2025年2月の内藤(左)と笠原の初対決は、笠原のKO勝ちとなった
2026年2月14日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2026 act.1』(U-NEXT配信)にて、SB日本スーパーバンタム級(55.0kg)王座決定戦3分5R延長無制限Rを争う、同級1位・笠原直希(シーザージム)と同級3位・内藤啓人(GSB大須MACS)のインタビューが主催者を通じて届いた。
笠原三兄弟の末っ子の直希は2024年9月に後にKNOCK OUT統一王者となる森岡悠樹と激戦の末に敗れて以降、覚醒して現在は5連勝と勢いに乗る。兄の三階級を制覇した弘希、二階級を制覇した友希に続くことが出来るか。
一方、元DEEP☆KICK-55kg王者・内藤凌太、元SB日本スーパーバンタム級王者で現在はONEで活躍中の内藤大樹を兄に持つ内藤三兄弟の三男・啓人は、SB軽量級のトップファイターで「三兄弟の中でも一番センスがある」と関係者から評されている26歳のテクニシャン。
笠原「若者代表として頑張っていきたい」
「それまでも運がいい年もあったし、勝つべくして勝ったときもあったし、昨年は別に自分の思い描いていた感じの年になったかと言われたら、別にそういうわけでもないんですけど、とりあえず勝ててよかったなとは思います」
――今回、念願のタイトルマッチが決まりました。
「そうですね。ついに来たかっていう感じです」
――19戦目でタイトルマッチというのは、ご自身のタイミングとしては遅かったですか? 早かったですか?
「僕は結構、試合スパンが短いので、試合数をこなしていて、何戦目だからというこだわりはなく、たくさん経験ができて良かったなと思っています。タイトルマッチのタイミングは意識せず、自分が強くなることだけを考えていました。僕はずっとランキング上位にいたんですけど、今ひとつ実力が足りてない部分もあって、去年もたくさん経験させてもらい、そういう部分も含めて、しっかり強くなってチャンピオンになれると思っているので、今回はいいタイミングだったなとは思います」
――今回決まって、お兄さんたちから何か言われました?
「特に何も言われず、タイトルマッチだから気を抜くなよと言われています」
――弘希選手はこれまでに3階級制覇、友希選手は2階級制覇してますが、当然笠原兄弟はベルトを獲らないといけないという周りの期待やプレッシャーはないですか?
「さすがにそれはちょっとあります(苦笑)。兄貴2人と山田ツインズ2人も含めて、シーザージムの先輩はみんなベルトをしっかり獲っているので、僕もここで獲らなきゃなという気持ちはあります。SBのベルトはシーザージムが獲らないといけない決まりはないですけど、歴代の先輩たちが獲ってきたので、必ず僕も獲りたいと思っています」
――今回、笠原三兄弟で同じ大会に出ることになり、モチベーションは高いですか。
「それはもちろん高いですね。笠原三兄弟で大会を盛り上げてやろうって、僕が勝手に思っているだけかもしれないけど(笑)、兄貴と一緒に大会に出ることは今までに2回ぐらいしかなく、今回はすごくいい機会かなと思ってます」
――お兄さん2人よりも、いい試合内容を見せたいという意識は?
「そこはないですね。自分は勝つことだけに集中してます」
――今回対戦する内藤選手とはちょうど1年前に対戦してますが、今はどういう印象がありますか。
「今は、1年前よりもちょっと強くなっているとは思うので、油断できないと思ってます。普通に見て、体も大きくなってるし、攻撃のバリエーションも増えてるし、気持ちも強くなって、総合的に見ても強くなったなと。前回は2RKO勝ちでしたが、今回はKOばかり狙っても足元を救われちゃうので、しっかり油断せずに戦っていきたいと思ってます」
――5R制に関しては2024年9月のスック・ワンキントーンのタイトルマッチで経験済みですが、そこに関しては?
「その森岡選手との試合や、去年6月のオートー選手との試合では延長が続いて6Rやったりと、たくさん経験させてもらったことはデカいかなと思ってます。どれだけきつくても、自分はここまで動けるんだとSBのタイトルマッチ前に感じられたことは良かったです」
――ベルトを獲ったら今年はどういった1年にしたいとか、考えていることはありますか。
「いろんなルールでやってみたいと思います。もちろんオファーがかかれば他団体にも出ますし、SB内でもヒジありだったりと、どんなルールでも全部受けるつもりでいます」
――それはお兄さんたちの姿を見て、影響を受けている部分はありますか?
「そうですね。やっぱり他団体でもしっかり結果を残してますし、SBでは弘希兄がOFG路線を引っ張っている姿を見て、僕もやらないわけにはいかないだろうという感じがあります。とりあえず、1回は確実にOFGでの試合は今年中にやりたいです」
――RISEではもスーパーバンタム級戦線が盛り上がってますが、意識してますか?
「シーザージムに出稽古に来てくれて一緒に練習している先輩の花岡竜君がこの前スーパーバンタム級に階級を上げて勝った姿を見て、僕も同じ階級なので負けていられないなとは思いました。昨年のS-cup世界トーナメントでは、先輩の山田ツインズが負けた姿を見て、悔しかったし、自分にも刺さるものがあり、僕がこれから見せてやろうという強い気持ちにもなりました」
――海人選手がSBを卒業してエースの座争いも今年は注目されていますが、直希選手も狙いますか?
「エース争いに関しては、正直なところ、兄貴たちがちょっと強すぎるので譲ります(笑)。今は下の世代も育ってますが、僕はまだ若者代表として頑張っていきたいなと。まずは次の試合ですね。2月14日のバレンタインの日に僕がしっかりベルトを獲るので応援よろしくお願いします」




