試合後会見「ベルトが欲しい。チャンピオンがパントージャならパントージャと。他の奴なら他の奴と戦う。それが全て」
──勝利おめでとうございます。
「本当にありがとうございます。でも、最高のパフォーマンスではなかったです。彼をフィニッシュしたかったので」
──ほとんどのファイターがそう(フィニッシュ)したいと思っているし、相手を仕留めるという目標を持っているのは分かっています。でも、タフな15分間を戦い抜き、アルバジの一歩先を行き続け、ポイントも付いた状態で手を挙げられました。自分を誇りに思うのでは? 今、ヘンリー・セフードのような元王者たちもオンラインで「堀口が今年中にチャンピオンになる」と話しています。
「ええ、もちろんです! すぐに。トレーニングを続けて、またフロリダに戻ります。ただ、あのベルトを巻くことに凄く集中ます」
──この試合、つまり米国でパラマウント+という大きな露出があり、セミメインイベントで全ての注目があなたに集まっているという状況は、あのベルトにたどり着くためのビジネス戦略の一部になるのでは。あなたのキャリアにおいて、今まさにいるべき場所にいる、必要とされる場所にいると感じるますか?
「ビジネスのことは分からないけど。それはどうでもいい。自分はベルトが欲しい。ただそれだけです」
──今日のパフォーマンスについて、何点をつける?
「ベストパフォーマンスではなかったです。彼をフィニッシュしたかったので。それについては考える必要がありますね、分かっています」
──あなたは打撃を当て、常に一歩先を行き、テイクダウンを防いでいた。距離をコントロールできていたし、彼を何度も後退させた。彼が少し前に出てきても、君のカウンターはそこにあった。私に言わせれば、それはめちゃくちゃ良いパフォーマンスだった。でも、フィニッシュ以外に何が違ったことができたと思いますか? 納得はしているだろうけど、何かもっと良くできたと思うことは?
「そうだな……あんまり“こうだった”“ああだった”ではなく、自分はフィニッシュを目指しているんで、そこに行けなかったことが悔しい、という感じです」
──分かりました。次はいつ頃ここに戻ってきてくれますか。そして、トップ10やトップ5の中で誰の名前に興味がありますか。
「分かりません。たぶん(右)手が少し折れているかもしれないので。でも、これを治したら、場所も時間も関係なく、いつでも戦えます」
──それはいいですね。フライ級タイトルが目標だというのは分かっています。それがあなたの望みであり、そのために戻ってきたんですよね? 君はUFCの外で10年近い時間を過ごした。なぜ今、戻ってきたんですか。UFCでやり残した仕事があると思ったから?
「今が自分の最高の時だからです。だからUFCに挑戦しています」
──なるほど。タイトルマッチの話になると、前回のパントージャの試合の終わり方を考えると、彼とタイトルを争うことにはより大きな意味があるかな?
「気にしません。自分はベルトが欲しい。だからチャンピオンがパントージャならパントージャと。他の奴なら、はい、他の奴と。それが全てです」
──仮に他の選手だとして、あなたが勝ってチャンピオンになったとする。同門のパントージャに最初の挑戦権をあげたいと思う?
「ええ、もちろんです。彼は何度も防衛しましたし、真のチャンピオンだと思います。でも、(前戦は)アクシデントだった。ええ、でも彼は真のチャンピオンだと思います」
──その右手を負傷したのは試合のどの時点でしたか?
「たぶん1Rです。痛みは感じていましたが、打てるし、関係ないです。痛みがあっても打つ、打つ」
──手が折れたとのことですが、それでも打ち続けましたよね。それでゲームプランに何か変更は?
「変更はないです。打ち続ける。ゲームプランの変更はないです」
──アミル・アルバジも今週、どうやってあなたを完封するかについて話していた。だけど彼もそれを実行できなかった。なぜ他のファイターたちは、オクタゴンであなたを相手にするのにあんなに苦労するんでしょうか?
「なぜなら日本人だから! それが理由です」
──それは最高ですね。あなたはどんどん良くなっていく。この改善の鍵は何でしょうか?
「MMAを愛しているから。何かを愛していると人はすごく上達する。それが理由です」
──なるほど。あなたの周囲のチーム(アメリカントップチーム)も完璧ですね。
「もちろんです。自分のチームは最高だし、マイク・ブラウンも。彼はMMAナードです。だから、自分はここにいます」
──「MMA nerd」を日本語で何と言う?
「MMAオタクですね」
──いいですね(笑)。アミルから何か驚かされたことはありましたか?
「彼が打撃で来たことには驚きました。もっとレスリングで来ると思っていましたが、彼は打撃で来たから、自分も“OK、それでいこう”と」
──今夜、誰かあなたを見に来る知り合いはいましたか?
「友人が今夜来ました。あと家族とスポンサー。たくさんの人が日本から来たんです。だから負けられない。それが理由です。手が折れても関係ない、それでも打ち続ける」
──新しいAPEX会場(座席数が増えた)の観客についてはどう思いましたか?
「ええ、観客はいつもパワーをくれます。それが大好きです」
──勝利をどう祝う? 好きな食べ物は?
「たぶんラーメンヌードルを。好きなんです」
──UFCを離れていた間に得た最大の教訓で、この2度目の参戦に持ち込んだものは?
「すべてです。試合の感覚、技術、全てにおいて。だから今、自分は強いんです」
── Bellator、RIZIN、そしてUFCの王者になることは、あなたにとってどんな意味がある?
「すぐにあのベルトを手に入れます!」




