▼第7試合 SB日本スーパーバンタム級王座決定戦 55.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
〇笠原直希(シーザージム/同級1位)
判定3-0 ※49-48×2、50-48
×内藤啓人(GSB大須MACS/同級3位)
※笠原が新王座に就く。

笠原三兄弟の末っ子の直希は2024年9月に後にKNOCK OUT統一王者となる森岡悠樹と激戦の末に敗れて以降、覚醒して現在は5連勝と勢いに乗る。兄の三階級を制覇した弘希、二階級を制覇した友希に続くことが出来るか。

一方、元DEEP☆KICK-55kg王者・内藤凌太、元SB日本スーパーバンタム級王者で現在はONEで活躍中の内藤大樹という2人の兄を持つ啓人は、SB軽量級のトップファイターで「三兄弟の中でも一番センスがある」と関係者から評されている26歳のテクニシャン。
両者は2025年2月に対戦し、内藤が2RKO負けを喫しており、1年ぶりの再戦でリベンジ&戴冠に燃えている。
1R、内藤はリング中央の笠原に対して右へ回り込んでいく。笠原は右ロー、内藤はそこへジャブ。左ミドルと左ローを蹴る内藤は、笠原のジャブにも左ミドルを合わせる。笠原は右ローを蹴ってワンツー、徐々に圧を強める笠原は左ボディ。
内藤の左ボディと笠原の左フックが相打ちに。ラウンド終了間際、内藤は首投げを仕掛けたが不十分でポイントにはならず。オープンスコアは10-9で内藤が1名、2名は10-10。
2Rも右へ回り込む内藤にワンツーで入っていく笠原。右ローの蹴り合いから笠原がワンツーで仕掛けていく。右ローからワンツー、左ボディからワンツーと攻める笠原に内藤は右カーフ。この右カーフを徹底して蹴る内藤に笠原は右ストレート、左ボディ、右アッパー。
笠原のパンチが当りだし、内藤の回り込みが止まる。右ストレート、左フック、左ボディを打ち込む笠原。内藤も蹴りを返し、左フックをヒットさせるが笠原の手数とヒットが目立った。OPスコアは10-9×2で笠原、1名は10-10。
3R、内藤の右ストレートが笠原を捉えるが、笠原はすぐに反撃。笠原の空振りを誘っての内藤のパンチがヒットする。右ローの蹴り合い、左右ボディの打ち合いとなるが、それでも手数が多いのは笠原。笠原の右ローには内藤が右カーフを蹴り返す。手数か、ヒット数か。OPスコアは10-9×2で笠原、1名が10-10。
4R、ジャブを連続で突く笠原に内藤は右カーフ。左ボディの打ち合いからのフックの打ち合いでは内藤が左フックをヒットさせる。互いに当ててはもらうという展開が続き、笠原が右ストレートを出せば内藤は左ボディ。スピードが鈍ってきた内藤は右アッパーを打つも、内藤が前へ出てくると後退。攻める姿勢は内藤も、空振りも目立った。
5R、笠原が足を止めての打ち合いを仕掛け、内藤が返していく展開。内藤の右カーフで笠原の左足が流れる。内藤の右ストレートをもらった内藤だが、すぐに左フックを返す。足を止めての打ち合いで互いにヒットを奪い、甲乙つけがたい。内藤の左アッパー、笠原の蹴り足キャッチからの右ストレート。
両者ともかなり疲労が見える中、互いに手を出して一歩も譲らない。両者とも相手のパンチを空振りさせての攻撃を仕掛けるが、ビッグヒットはないまま試合終了。
判定は3-0で笠原が競り勝ち、新王座に就いた。笠原は「SB日本スーパーバンタム級王者の内藤直希です。凄い気持ちが強くて挫けそうに何回もなったんですけど、内藤選手のおかげでいい試合が出来ました。ありがとうございます。王者としてはまだ不甲斐ない自分かもしれないですけれど、これからもっと強くなって他団体の王者にも負けないように強くなります。そしてここまで育ててくれたお父さん、お母さん、おばあちゃん、シーザー会長、ありがとうございます」とマイクで語った。


