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2026年2月7日(土)UAEドバイ・コカ・コーラアリーナにて『PFL Dubai: Nurmagomedov vs. Davis』が開催された。新たにランキングが制定された同団体のメインとコメインで2つの王座戦が行われ、ライト級王者ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)が、25年トーナメント王者のアルフィー・デイヴィスに3R 一本勝ちで王座防衛。戦績を21戦無敗とした。

【写真】PFLドバイ大会を視察したRIZIN榊原信行代表とチャーリー柏木氏。
さらに、ウェルター級王座決定戦で、ラマザン・クラマゴメドフとシャミル・ムサエフによるロシア・ダゲスタン無敗対決が組まれ、クラマゴメドフが5R 判定3-0でウェルター級王座についた。試合後、クラマゴメドフは「これが自分の最後の試合になると思う」と引退を宣言した。
またRIZIN王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)と、PFL2024年王者ティムール・ヒズリエフ(18戦無敗)との対決の可能性を榊原CEOが示唆しているフェザー級では、3位のヘスス・ピネドを1R TKOに下したサラマット・イスブラエフ(カザフスタン)が10戦無敗とし、存在感を示した。
▼PFL世界ライト級選手権試合 5分5R ※選手名から前戦
〇ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)王者 21勝0敗
[3R 4分41秒 肩固め]
×アルフィー・デイヴィス(英国)挑戦者 20勝6敗1分
PFLライト級タイトルマッチ、5分5R。
ダゲスタンのウスマン・ヌルマゴメドフはMMA20勝無敗。兄がウマル、従兄弟がハビブ。2024年9月の前戦で最強挑戦者アレクサンドル・シャブリーを5R 判定で下し、2度目の王座防衛に成功。Bellator王者からPFL王者にスライドし、25年1月の前戦でポール・ヒューズに判定勝ちで王座防衛。27歳。
英国のデイビスは、25年のPFLトーナメント1回戦でクレイ・コラードを1R 右バックエルボーからの連打でTKOに下すと、25年6月の準決勝で元Bellator王者で昨年のリーグ戦準優勝のブレント・プリマスに判定勝ち。25年8月の決勝でウスマンとチームメイトのガジ・ラバダノフに判定勝ちで優勝を決めた。PFLライト級2位。33歳。
The champion Usman Nurmagomedov walks out for his title fight against Alfie Davis. 💪#RoadToDubai | LIVE NOW | 📺Streaming on the ESPN App: https://t.co/dT2Kk7I7VV pic.twitter.com/g8Y3HUfb14
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Alfie Davis is feeling loose and is ready for war. 😤#RoadToDubai | LIVE NOW | 📺Streaming on the ESPN App: https://t.co/dT2Kk7I7VV pic.twitter.com/kazl4T7H4D
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コール時にドミニクステップから前蹴りを見せた挑戦者デイビス。対する王者ウスマンには、大きな歓声。
1R、中央を取るオーソのウスマン。サウスポー構えになるデイビスに右の蹴りから。デイビスは左ミドルを見せる。ウスマンもスイッチからオーソで右カーフ、さらに右前蹴りを腹に突き、左ハイをガード上に突く。右ハイも蹴るウスマン。スピニングバックキックも。かわすデイビスだが、蹴りで圧力をかけるウスマンは右フックも。
左にサークリングするデイビスの入りにダブルレッグのウスマンを差し上げるデイビスは体を入れ替え。ウスマンが再び入れ替え小外刈テイクダウン! ハーフのデイビスは下から抱きつき。パスガードを狙うウスマンは細かいパウンドを頭に突きヒジ。下のデイビスの足関節狙いに立ってホーン。
2R、サウスポー構えから入るウスマン、オーソにして右ミドルハイ。さらに足を触るフェイント。右の蹴りを関節、カーフと蹴り分けるウスマン。デイビスはなかなか入れない。二段蹴りの動きからスイッチして左オーバーハンドを見せるデイビス。ウスマンは右ハイをかすめるもスリップ。すぐに立ち上がる。
左ハイをガード上に返したデイビス。ウスマンは変わらず蹴り主体で立ち合い、デイビスの大きな左右フックをスウェイでかわす。右三日月蹴りを腹に突き、右インローも当てるウスマン。デイビスの右がかすめるが、ウスマンは右ミドルハイを届かせる。
Things are heating up in the Lightweight World Title! 🍿🔥#RoadToDubai | LIVE NOW | 📺Streaming on the ESPN App: https://t.co/dT2Kk7I7VV pic.twitter.com/ZIYrWmyIAx
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デイビスのスピニングキックをダックでかわしたウスマン。さらにデイビスの左もかすめるが、ダブルレッグに入る。ここは切ったデイビス。左のスーパマンパンチを見せるが、ウスマンはかわして圧力。さらにサイドキック。デイビスは半身構えからかかと落としを見せ、蹴りで押し戻すも触らせないデイビス。
3R、左ロー、左の突きを放ったデイヴィス。バックステップでかわしたウスマンの蹴りがローブローに、再開。
左ハイのデイビスの軸足の右足を蹴ったウスマンはダブルレッグへ。脇を潜ろうとしながら正対したデイビスをテイクダウン。バタフライガードからクローズドに変えたデイビスは下から抱きつき。ヒジで剥がすウスマンは上から中腰で脇腹にパウンド。左ヒジ、右のパウンド。首を抱き寄せるデイビス。ブレーク。
スタンド再開。圧力をかけるウスマン、互いに左の蹴りが交錯。ウスマンの左に右を内側から合わせたデイビス! しかしウスマンも右ボディストレートを突く。デイビスの踏み込んでの左ストレートに右ヒザを狙うウスマン。デイビスは左前蹴り。バックステップでかわすウスマンは、右前蹴りを腹に。さらに鋭い右ミドルハイ。
左にサークリングするデイビスに、右で飛び込むウスマン。そこに左カウンター狙いのデイビスは左ハイもかわすウスマン。ムエタイのリズムで両手を小さく上下させながら近づくと、デイビスの右の踏み込みに右を狙う。
左ミドルハイを腕に蹴るデイビスに、ウスマンも右ロー。ケージに詰めて左の前蹴りのフェイント。そこに左のカウンターを狙ったデイビスのパンチを潜ってダブルレッグに入ると、右差しから左に移動してデイビスの右脇を手繰りバックに! 仰向けになってバックよりガードを選んだデイビスはハーフ。
ウスマンはデイビスの左脇を潜って肩固め狙いからバックに。左脇をすくったまま右の二の腕とクラッチして絞める=ルオトロチンで絞めるとデイビスが失神した。ウスマンが王座防衛に成功。
試合後、ハビブ、ウマルらから祝福を受けたウスマンは、「僕の第二の希望」とドバイと子供たちに感謝の言葉を語ると、「みんなのサポートが必要だ。これが本当に大きなエネルギーを与えてくれる。まず第一に『アルハムドゥリッラー(すべての賛美と感謝はアッラーに)』。つまり僕の計画はシンプルだったんだ。パッドを使った練習、レスリングやグラップリングの練習をして、フィニッシュは自然と来るって感じで。正直今は右腕が得意だけど、今日は左で極めたんだ。ちょっと驚いたけど、すごくタイトに極めた。
(次は?)前回の試合後は家族と過ごす時間すら取れなかった。チームを応援しにアメリカへ行き、戻ってすぐにトレーニングキャンプを始めたから。ハンバーガーとコーラを食べるだけじゃない、言っておくけど、今日は父がここにいてくれるんだ。本当にありがとう。この人生で私が持っているものはすべて、父のおかげだ。そしてチーム。正直、家族というより、僕らは互いを支え合い、ジムで成長しているんだ」と語り、父にベルトをかけ、AKAのハビア・メンデス代表らとハグをかわした。
USMAN NURMAGOMEDOV CHOKES OUT ALFIE DAVIS TO DEFEND THE TITLE 😱🏆#RoadToDubai | LIVE NOW | 📺Streaming on the ESPN App: https://t.co/dT2Kk7I7VV pic.twitter.com/8CZn9bJScR
— PFL (@PFLMMA) February 7, 2026
AND STILL UNDEFEATED!
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Usman Nurmagomedov retains his PFL Lightweight World Title 🏆#RoadToDubai | LIVE NOW | 📺Streaming on the ESPN App: https://t.co/dT2Kk7I7VV pic.twitter.com/QYpEBah2b0
また、試合後会見でウスマンは「アルフィー・デイビスではなくイリア・トプリアやアルマン・ツァルキヤンがPFLドバイの対戦相手だったら?」と問われ、「私のグラップリングとサブミッションの技術は、誰が相手でも通用すると確信しています。最終的には私がチョークか関節技で一本を奪うことになるでしょう」と語っている。
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