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【PFL】ヌルマゴメドフがヒューズのバックを奪い判定勝ちでライト級王者に。アンダーソンがヤクシムラドフを完封ライトヘビー級王者に、ペティスがマゴメドフにまたも逆転の一撃! コーガンがウィルソンをTDパウンドで13戦無敗に、カートライトが元UFCロクラン下す、泉武志がPFL2戦目で初白星!

2025/10/04 00:10

PFL Champions Series 2: Nurmagomedov vs. Hughes 2 速報

▼PFL世界ライト級王座決定戦 5分5R
〇ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
[判定
3-0] ※50-45, 49-46, 48-47
×ポール・ヒューズ(アイルランド)
※ヌルマゴメドフがPFLライト級王者に

 1R、サウスポー構えから入るヌルマゴメドフは右サイドキック。オーソにスイッチして右カーフ、左回りでスイッチをしてジャブ&右ロー。

 オーソのヒューズはジャブをもらいながらも関節蹴り。ヌルマゴメドフは首相撲ヒザも突き放すヒューズ。オーソかた左インローのヌルマゴメドフ。ローブローに中断。ヒューズは立ち上がり再開。
 サウスポー構えから左ミドルのヌルマゴメドフ。オーソになり左ミドルも左の蹴りがローブローに。再開。右インローで前に出るヒューズにダブルレッグテイクダウンのヌルマゴメドフは背中に乗り、ボディトライアングルからおたつロックに!

 亀になり前に落とそうとしたヒューズについていくヌルマゴメドフはリアネイキドチョーク狙いも座ってずらして正対し、離れたヒューズ。ゴング後も両者は額を突き合わせる。

 2R、左ジャブのダブルから入るヒューズ。ヌルマゴメドフは左ジャブ。ヒューズが中央を取り、右ローから左ジャブのダブル。ヌルマゴメドフはも右ロー。左フックはヒューズがダックでかわし、右ボディストレート。右ハイはかわすヌルマゴメドフだが、互いに手が出なくなる。

 詰めるヒューズにジャブから組んでヒザのヌルマゴメドフ。突き放すヒューズは左右フック。サークリングでかわすヌルマゴメドフは、ヒューズの左ジャブの打ち終わりに組んですぐにバック。

 スタンドで右足をかけると後方に崩し。倒れないヒューズに首相撲ヒザも、ヒューズが左右で前に。さばくヌルマゴメドフに今度はヒューズが首相撲ヒザ。さらに二段蹴りを腹に。

 3R、サウスポー構えになるヌルマゴメドフ。ヒューズの右ローをかわす。オーソにするうヌルマゴメドフを右ローで詰めて左右ボディ、フックで詰めるが、ヒザを打つヌルマゴメドフ。右ストレートも。

 中央でから追うヒューズ。ダブルレッグのヌルマゴメドフを切ったヒューズの詰めにヒザを狙うヌルマゴメドフ。左ジャブのヒューズだが手数が減る。ヌルマゴメドフは左ジャブをかすめると、ヒューズの左を蹴りをかわして左ミドル。

 ヒューズはボディ打ちから顔面に。ここで一瞬動きが止まったヌルマゴメドフだが左右にサークリング。左右ボディ打ちのヒューズの打ち終わりにダブルレッグ。背中を見せて片ヒザ立ちでヒューズは凌ぐ。ヌルマゴメドフのラウンドに。

 4R、先に前蹴りのヒューズ。ヌルマゴメドフは左右ローを前蹴りに。左ジャブから右ローを当てるヌルマゴメドフ。さらに左インローは、ヒューズの入り際で体勢低くローブローに。中断。

 再開。両手を出したマゴメドフに合わせなかったヒューズ。ニータップから組んだヌルマゴメドフ。すぐにバッククリンチから背中に乗るが、横にずらして突き放したヒューズが左ヒザ。右カーフ。ヌルマゴメドフは左ジャブ。ヒューズが前に出たところにシングルレッグからバックでリアネイキドチョークへ。すぐに中腰で足を外して落としたヒューズがスタンドで前に。

 ヒューズは圧力。ヌルマゴメドフは左回りでインカーフ。ヒューズは左関節蹴り。圧力をかけるヌルマゴメドフは右ハイ。左ロー。ヌルマゴメドフのラウンドに。

 5R、中央に出るヒューズ、右フックもダッキングでかわしたヌルマゴメドフ。ヒューズの入りに頭が当たると指摘。

 その入りにヒザを狙うヌルマゴメドフ。ヒューズの左ジャブを被弾するも、すぐにシングルレッグ、ハイクロッチで持ち上げる。すぐに体制を戻したヒューズが詰めるが、回るヌルマゴメドフはワンツーで押し戻して右をかすめる。

 組み際に首を狙うヌルマゴメドフに作らせないヒューズはスタンド打撃勝負。右ハイをガード上に。ヌルマゴメドフはシングルレッグも切るヒューズは前に。そこでバッティングとなり、マゴメドフが右目上をカット。

 再開。詰めるヒューズに回りながらジャブ&ロー。さらにシングルレッグからバッククリンチのマゴメドに、スイッチで切ったヒューズだが、ヌルマゴメドフがスタンドで回ってゴング。

 判定は、ジャブ&ローのアウトキックボクシングから各ラウンド終盤でテイクダウンからバック狙いのヌルマゴメドフが3-0(50-45, 49-46, 48-47)で勝利。ウスマン・ヌルマゴメドフがPFLライト級王者となった。

 試合後、ヌルマゴメドフは「このベルトは父に捧げる。接戦だった。ヒューズはナメてなかったけど油断したんだろう。大きなリクペクトを君に。(トーナメント優勝の)アルフィー・デイビスとはいつどこでもやる」とコメント。セコンドのハビブ・ヌルマゴメドフは「彼らはまだまだ若い。恐ろしい選手に育つだろう。最高のチームで」と語った。

 また、右目を大きく腫らせたヒューズは「必ず戻ってくる」と復活を誓った。

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