シュートボクシング
インタビュー

【シュートボクシング】風間大輝「今回の試合順にも納得いってなくて面白くないのでイライラしてる」vs.荒尾祐太「自分自身にとってもいい日になるように全力で頑張る」

2026/02/12 22:02

荒尾「吉鷹先生からのアドバイスで対策もバッチリ」


――2025年は6戦し、ご自身にとってどういった一年でしたか。

「今までにないぐらいたくさん試合をさせていただいたのでいろんな経験もできて、選手としても技術的にも成長させてもらった1年になりましたね」

――試合数が多いのはご自身の希望で? それとも師匠の吉鷹弘さんからの指示なんですか?

「吉鷹先生が組んでくださってます。『これでいくよ』と言われたら、僕は『はい、わかりました』という感じで相手を選ぶことなく、試合をさせていただきます。やっぱりファイターというのは試合をしてなんぼだという考えもあるでしょうし、試合ができませんぐらいの大きな怪我は今のところありがたいことにないので、そういった部分でも組んでくださっているのかなと思いますね」

――吉鷹さんは偉大な選手だっただけに、練習での一言の重みも違ってきますか?

「そうですね。僕自身はすごく重みを感じます。練習で苦しくて疲れて動けなくても『まだ動ける、大丈夫だよ』と何気ない一言でも、『ああ、まだ動くんじゃないのかな』と、そんな気持ちにさせてくださいます」

――ご自身としては、どんどん試合をしたいタイプですか?

「そうですね。試合していた方がいいタイプかなと自分でも思いますね」

――それはベースの極真空手ではトーナメントになると、連日何試合も組まれる試合経験によるものですか?

「そこは意外と関係ないかもしれないです(笑)。自分的には試合をたくさんさせてもらった方が、一戦ごとに良くなったり、成長した部分というのを自分で多く感じます。逆に空手の時はたくさん試合をしていたのですが、そういう成長をあまり感じたことはなく、むしろあんまり試合をやりたくないタイプでした(苦笑)」

――成長というのはどういう部分で感じるんですか?

「試合前の調整方法もそうですし、精神的な部分は昔よりは緊張するんですけど、緊張をコントロールすることが徐々に自分でできるようになったりもしてきました。あとは、技術的な部分で吉鷹先生から『次の試合ではこうやるぞ』と言われたことを、試合までの間にたくさん詰め込んでやるので、知らない間にいろんな技術が身に付いています。あと、僕はキャリアが浅い中でも、韓国人選手と多く対戦させてもらっていて、対戦相手にも恵まれていると思います。韓国人選手と戦ってきて思ったんですけど、みんな気持ちが強く、すごく頑丈だなと。この攻撃は効いたのにと思っても、なかなか倒れなかったり、効いた素振りを見せないことがすごく多かったので、そういう面でも勉強になりました」

――昨年8月には現チャンピオンの都木選手と対戦し、今振り返ってご自身的にどういった試合になりましたか?

「しんどい苦しい試合でしたが得るものは多く、たくさんのことを学ばせてもらったので対戦させてもらって良かったと思います。あの試合があって、より自分は一層成長させてもらったので都木選手に感謝しています」

――再延長にもつれ込む大接戦の末に判定負けでしたが、現チャンピオンとの差はどう感じました?

「経験の差があると思いました。チャンピオンは僕よりもデビューは早く、キャリアもたくさん積んでいるので、そういった部分は大きく感じました」

――昨年12月には、沖縄でRISEランカーの宮城寛克選手に勝利していますが、どういう試合だったんですか。

「相手が得意なパンチを特にもらわず、3Rに右ハイキックが当たってグラつかせたことが結構ポイントになったことで判定勝ちすることができました。相手は他団体のランカーということでしたが、特に意識した部分はなかったですね。その3週間前にGLADIATORさんのリングで試合をしていて、そのスパンで試合をするのが初めてで、それが吉と出るか凶と出るのか、そこだけが心配でしたね。試合に対する思い入れとしては、とにかく勝ちたい、負けられないという気持ちしかなく、RISEの選手というのは全く意識してなかったです」

――今回の相手、風間選手についてはどういった印象がありますか。

「スイッチしてサウスポーでもオーソドックスでも戦えるいい選手だと思います。すごく投げが上手い選手なので、そのあたりはすごく警戒はしてますが、吉鷹先生からのアドバイスで対策もバッチリです」

――風間選手はランキング1位の選手だけに、ここで勝てばタイトルにもぐっと近づく一戦になるかと思いますが、そこは意識してますか?

「そうですね。でも今はタイトルのことはほぼ考えてなく、目の前の試合が大事なので負けないことを意識しています」

――では試合を楽しみにしているファンにメッセージを。

「去年の8月に試合をさせてもらって負けてしまったんですけれども、そこから経験を積ませてもらって、今回の試合を観に来てよかったと思えるような、自分自身にとってもいい日になるように全力で頑張りますので、よろしくお願いします。応援してください、とは言わないので、少しでも見てもらえたら嬉しいですし、少しでも名前だけでもまた覚えてもらえたらいいかなと思います」

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