内藤「笠原兄弟に借りは返さないといけない」
「昨年1発目が、ちょうど一年前となる2月の開幕戦で、階級を正式にスーパーバンタム級に上げて笠原直希選手に挑んで思い切りやられた感じだったんですが、そこから絶対にやり返したいと思ってフィジカルも意識しながらトレーニングを詰んで、査定試合がスタートした7月のランキング戦で濱田海選手に勝って、10月も上位ランカーだった野村勇人選手に勝つことができました。コツコツと実績を積み上げてこれたのかなと思います」
――今回のタイトルマッチのオファーを聞いたときはどういった心境でした?
「昨年の暮れには正式にオファーをいただいていたので、チャンスをもらったからにはしっかり勝ってベルトを獲ろうと思っています」
――ちょうど1年前に対戦した笠原選手にはどういった印象がありますか。
「全体的に攻撃力があった印象です。前回負けてからは、必ずまたやると思っていたし、再戦することを目指して対策を練ったり、だいぶ課題の見えた試合だったので自分に足りていない部分を他の選手と対戦するときにも意識しながらやってきたので、前回、笠原選手とやったときと比べて僕は別人になっているのかなと思います」
――笠原選手は現在5連勝と勢いがありますが、ここ数戦はどういう印象ですか。
「もちろん前回僕とやったときよりも全然強くなっていると思いますし、それは僕も同じことなんで、そこはあまり気にしてないですね」
――現在、内藤選手は仕事の関係で、豊橋のBELLWOOD FIGHT TEAMから名古屋のGSBが練習拠点とのことでしたが、今回の試合に向けてお兄さんの凌太選手や大樹選手から何かアドバイスはありました?
「今回はタイトルマッチということで、大樹が毎週GSBまで来て対策も組んでくれているので、だいぶいい練習はできていますね。どれだけ笠原選手が強くなっていても、さすがに大樹よりは強くないだろうと思うのでその点では自信になりますね」
――ベルトを獲らないといけないといったプレッシャーもかけられたりするんですか?
「そんなにプレッシャーはかけて来ないですけど、すごくサポートしてもらっているので結果で返さないといけないという気持ちはもちろんあります」
――内藤兄弟と笠原兄弟の三男対決は意識しますか?
「僕は友希選手にも負けてますし(2018年2月10日)、やはり多少意識するところはあり、笠原兄弟に借りは返さないといけないなと思っています」
――大樹選手は弘希選手と対戦し(2019年6月23日、弘希が判定勝ち)、凌太選手は弘希選手(2016年2月13日、弘希が判定勝ち)と友希選手((2018年6月10日、友希が判定勝ち)と、これまでに何度か笠原兄弟との対決は行われてますが、内藤兄弟は打倒笠原兄弟に燃えている部分はありますか?
「過去のことに関しては特に思うことはないのですが、今回、僕にはしっかり勝ってほしいという気持ちは結構強いんじゃないかなと思います」
――凌太選手はSBのベルトを獲ることに凄くこだわっていますが、ご自身はSBのタイトルにはどういう想いがありますか。
「僕もプロデビュー戦からSBのリングでやってきて、55kgのベルトは大樹が巻いていたベルトでもあるので、ずっとそこを目指していて、他の階級のベルトよりも僕にとっては特別なベルトです」
――ベルト獲得後、その先に見据えていることもありますか。
「今は目の前の試合しか見えてないんですけど、ベルトを獲ってからはSB内だけじゃなく、他の団体の強い選手とも戦ってSB王者として強さを証明していかなければいけないと思うので、より強くならないといけないなと。そのために今回、しっかりと強さを見せて勝つことが大事かなと思っています」
――他団体でも55kg戦線は盛り上がってますね。
「僕は他団体の試合を結構見るんですけど、やっぱり強い選手はいっぱいいると思うし、すごいなと思うだけで終わるのではなくて、僕もそう言われる側になりたいという願望はあるので、どんどん絡んでいきたいです。まずは、次のタイトルマッチですね。最近の僕の戦い方は手数や投げ技で戦うことが多かったんですけど、今回力強さも見せられたらと思っているので、そういうところに注目してほしいです」



