー(米国)12勝2敗
ジーナ・カラーノ(米国)7勝1敗

(C)Getty Images/Zuffa LLC/UFC/EliteXC
Most Valuable Promotions(MVP)とNetflix 5X5プロMMAの試合前記者会見で、MMA復帰戦に臨むロンダ・ラウジー(米国)とジーナ・カラーノ(米国)が、再びケージに向かう思いを語った。
試合はユニファイドルール、145ポンド(フェザー級)の5分5R、4オンスのオープンフィンガーグローブ着用でヘキサゴン(六角形)ケージで行われる。試合の模様はNetflixで独占ライブ配信される。
ロンダ「神経学的な問題で引退を余儀なくされた。格闘技に関して心に壁を作っていた」、ジーナ「彼女は私にとっての『運命の相手』」
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──ジーナ、お帰りなさい。なぜ今、復帰を決めたのですか? 動機は?
ジーナ 正直なところ、ロンダが個人的に誘ってくれたからです。彼女はとてもチャーミングに、そして丁寧に誘ってくれました。これまでのことに感謝を伝えてくれて……彼女に触発されたんです。他にも仕事の話はありましたが、彼女とこの瞬間を分かち合うこと以上に重要なことはありませんでした。彼女は私にとっての『運命の相手(My one)』です。人生は一度きりですし、この挑戦は私を心から“生きている”と感じさせてくれます。
──誘いを受けてから決断まで、どのくらいかかりましたか?
ジーナ 約1年です。2024年の12月にダナ・ホワイトから電話があったのが最初でした。「ロンダが妊娠9カ月だが、復帰したがっている。相手は君しかいないと言っている」と。当時、私は数年間体調を崩していて、心身ともにボロボロでしたが、「ぜひやりたい」と答えました。2025年を通じてそれが現実味を帯びていき、今ここにいるのは非常に非現実的ですが、癒やしでもあります。自分にこれが必要だったとは、自分でも気づいていませんでした。
──ロンダ、お帰りなさい。プロレス(WWE)を離れた時、格闘技復帰は計画にあったのですか?
ロンダ いいえ、全く考えていませんでした。格闘技に関しては心に壁を作っていたんです。私はある種の神経学的な問題で引退を余儀なくされましたが、当時はそれが明確ではなく、格闘技のそばにいることさえ苦痛でした。でも、今のコーチのリッキー(・ランデル、かつては敵対していた)が私の夫(トラヴィス・ブラウン)を指導するようになり、彼に柔道の黒帯取得を助けてほしいと頼まれてガレージで教え始めたことで、格闘技への愛を再発見しました。自分がどれほど深くこれを理解し、愛しているかを思い出したんです。そして妊娠9カ月の時にジーナのインタビューを見て、「私たちは二人とも、自分たちのアイデンティティを取り戻し、自分たちの物語の結末を一緒に書き換える必要がある」と感じ、彼女に連絡しました。
──なぜUFCでは実現しなかったのですか?
ロンダ 私はダナを尊敬しているので、最初に彼に話を持っていきました。彼は最高のペイ・パー・ビュー(PPV)条件を提示してくれましたが、ジーナが「最高の状態にするためにもっと時間が欲しい」と言ったことで時期がずれ込み、UFCがストリーミングモデルへ完全に移行しました。今のUFCは株主の価値最大化に縛られ、最高の試合を提供することよりも優先されるものができてしまった。ダナがオーナーではなく従業員になってしまった今、UFCはかつての姿とは別物です。だから、自分たちでやるべきだと判断し、MVP(ジェイク・ポールのプロモーション)とNetflixというプラットフォームを選びました。
──ダナ・ホワイトとの交渉が決裂したことで、恨みのようなものはありますか? 昨日SNSで批判的な投稿をしていましたが。
ロンダ 全くありません。彼こそが「契約条件が合わないなら、ここにとどまって損をするな。自分の力で稼いでこい」と背中を押してくれた人です。私がNetflixと契約した時も、誰よりも先に彼に伝えました。彼は「君を嫌いになるなんてありえない。成功を祈っている」と言ってくれました。彼は何よりもまず私の友人です。私の批判はUFCという組織に対してであって、ダナ個人に対してではありません。
─ジーナにとって、2009年のクリスチャン・サイボーグ戦以来のビッグマッチです。今の心境は?
ジーナ 2009年の時は、ただ生き残るために必死で目の前にロールモデルもいませんでした。でも今は、穏やかで落ち着いた気持ちです。「家に帰ってきた」という感覚です。昔はとても緊張していましたが、今は自分が本来あるべき場所にいると感じています。
──あなたについて、世間があまり知らない一面を教えてください。
ジーナ いまモンタナの農場で暮らし、初恋の相手であるケビン・ロスと結婚しました。人生で最高の決断でした。
ロンダ シーモンキーの飼育水槽を6つ持っています。今はまだ2匹しかいませんが、赤ちゃんが生まれた時のために藻を育てています。私はただのオタク(Nerd)なんです(笑)。




