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【PFL】ウスマン・ヌルマゴメドフがアルフィー・デイヴィスに3R 一本勝ち防衛、無敗対決クラマゴメドフがムサエフに判定勝ちでウェルター級王座戴冠もまさかの引退宣言、フェザー級でピネドが10戦無敗のカザフスタン・イスブラエフに初回TKO負け

2026/02/08 06:02

▼PFL世界ウェルター級王座決定戦 5分5R ※選手名から前戦
〇ラマザン・クラマゴメドフ(ロシア)14勝0敗
[判定3-0] ※48-46×3

×シャミル・ムサエフ(ロシア)20勝1敗1分
※クラマゴメドフがウェルター級王者に

 クラマゴメドフは、13勝無敗のBellator世界ウェルター級王者。ムサエフは、20勝0敗1分で2024年PFLウェルター級優勝者。無敗のダゲスタン対決となる。

 クラマゴメドフは2024年6月の前戦でジェイソン・ジャクソンに判定勝ち。ムサエフは2024年11月にマゴメド・ウマラトフを3R TKOに下している。

 1R、クラマゴメドフはサウスポー構え。ムサエフはオーソ。右関節蹴りのクラマゴメドフが前に。左に回るムサエフに左ヒザを蹴って左インローで圧力をかける。

 右前蹴りを返したムサエフ。クラマゴメドフはワンツーから組んで右で差して押し込み。ケージ背に差しあげて四つで凌ぐムサエフはヒザもローブローに。

 再開。なおも先に圧力をかけるクラマゴメドフは左インロー。右ストレートを狙うムサエフにダブルレッグも切るムサエフは右で飛び込み。クラマゴメドフはケージに詰め直してワンツーの左をガード上に突く。

 右前蹴りのムサエフに、片足を上げて近づき組んだクラマゴメドフ。右で差して押し込み四つに。ムサエフは中央まで押し戻して離れる。ともに前足からのローの打ち合いでゴング。

 2R、右関節蹴りで前に出るクラマゴメドフ。さらにワンツーの左でムサエフを下がらせる。右から左で押し戻すムサエフだが、一回り大きなクラマゴメドフが圧力をかけ直すと、ムサエフはケージに詰まる。

 左から右フックを振るムサエフにバックステップでかわすクラマゴメドフは右ロー。右ジャブ、左ヒザで前に。さらに右前蹴り。右ジャブを突く。右のスーパマンパンチで飛び込むムサエフをかわして右で差して組むクラマゴメドフ。四つから押し込むムサエフをいなして体を入れ替えケージに押し込むクラマゴメドフがハイクロッチに。

 足を抜いたムサエフかケージ背に崩されずヒザを突く。押し込み右ヒザをこつこつ突くクラマゴメドフを押し戻して離れるムサエフは左から右。

 しかし、左ヒザで飛び込むクラマゴメドフにムサエフは後退。さらに頭を下げて組みに行ったところにクラマゴメドフは左ハイ! ダウンしたムサエフにパウンド。ムサエフもすぐに立ち上がるとバッククリンチのクラマゴメドフは背後からヒザ。右足をかけて引き出すと、ムサエフは正対。押し込むクラマゴメドフの脇を右で突く。

 3R、右の関節蹴りで圧力をかけるクラマゴメドフ。さらに右前蹴り。右ストレートで押し戻すムサエフのレベルチェンジに左ストレートを当てるクラマゴメドフ。右で差してケージまで押し込み。シングルレッグテイクダウン!

 フルガードにしたムサエフにインサイドからパウンドのクラマゴメドフ。ケージまで移動し立とうとする亀のムサエフをバックから抑え込んで引き出して座らせると、右足をかけてリアネイキドチョークへ! さらにボディトライアングルにするクラマゴメドフ。首は守るムサエフにパームトゥパームで絞めるクラマゴメドフ! 残り1分を後ろ手を剥がしてすぐに胸をわせて正対したムサエフが上になって細かいパウンドもゴング。

 4R、右足を上げて近づくクラマゴメドフ。下がるムサエフに右前手フック。さらに左で前に。右ストレートで押し戻すムサエフ。しかしクラマゴメドフはワンツーの左からシングルレッグへ。差し上げるムサエフはサークリング。追うクラマゴメドフは右ジャブ、左ストレート。シングルレッグへ。

 そのままケージまでドライブして右で差して押し込み。シングルレッグに切り替えると差し上げたムサエフがヒザ。なおも押し込むクラマゴメドフに、左ヒザを突いてシングルレッグを切ろうとしたムサエフがスプロール。ついに上を切ったムサエフが亀のクラマゴメドフのバックに。片ヒザ立ちのクラマゴメドフの背後からヒザを突く。

 正対して座ったまま足を手繰ろうとしたクラマゴメドフは片ヒザ立ちもそのグラウンド状態で左ヒザを突いたクラマゴメドフに「反則」ヒザのコール。減点1。

 中断後、再開。左の蹴りのクラマゴメドフに右ヒザから左フックで前に出るムサエフ。さらにワンツーから右フックに回るクラマゴメドフ。ゴング。

 5R、中央を取ったクラマゴメドフに組んで体を入れ替えたムサエフが四つに組んで押し込み、大内刈テイクダウン! サイドからヒザ。左で脇差し、クラマゴメドフに背中を着かせてパウンド。ケージまで動き上体を立てるクラマゴメドフだが、シングルレッグを切られ下に。しかしまたもシングルレッグで右で脇差しレッスルアップでムサエフをケージに押し込む。

 左小手巻きのムサエフ。スイッチ狙うムサエフに再び正対してシングルレッグで押し込み。ケージ背に差し上げて体を入れ替えたムサエフが離れる。

 右を突くムサエフが前に。クラマゴメドフは組んで脇を潜ろうとするが正面に立つムサエフがクラマゴメドフのローシングルを切って右で前に! さらに右前蹴り。しかしクラマゴメドフもスタミナ苦しいなかシングルレッグへ。

 スプロールしてバックにつこうとするムサエフにダブルレッグに切り替えケージまでドライブするクラマゴメドフ。そのまま押し込んだままゴングを聞くと、ムサエフと長い時間ハグ。何かを語りかける。

 判定は1P減点もあったムサエフに、クラマゴメドフが判定3-0(48-46×3)で勝利。粘り強いレスリングでウェルター級のベルトを巻いたクラマゴメドフは、コメントの最中に深いため息をついて肩からベルトを下した。

「(長いブランクを経て復帰し、見事なベルトを獲得した感想は?)ああ、最高だよ。本当に久しぶりの試合だった。ほぼ3年ぶりだったけど……これで全て終わった。この試合に向けて6カ月準備してきた。全てやり遂げた。今僕は元bellatorウェルター級王者、そして今日からはPFLウェルター級王者だ。これで十分かもしれない。これが最後の試合だと思う。

(本当か?)この試合前から考えていたんだ。これが最後の試合になる。もしこのタイトルを獲れたら、最後の試合だって。キャリアを始めた時、僕はチャンピオンになることを考えていた。ここであらゆることをトレーニングするのに多くの時間を費やすなら、俺に何が必要なんだ? 僕は29歳。それで十分だと思う。ドバイのファン、ドバイに言いたい。僕はここで3度戦った。毎回勝利を収め、皆に感謝している。友よ、兄弟よ、ありがとう。パキスタンよ、サウジアラビアよ、ありがとう」、そう語り、ケージを降りた。

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